ロン・マニーの初陣
そして、その後。
なんやかんやあり、俺の友人の岡田裕太も一緒に同行することになった。
ちなみに岡田のプレイヤーネームは
田主丸
だそうだ。
そして、翌日
学校行くか…自分は朝の6時に起きルーラのアップデート情報を確認していた。
なになに
レイクアップルーラで起動するようになりました。か昔あったスマホゲーのあれじゃねーか。んっと他には、
PvP機能を少しの間中止させていただきます。か。
まぁ、やってる所見たことないからどうかはわからんな。
あとは特にはないか。まぁ、学校にルーラを持って行ってもいいらしいし、持っていくか。
その時だった自分が玄関のドアを開いた時
「よっ!」
「生徒会長さん」
「まじでそうやっていうのやめてくれ…まぁ、確かに生徒会長だけどさ、めっちゃそういう感じで言われるんだよね。最近ね。」
「やっぱ言われます?」
「ほんと名前で言ってほしいわ…」
と、そんなくだらない話をしながら学校に向かっていると
ヒヨンと岡田が一緒に来た
「いやー、おはようむっちゃ眠いわ」
と、岡田は言っていたが、ヒヨンの方は全く眠そうではなかった
「昨日頑張って運営のサーバーにハッキングしてたけど、無理だ。守りが硬すぎる」
「っていうか、まじで眠い授業中寝そーだわ…」
と、岡田は言っている
「そういえば、ガチャ見たか?新選組がピックアップだってよ。っていうか、別にいらないような気がするけれども。」
「シークレットレアの武器やムーブが強すぎるだけだ。」
「1回殴っただけでスーパーレアの必殺技並の火力を出せることができるがな。」
というくだらない話をしながら、自分はルーラを起動して新撰組ピックアップガチャを10回分引いた。
「あ」
「ん?どした」
「3番隊隊長斎藤一。一番隊隊長、沖田総司出ちまったよ…」
「ま?w」
「ま」
「てか、もうそろそろで学校つくじゃん。」
「ていうか、俺達空気なんだけど。」
そして、そんな会話をしながら自分たちは教室に向かっていった。
「じゃあ、俺らは3年の教室だからな、また後で」
「また後で岡大行くぞ」
「おん。あー、眠い…」
そして、それから時間が経ち
昼食の時間になった
4時間目の授業が終わり、メールが届いていたのでメールを見ていた
そこに書いてあったのは
あとで食堂に来てくれ。一緒に何か食べようぜ。
というメールが届いていた
で、岡田にも教えておいた
そして一階の食堂に来ていた
「きたか。」
「朝ぶりだな。」
「スヤァ…」
「1人寝てるがいいのか?」
「今日小テストがあって。まぁ、聞かされてなかったんだが、やる羽目になってな。
んで、疲れて寝たっていう」
「あー、なるほどな。」
「さて、何食べる?」
うちの学校の食堂の名物は、
から揚げデラックスマウンテン定食だ。
唐揚げ40個が付いており。
米もまあまあな量がある。
だが、味噌汁は少ない。
「唐揚げと豚肉がセットの定食でも頼むかー」
「俺のオススメはカレーだぞ。ここのカレーは絶品だ。
」
「ヒヨンお前がただカレーが好きなだけだろ。」
「じゃあ、生徒会長様は一体何を頼むんだ?」
「ラーメンだ」
「スヤァ……」
「岡田…いい加減起きろ…」
と、自分は言って背中をチョップで叩いた
「痛いじゃないか…んで、何を食べるっていう話だったっけ?えーと、どうしようかなぁ。唐揚げチャーハンセットでいいや。金渡すから買ってきて〜」
「嫌だよ。自分で買ってこい」
「あいあい」
それで自分達は食べるものを買ってきた。そしてまた席に座った
「やっぱ食堂はいつも混んでるな」
「安いし、美味しいからな。」
ちなみに食堂以外にも、焼きそばパンとかが売っている売店があるが。基本的に焼きそばパン。コロッケパン。メンチカツパンはすぐに売り切れる。
「やはりカレーはうまい。いつ食べても飽きない。」
「お前は筋金入りのカレー好きだからな。」
生徒会長の鳴上が言ってきた。
「チームをつくろうと思う。」
そう言ってきた
チームとはまぁ、どのゲームにもある、クランとかギルドとかそんな感じのものと同じだ。
限定クエストがあったりとか、そういうものだ。
「なんでまた急に?」
「いや、なんとなくだよ。まぁ、色々とバフがかかるからな。」
「なるほど」
「それでだ。青木。お前にマスターを頼みたい。」
「え?」
「だって俺やるの面倒くせえし。
別に勧誘はそんなしないし。
」
「いや、まあいいですけど」
「じゃあ、チーム名考えないといかんな。
プレデターズはどうだ?」
「なんかどっかのゲームで似たような名前があったな。」
「タ○タ○フォ○ルだっけ?」
「おい、やめろそれ以上口にするな!」
「え?あ、はい…」
「じゃあ、何がある?」
「やっぱプレデターズやろ」
「でも、何か物足りないよなぁ」
「あっ、そうだ。ロン・マニー はどうだ?」
「いいな、それ!」
「まぁ、確かに。むしゃむしゃ。いい名前ではあるな。むしゃむしゃ」
「スヤァ…」
「んじゃ、名前はロン・マニーだな」
という感じで、チーム名も決定した。
そして、それから数日後。
俺は通知を見ていた。そうすると、新レイドボスが登場するという告知がなされていた。
そして俺は真っ先にみんなに電話をかけた「通知見たか?今日の昼11時に新レイドボスが出るらしいけど、どうする?」
と問いかけた
「そりゃもちろん行くしかないっしょ」
「俺も行くぜ」
「ああ、俺も行くよ」
という感じで、レイドボスが出現する場所に向かった
「よし、準備はいいかー?」
と鳴上
「俺は大丈夫です」
「俺も」
「大丈夫だ、問題はない」
という確認をし、残り時間を見ると残り10秒になっていた。
「じゃあやりますか。ルーラープレデターズの初陣だ!
」
俺がそういうとボスが出現する時に鳴る鐘の音が流れてきた。
「でけえこいつ…」
と、そこにはものすごくでかい、二足歩行をする怪物が現れていた。
そして、俺たちは武器を取り出す
「来いブランノワール」
「さあ、行くぞ来てくれ、アルテミス」
「来い神刀義経」
「リベリオン!」
「行くぞ!」
「うん、大して強くねえな」
「スナイパースキル。ワンショット!」
「二刀流スキル。ゼクシス!」
「んまあ、結構火力出してるしな。
で、全体攻撃か面倒くせえな。刀スキル。雷切り!」
「片手剣スキル。フェンリル!」
とえげつない火力を4人で出している。他の人はどうかっていうと、そこまで火力は出していない感じだ。
「これ、ムーブつかったらどうなるんだろう。」
「やな予感しかしないんだが。」
「まぁ、使ってもいいんじゃない?」
「うんうん」
「じゃあ、使うかぁ。ウェンティス!」
そうすると、青色の球体が60個ぐらい真上から降ってきた。
「あれ、なんか想像したのとちがう…」
「あっ、ボス倒れた」
Congratulationと出てきた。
「なろう主人公の気持ちがわかったわ。」
「ここで俺、またなんかやっちゃいましたって言えばなんかそれっぽいよね、」
と、岡田に言われたので
「俺なんかまたやっちゃいました?」
といった
「何だろう、この顔めっちゃ殴りたい」
「あっ、そうそう言い忘れていたんだが。
家買ったから」
「引越しでもするの?」
「いや、そうじゃなくてだな…チームで使用するための家を買った」
「「「え?」」」
続く
また、期間が空きましたね。一体何をやっていたのかって?APEXやってました。仕方ないじゃん、楽しいんだもん。ということで、またお会いしましょう、またねー!