シークレットレア
「昨日発売されたルーラーですが。
現在、渋谷では多くの人がルーラで遊んでいます!」
俺は朝の9時に起きテレビをつけて、ニュースを見ている。ニュースでは
アナウンサーがルーラーについての感想を述べたりしている。
すると友人から電話がかかってきた。
「青木〜今日休日だからルーラで遊ぼうぜ!忘れてたとは言わせんぞ!」
と、友達の岡田から電話がかかってきた。
今日は学校の振り替えの休みで遊ぶ約束をしていたのをすっかり忘れていた。
「忘れてないよ、忘れてない。渋谷だっけ?」
「おん!」
「んじゃまた後で」
そう言って俺は電話を切った
「はぁ、行くか…」
と、そんな独り言を口にして自分は家を出て行った。
数十分後
「ごめんな、少し遅れた」
「なんでよんだ方が遅れるんだよ」
「まあ、それはうん、仕方ない仕方ない、そういえば10時からボス攻略が始まるらしいよ。」
「なんやそりゃ」
「最大30人の人とボスを攻略する。ちなみにランキングポイントが結構貰えるらしい。」
なるほど、なかなか良さそうだと思いながら一つ忘れていたことを思い出す
「俺武器何も持ってねぇ。」
「え?ムーブは?」
「持ってない」
「じゃあ、さっさとガチャ回せ!」
「わかったから…えっと、ポチとな」
そうすると。金色と虹色の光が出てきて。
シークレットレアと出てきた
「なんだこれ」
と、俺は言った
「うん、どうした?」
「なんかシークレットレアの武器が出たんだが。ちなみにムーブも出た。」
「シークレットレア?そんなんないと思うんだけど.ガチャの排出率のところにも、レジェンダリーまでしかない。」
「………」
「………」
「これ、ヤバくね?」
「っていうか、もうあと1分で始まるぞ!」
「あっ、まじか、さっさと準備しないと。」
「おいおい、残り10秒!」
そうすると、周りの人達が、カウントダウンをし始めた
「5.4.3.2.1.0.!」
そうすると、ブザーがなり。大型モンスターが出てきた。
「ここにいる全員が初めてだから。緊張しなくてもいいんやで」
「そういうお前こそ緊張してるじゃないか」
「そんなことはない!」
そんなくだらない会話をしてると、他の人達がボスにダメージを与えようとしていたので、自分たちもすかさず武器を取り出した。
そして岡田が言葉を発した
「リベリオン!」
なるほど、口にしていう系かと思いながら自分も口にした。
「来いブランノワール!」
すると岡田が急に喋り出した
「えっ、二刀流?そんな武器ないはずだぞ…?」
「まあいいや、とりあえずボス攻略しようか」
「そうだな。」
そして、自分達は走り出し前線に出ていた。
「遅い!二刀流スキル空間殺法、一閃!」
「片手剣スキル。フィールドエンド!」
そうやって自分達は技を何発も打ち込んでいる
「一向に倒せる気がしねぇ…」
「そこの君たち少しどいてくれ!
霊刀スキル海龍切り!」
そうすると、目の前の男はHPを残り1ミリだけ残した。
「さあ、早くお前の手で倒せ!」
自分もなんとなく察し。最後の攻撃を入れた
そうすると、ウィンドウが出てきて、
ラストアタックボーナスと出てきた。
「君のその武器…ちょっと君、こっちに来てくれないか、あとそこの友達くんも」
「あっ、分かりました…」
そして、自分たちはカフェに案内された
「君のその武器シークレットレアの武器だろ?」
「え、あ、はい…」
そして俺はボスを倒した。
ボスを倒し終わると、ウィンドウが出てきてラストアタックボーナスが貰えた。
どうやら現実で黒のコートが貰えるらしい。
「はじめまして。」
とさっき攻撃を与えた男が挨拶をしてきた。
「君、シークレットレアを持っているだろう?少し話を聞いてくれないか?」
と急にそんなこと言われた。
「どうする?シークレットレアについて俺が知ってる情報を全て提示しよう。ちなみに俺もシークレットレア保持者だ。」
自分は聞きたかったので、素直に
「聞きたいです」
といった
「オケ。わかった。まず、シークレットレアは全世界に君と僕を入れて3人しか持っていない武器そして、ムーブだ。
俺は霊刀 妖刀 神刀だ。君は二刀流。そして、韓国人のハッカーのクリプトだ。
あいつの武器は銃。AR,SR,まぁ、とりあえず基本的な銃は全部使えるらしい。」
「は、はぁ…」
「つまり、君はなろう主人公ってことだ。
今のところ刀と二刀流が一番強い。有名アニメでもあるじゃないか二刀流。」
「あのー、すいません、名前を…」
「あっ、ごめんごめん言ってなかったね。俺の名前は 鳴上陽斗 だ。お前達の学校の生徒会長だ。
」
うちの学校は特別で。定時制とかではないのになぜか4年間通学しなければいけない。
生徒会長は3年生と4年生が生徒会長になることができる。
そして多分この人は3年生だ。
「俺の顔を見たことはあるんじゃないか?あっ、そうそう、俺のユーザーネームは吹雪だ。
そうそう、クリプトが今このカフェに来るとか言ってたから、ちょっと待っててくれ。ちなみにクリプト
本名キムヒヨン。
あいつはうちの学校のパソコン部だ。」
「おい、来たぞ。」
と見知らぬ男が声をかけてきた
「あっきた。紹介しよう、コイツがクリプトだ。」
「よろしく、で、君のユーザーネームは、なんだい?」
「ガラハッドです」
「なるほど、いい名前だ。円卓の騎士だったっけ?んまあ、俺はそこら辺の知識は全くないからな。
」
「シークレットレア保有者は全員集まった。
まず、今俺達が持っている情報だ。
まず、シークレットレアは必ず共通点が何個かある
まず一つ
ムーブが全員女性だっていうこと
そして二つ
武器が普通に実装しているものではないもの
そして三つ
えげつなく強い
そして四つ
ムーブは普通のAIではないこと
そして五つ
最初のチュートリアルガチャで出てくるということ。何か質問は?」
「普通のAIではないってどういうことですか?」
「それは俺から話そう。ちょっと運営相手にハッキングを仕掛けたんだがな。普通のブームはそこまでいいAIではないんだ。ま、普通に高いやつではあるんだがな。
だが、このムーブに搭載されているAIは、まるで人のようだ。」
「それはつまり…」
「人間が使われてるっていう可能性もある、まぁそれはめったにないことだろうそれは法律で禁止されているからな。まぁ、結構前に何10人も捕まって大変なことになっていたからな。もうやる人はいないんじゃないか?」
「んなるほど」
「ちなみに俺のムーブはクレアだ。そして、この生徒会長様のムーブはアリアだ。君のムーブは何だ?」
そういえば今まで見たことがなかったと思い、自分はムーブを召喚させた
「来いウィンティス」
「初めまして僕はウィンティスって言うんだ、よろしくね。」
「ボクっ娘か?」
「だな」
「だな」
「だな」
「あっ、そういえば一個言い忘れてた。
ムーヴはな、人の性癖によって変わってくるらしいぞ」
「あ…」
続く!