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このささやかな幸せがたまらない

 今日は大晦日とあって、贅沢な時間を過ごしたい気分だったので、以前録画していた「イーグルアイ」という映画を見ることにした。

 そう、私には何も気負わず、何も意図することなく時間を過ごせる映画鑑賞こそ、日々の生活の中のご褒美なのだ。

 そんな今年最後の映画が、思いのほか「当たり」の作品だったので、是非皆さまにも見ていただく、紹介をさせて頂こうと思う。 

 

 押さえておきたいあらすじはこうだ。

 

 コピー販売店に努めるジェリー。アパートの賃料も停滞する安月給の日々だが、同僚とカードをするなどそれなりに楽しい生活を送っている。

 そんなある日双子の兄が亡くなったことを知らされる。悲しみに沈むジェリーに、ある日送り主が不明の荷物が大量に届けられる。不信に思い中を開けると、拳銃、自動小銃、化学薬品などが入っていた。呆然とするジェリーの携帯が鳴り、女の声で命令される。

「30秒後にFBIが部屋に来る、急いで逃げなさい。」

 理解できないジェリーが電話に問いかえしていると、本当に捜査官が乗り込み、連行されてしまう。

 

 場面は変わり、シングルマザーのレイチェルは、子供を演奏会に送り、友達とバーでお酒を楽しんでいた。そこに非通知で電話が鳴る。女の声で「子供を返して欲しければ、北角にある黒のポルシェに乗れ、キーはついている。」と命じられる。外に出たレイチェルがビルの広告画面に目をやると、わが子の姿が映されていた。

 

 一体女の正体は誰なのか。

 そしてジェリーとレイチェルはどういう事件に巻き込まれようとしているのか……。

 

 主人公はトランスフォーマーでも主役を演じたハンサムな若手俳優。

 レイチェル役もどこかで見た顔だ。

 物語は二人の逃走劇を中心に動いていくのだが、女の声の主が謎を呼び、ド派手なアクションも加わって、画面から目が離せない。

 中でもわくわくしたところが、車を廃棄する工場に逃げ込んだら、なんと巨大なUFOキャッチャーのような機械に車を鷲掴みにされて放り投げられたり、飛行場の荷物仕分けの動くレーンに荷物と共に流れながら追手と格闘をしたりと、アトラクションに乗っているような気分。

 サスペンスフルなアクションがお好きな方にはぴったりだろうと思う。

 

 そしてこの随筆が今年の最後の書き納めとなりそうだ。

 一年に一度の節目に、このパッとしない作者のエッセイに目を通された方に感謝したい。

 

 良いお年をお迎え下さい。

 食べすぎにはご注意を。

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