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人狼夫婦と妖精 ツインズの旅  作者: 冬忍 金銀花
第一章 駆け出しのハンザ商人 オレグ
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第67部 ドイツ・ハンブルク


 1243年8月2日 ドイツ・ハンブルク


*)その後の織り機と絹糸 


 グダニスクに居るかもしれないマクシムを訪ねていく。事前に知らせていたから居ると思っていたが、


「はい、マクシムさまはお留守でございます。なんでも……。」

「あぁ、ドイツに行っているんだろう?」

「はい、さようです。もしや、オレグさま?」

「おう、そのオレグという者だ。俺の注文の織り機の購入に行っているのだろう? でだ、いつ帰る予定だい。」

「はい、本日の予定ですが帰宅の連絡がありません。ですので、早くても後二日先になります。ですが、……。」

「未定という事だな。」

「はい。」

「俺が来た、という事だけ知らせておいてくれ。俺もドイツへ行ってくる!」


 オレグはそう言ってマクシムの事務所を出てきた。


「居なかったね!」

「マクシムさんは、ドイツへ何しに行ったのかな。」

「きっと俺の注文の織り機の買い出しだろう?」

「でもさ、オレグ。マクシムさんの連絡が遅いのは気にならないの?」

「車輪がパンクして動けなくなったとか?」

「もうオレグったら、そういう事はあり得ないでしょうが……。」

「んだな。」

「それで?」

「んん?」

「オレグ、言う事はないのかしら?」

「ドイツのハンブルクでアップルパイを食べに行こうか!」

「さんせ~い!!」


 と、銘々が適当に話している。


 ドイツのハンブルクのマティルダを訪ねる事にした。


「着いたよ、オレグ。もう目を開けてもいいよ!」

「ほ~っ!」


 ハンブルクのやや郊外の農村だったが、少し様子が違うのだ。妙に都市の資本が入っている感じがする。道が広くなっていた。


「なんかこの前と違くね~か?」

「そうなんだ、気のせいじゃないのね。」


 前回の訪問は、三月十七日。おおよそ半年が過ぎたくらいだ。僅か半年で木製の橋が石造りになるはずはない。道も拡張されるはずもないのだが。



「新しい家の農家も多いよね。この道でいいのかな。」

「ハンブルク中心から真東に行った所だから、やっぱ、この道で間違いないわ。」


 心配するソフィアにリリーが答えている。


「あぁ、ここでいいよ、向こうに見える大きな森は変わらないようだ。……だからこの先の曲がった所を、森の先を左に入る……。」


 二人の記憶よりもオレグの記憶が優れていた。五百m先に朽ちた農家が二軒が在った。



「ここだね。右の集落の先だったから間違いは……? ないよ!」

「入ってみようか。」


 リリーが先に入っていく。オレグは家の様子を見て入る。ソフィアはいやいやながらに入ってきた。


「俺は絹糸がたくさん有った納屋を見てくる。」

「じゃぁ、私はお姉さまとこの農家を探してみるわ!」

「ゴホ! ゴホ! ゴホ!」

「まぁ~、わざとらしいお姉さまですこと!」

「フン!!」


「ゴホ! ゴホ! ゴホ!」

「あ~ら、リリー。マスクはしないのですか?」

「プン!!!」


「ヘ~クション! ヘ~クション! ヘ~クション!」

「あらあら!」 「まあまあ!」


 三者三様! 大変だった。たまりかねたオレグはリリーを呼んだ。


「すまない、先にここの埃を吹き飛ばしてくれないか。あの長持ちが在る所だ。この前はあの長持ちの中に絹糸が在ったんだ。」


「う~ん、いいけれども、この納屋は全壊になりそうよ!」

「雨漏りがしていないんだ。大丈夫だろう?」

「そ~かな~!」


 疑心暗鬼のリリーに対してソフィアは外で、


「リリーきっと大丈夫よ。思いっきり埃を吹き払いなさい。」

「お姉さまがそう言うならば、……。」 「フュ~!! は~、フュ~!!……。」

「バキ、バキ、ドカ~ン!」


「オレグ、済んだわ。後は頑張ってね!」

「おう、あり……。」


 空の長持ちは埃と一緒に飛んでいった。壁や土間に在った諸々も飛んでいく。あっけに取られたオレグは言葉が続かなかった。次の言葉が落胆していた。


「柱と屋根だけか~。」 


「ゴホ! ゴホ! ゴホ!」

「ヘ~クション! ヘ~クション! ヘ~クション!」

「ケラケラ・・・!」ソフィアが笑う。


「そうね、明るくなっていいわね!」

「てやんで~!……、……、在ったぜ!」


「えぇ!なに、なに?」


 いの一番に駆け寄るソフィア。リリーは大きく吸った息に埃が混じっていて咳き込んでいる。ゴホ! ゴホ! 言いながら顔はオレグに向いていた。


「リリーありがとう。」「ゴホ! ゴホ!」

「長持ちの下に隠し倉庫があるようだ。このドアを上げてみるな。」

「うん、ワクワク! ドキドキ!!」「ゴホ! ゴホ!」


 オレグが開けたドアの下には、絹糸と小さな箱が在った。


「リンテルンのシャウムブルク城、ゾフィーを訪ねよ!」


 という書置きがあった。


 ゾフィーとはマティルダの娘のことであるが、分かるのはまだ先の事になる。ゾフィーは1240年に生まれていて今年で三歳になっている。


「マティルダさんの娘かな。今はリリーと一緒になったゾフィと同じ名前だ。」

「ソフィア、何か関係があるのかな。」

「大有りよ、きっと人狼の巫女だわ!」


「そうか、だったら、マティルダから調べる必要があるな。」

「リリーまた境界の魔法を頼む。」

「ゴホ! ゴホ! ゴホ!」

「おう、すまね~な。」

「ゴホ!」


 絹糸を全部収納した。


「ミシミシ! バキバキ! ドスン!」

「ほえ~ぇ~!!」



*)スクウェアダンスの二人


 リンテルンは暖かい街だ。冬は九州の福岡県、夏は北海道よりも遥かに涼しい十五~二十五度くらいだ。ヴェーザー川の化石湖が多数存在する、森と川の盆地になる。雪はほぼ降らない。


 ハンブルクから南西に約二百k行った所にある。森と湖の綺麗な街だ。


「オレグ、リンテルンにはどうやって行くのよ。」

「そうだな~一度出直すか?」

「ダメよ、せっかくハンブルクに来たのですもの。途中で調査を止めるのはしゃくに触るわ!」


 ソフィアはリンテルンに行きたいという。オレグは嫌な感じがするのか、気が進まない。リリーは中立で行く方法を心配していた。



「なぁリリー。リリーの魔法でも無理だろう?」

「そうね、少しずつ空を飛んでゲートを開いて進むしかないわ。」

「馬車を買うとか、出来ないかな。」

「いや、そんな金は出せないよ。どこで襲撃されて奪われるかも知れないよ。」

「お姉さまが出てくる可能性が高いですわよ!」

「そうね、リリーを餌にして置いて逃げるのが、最良よね!?」

「わ~お姉さま、ひど~い。」


 リリーはそう言いながら本来の妖精の姿に戻って空高く飛んでいった。


「オオカミが出る森が長く続くよな。どこか旅行集団がいないかな。あれば便乗させてもらえるかも知れないしさ!」

「そうね、そんな都合よくは行きませんでしょうね。」

「たぶん、うまく行くさ!」

「まぁ! オレグったら。調子がいいのだから。」


 高く舞上がっていたリリーが下りてきた。


「オレグ、お姉さま。南西にブレーメンが在りますわ。あの街まで行きましょうよ。そうすれば、リンテルンへ行く商人も居るかもしれないわ!」


「そうか、直接向かわずに一度ブレーメンに寄って情報収集しながら進むか。あそこはハンザ都市だから地方への行き来も多いし、ヴェーザー川も運河として開けているから船に乗ってでも行けるだろう。」


「そうね、ここは初心に戻って、グダニクスから始めた旅の続きをしましょうか。オレグはもちろん賛成だわよね?」

「それがいいだろう。ハンザ商館に寄ればリンテルンの情報も、旅行手段の情報もきっと入るだろう。」


 ブレーメンに着いてオレグはハンザ商館の在りかを尋ねた。老人は、


「旦那! ハンザ都市になるのはまだ先になりますぜ! あと百年後にまた来て下さいまし。」

「そうか、ありがとうよ。序でだがリンテルンに行きたいんだ、何か交通手段はないだろうか。」


「あぁ、国際貿易のブレーマーハーフェン港湾へ行きなされ。戻り船が在るで。」

「そうか、ありがとうよ。」

「で、あんたらはどこに泊まる予定で?」


「まだ未定だ。ハンザ商館があれば訊きたかったのだが。無いならばしょうがないわな。オヤジ、どこか知っているのか?」


「ありますよ。俺の息子が宿屋をしています。付いてきなされ!」

「頼むよ。出来るだけ安くな!」

「簡単でさぁ、旦那だけ馬と寝れば安くなります。」


「キャッハッハ~、きゃは!」


 ソフィアは老人の言葉が可笑しくて大声で笑い出した。リリーは付近の探査で危険が無いか見渡している。


「まぁ、能天気なお姉さまだこと。羨ましいわ!」


「リリーここはいいから先に宿屋へ行こうか!」

「うん、アップルパイね!!」

「俺も腹が減って、頭がクラクラしだしたよ。」

「あんたたちも、グーだね。」


 ソフィアは右手でグーを作ってオレグの前に差し出した。


 オレグはジイさんに、


「なぁ、あんた。この街の肉は何が美味いんだい?」

「ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ、になるな~。」

「へっ!?」

「なんでも、ロバはにかわがたくさん輸出されるんで、ロバの肉が一番多いんでさ~。」

「そうか、中国がロバの皮を大量に買い漁っているものな。当然だろう!」

「そうでもありません。ヴェーザー川の船引にもロバが使われますので、老婆はすぐにお役御免で絞められてしまいます。」


「老婆、ろうば、ろば、ロバ?」


 ソフィアが気にしている様子だ。


「では、他のイヌ、ネコ、ニワトリはどうなんだい。」

「旦那、主に中国辺りに送られますね。」

「ほれ! ロバと他の動物の像が在りますやろ?」

「あんた、何世紀の生まれだい?」

「イヤですよ、旦那。同じ十九世紀でしょうが。」


 三人は宿屋に着いてオヤジギャグに疲れて倒れ込んでしまった。気を取り直してパブへと行った。


「ソフィア、すまない。また、例の手段で頼む。」

「もう、いやよ。リリーに頼んで!」

「お姉さまは疲れて色気が、食い気になっていますわ。ここはリリーのはち切れる若さで、水夫を釣りますね!」

「ここにも、ボブみたいなお調子者が居るといいね!」

「お姉さま、見ててください。」


 リリーは酒場の檀上でポーランドの民謡を唄って踊ってみせた。はち切れる声援にソフィアは脱帽した。


「あんた! いつ唄と踊りを覚えたのよ。」

「お姉さまもご一緒に、スクウェアダンスを踊りましょう?」

「オレグも行くのよ。さ、早く。」

「ギョェッ!!」


 二人のミニスカートがひらひらして可愛かった。


「年寄りはひっこめ~!」「ヒュー、ヒュー!!」


 オレグはすぐに席に戻り鑑賞する側になった。二人が席に戻る頃には、遠巻きに人の山が出来た。


「よう、姉ちゃん。どこから来たんだい。」

「私たちリンテルンに行きたいの! どなたか乗せて行って下さらないかしら。お礼は弾みますわ!」

「おう、姉ちゃんの胸のようにかい?」


「ばこ~ん。」

「ふん、なによ。私には弾む胸は無いのよ! 悪かったわね。」


 ちなみに男を殴ったのはリリーの方だ。ソフィアの胸はストーン!!


 この一撃で冷やかしは消えてしまった。体格のいい船頭を残して……。


「おう兄ちゃん。リンテルンに行きたいのかい? 俺はハーメルンに行くから乗せてもいいぜ。」


ハーメルンはリンテルンの先の都市になるのだ。だからリンテルンは通り道になる。


「あぁ、それはいい。ちょと、あそこの城に行きたいんだ。」

「あの城になんの用があるんだい。行かない方が身の為だぜ!」


「へっ?」「なんでだ!」「化けもんが出るとか?」


「おう、知らないなら、いいのさ。明後日には船を出すから、港に来な!」

「おう、頼むよ。俺は、オレグだ。よろしくな!」

「おう、俺はボブと言うんだ。任せな!!」

「まぁ、ボブさんと言いますの! 頼もしいですわ。」


 二人はボブと聞いてくすくすと笑ってしまった。この日はこれで終わった。オレグはちゃんとベッドで寝ていますから……。


 翌日、三人はブレーメンを探索する。



*)ブレーメンの音楽隊


「あの有名な愚話があるだろう。あの話はうそだな!」

「オレグ、愚話ではないわ。寓話だよ。」

「そうだな。寓話ならいいのだけれども。あの話はドイツの悲話だぜ!」

「どうしてそういう解釈になるのさ。」


*十二世紀くらいから語り継がれている。=うそ

*ハンザ同盟でブレーメンが栄えていた。=ハンザ同盟に加入したのは

 1360年くらいである。つまり十四世紀になってだ。


*犬や猫が人の役に立つはずはない。=ペットとしての有用性のみ。

*ロバが夢を見る=没落貴族の人間が夢見たことのたとえである。


*ニワトリの存在が意味不明だが、例えばフランスから移動してくる時の

 非常食だったと思われる。=地に這う豚を食べる農奴よりも、空を飛ぶ鳥

 こそが貴族が食べる肉だ! という思考が普通だった。


*農家で金貨を数える泥棒=うそである。どうして外から見ただけで泥棒と

 判断出来るのか。

*明かりの灯った農家。=農家にはろうそくを買う金は無い。貨幣制度がまだ

 農家まで浸透していないから、買い物は物々交換だけである。


*ご馳走を食べていた。=本当である。

*金貨を数える=本当である。これは、農民が収穫したライ麦の代金を数えて

 悦に入っていたのである。

*この家が気に入り、ブレーメンには行かなかった。=領地が金になったから。


 以上です。読者の皆様もお気づきになられたと思うのですが……?


「よってだな。導き出される答えは、フランスの戦争から逃れてきた没落貴族が、収穫後の祝いの農家を見て強盗に入ったのだよ。そして金品を奪いご馳走を食べてしまう。味をしめた没落貴族は付近の農家を締めてしまったんだな。」


「オレグ、少し違うんじゃないかな。襲撃された農家とはこの地の領主みたいな金持ちの権力者の家だったんでしょう?」

「まぁ、そういう事だ。犬、猫を飼うのは貴族だけだろう。ロバは荷馬の代わりだな。」


「じゃぁ音楽隊とは、どういう意味なのよ。」

「宮廷の音楽の意味だね。移住してかの地で一旗揚げて宮廷の音楽を楽しみたい! という願望だろうぜ。」


「どうしてそうなるのよ。」


「この話を文章にしたのがグリム童話で1800年の事だぜ。なんで1200年から延々と語り継がれてきたというのも、うそ八百だぜ。どうもグリム兄弟とは同じ没落貴族の末裔だろう。その証拠に話しを聞いて回ったのところがよ? 農家ではなくてさ、都市の貴族などの金持ちの嫁さんや婆さんだというじゃね~か。」


「そうだわね。可笑しいわね。どうして農家に取材に行かなかったのかしら。」

「それは簡単な事さ。知識が無かったのさ。おそらく字も書けなかっただろう。ま、書く紙さえ無い時代が中世だもんな。」

「そうね。当時は紙や文字は貴族のものだものね。」


「ああそうだよ。金貨を数えるのは農民ではなく領主の事だろうぜ。この逸話みたいな事を言い伝えに残すのは、貴族に対してはイメージが悪いからさ。領主が泥棒と呼ばれて、貴族は動物に置き換えているんだ。」

「そうよね、農奴はご馳走なんて一生食べれなかったのだもの。だから農家というのは、やっぱりうそだよね?」


「この貴族はブレーメンに行かなかったのは、どうしてかな。」

「逃げるしか方法が無かった貴族だ、有能ではなくてバカだったのさ。きっとフランスの爵位も金で買っていたんだろう。小金こがねで満足する貴族だったさ!」


「ブレーメンが栄えたのはどうしてなの?」

「小金に満足しない有能な者が辿り着いたのだよ。この俺みたいな商人がよ!」

「ほんとかな!」

「カトリック教会の教区の中心となる司教座聖堂しきょうざせいどうを、ハンザ商人達が経済力、

 政治力をつけて、カトリック教会の世俗支配を上回る程に富を築いたのさ。」


「ふ~ん、これが1358年にハンザ都市に加盟して、1404年にはもう富が溢れてローラント像や大きな市庁舎を建てたのね。」


「そうだね、1260年には都市ハンザが造られたというじゃないか。この1243年にはもう息吹いぶきが見てとれるだろう。」


「ふ~ん、そうなんだ。」

「あぁ、物語を後世に残したのは農民ではなく貴族の修練の一環だろうよ。」

「お貴族様ね~ぇ。ご先祖さまを讃えていたのね!?」



 パブでは、


「おう、ボブ。明日からは世話になるからよろしくな!」

「おう、任しとけ!」

「リリーも追い風を吹かせて手伝ってくれないか。」

「OKよオレグ。任せて!」


 翌日、ヴェーザー川を遡上してリンテルンへと出発した。この川は蛇行が甚だしい。化石湖も多数ある。川の近くは湿地が多くて大阪の梅田=埋めた、ように埋立地が多く存在する。


「おう、兄ちゃん。今日の風は最高だぜ。この分だと三日で着くだろう。これはありえんとちゃうか?」

「それはそうだろう。幸運の女神さまが二人も乗っているものな。」

「あれはビール樽だろう?」

「はは、そうとも言うな!」

「フン!」x2



 話が大きく逸れてしまった。ボブからの悲話・秘話がある。


「穏やかなリンテルンには不向きな噂がね。」

「穏やかなんだ。リンテルンは。」


「だがよ……」


 言葉を切って、ボブは心もとなくビールを飲んでから、


「シャウムブルク城にはさ、悲話があるんだ。」

「どんな話だい。少しの事では驚かないぜ!」



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