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人狼夫婦と妖精 ツインズの旅  作者: 冬忍 金銀花
第三章 オレグvsアルデアル公
164/257

第164部 オレグ VS ヴァイキング船団


 1248年12月21日 エストニア・ハープサル



*)ゾフィの秘策


「あいつ、俺らの期待を裏切りやがって……。」


 悔しがるオレグの歯ぎしりの音が聞こえてきそうだった。ヴァンダ女王はいっこうに悔しがるふうでもない。いつものとおりの表情を見せていた。


「いつも強がっていますがあれでも人の子なのですよ。ですがヴァイキングはこちらに恐ろしい形相のドラゴンが居ると分かって直ぐには攻めてきません。どうかゴンドラを責めないでください。せめてのお願いです。」


 オレグは(ゴンドラが人の子??……あれれ?? 変だ!)と思ったが理解不能。


「そう、せめせめせめ”と言わないでください。ゴンドラは責めませんので、戻ってくるように秋波を送って下さい。」


 ヴァンダ女王はオレグの言葉に続くようなことは言わなかった。


「さ、戻りましてお舟の準備をなさいませんか?」

「ごもっとも……です。」


 オレグはリリーに経過報告と相談に行った。


「リリー大きな力を使わせてすまなかった。実は……。」

「そうですか、船団は沈みましたか。」

「いいや、ドラゴンを差し向けたが痛がって泣いて逃げていった……。」

「……・・・・?」

「だ。」

「そうですか~……。」


 リリーは熱を出して寝込んでしまう。相談して次の秘策はないかとかはもう聞けなくなった。オレグの戦法は魔女らに負うところが多い。いつも魔女に石を持たせて高い空から落とさせるのが常套手段だった。だがオレグの愚策によりその魔女たちはオーバーヒートして寝込んでいる。


「あと二時間で船が出せる。ここはボブ船長らと作戦会議だ。」


 と言いながら集会所から船のドッグに急ぎ足で向かった。船ではボブ船長が矢次早に指示をだしている。だが、誰に??。


「口論しているのか!」


 使える人間はシビルとボブ二号、それにボブ二号の妻だけである。後は妖怪や精霊、妖精のたぐいなのだからどうしようもない。シーンプと二人の娘は論外で使えない。


「だが、誰と??」


 出航の準備はボブ二号と妻が行っているとしたら残るはシビルのみ。


「意見の相違かな?」


 オレグが船に乗り込んだら、


「おう、バカが来たぜ。どうしてやろうか。」

「おいおい、なんだい。出航の準備は出来たのか!」

「それはとっくに済んでいるが、この先どうするよ。」

「そうだな、もうすぐ船は沖に出せるから、残る手段はゾフィの大砲しかない。」

「あ、ホントだ。」


 いつも精霊にくっついているから、なんの役にもたたないからと無視されていた。そのゾフィは甲板には居ない。


「ゾフィは自室にいるのか。」

「たぶんそうだろう。精霊たちはもう持ち場についているしな。」

「ならばゾフィは砲弾の準備だろう。俺も手伝いに降りるか。」


 オレグがゾフィの自室兼武器庫に入るとゾフィは胡坐をかいて砲弾を撫で回しているのだった。ゾフィの右横には砲弾の山。左には五個が転がっていた。


「おうゾフィ。今日はゾフィだけが頼りなんだ。どうだい奴らを殲滅出来そうか。俺は微力だが手伝うぞ。」

「あ、オレグ。鉄の砲弾は全部上に上げてくれ。石の砲弾は俺が爆裂の魔法を入れ込んでいるところさ。これが当たれば大きな爆発と火炎で船はいちころさ!」


「おおすんげ。すげ~な~! ゾフィ。」

「オレグはもう、ネタ切れなのだろう?」

「あぁ実はそうなんだ。海上戦はデンマークで披露しただろう? だからこの船を戦艦にしたてたんだが、魔女は潰してしまったし前のように船で体当たりはないだろう。」

「だったら海のジューラスマーテに頼めば!」

「なにを頼むんだい。あいつを泳がせて船を沈ませるとか、非力でできないと思うんだがな。」

「クーが居るだろう。あれを使えばいいだろう。海中から思いっきり跳ね上がればヴァイキングはいちころさ。でも今日は俺の試作の秘密兵器を披露するのだ。昼過ぎたら楽しみにしてな!」

「お、おう……。よろしくな!」


 オレグはリリーに頼んで港のドックのところは海底を掘らせていたが、外海からドッグに入るところは浚渫させていなかったのだ。今のように干潮では船はの底がつかえて動かせなかった。あ~反省、反省、と、口々に呟いていた。だつたらリリーにと思ってもあと三日は寝込むと本人は言うのだった。船は外洋に出しておくしかないのだろう。


「ほらほらオレグ。足が止まっているぜ。早く運べ!」


 ゾフィの叱咤激励がとぶ。だがゾフィが言うのは叱咤ばかりだった。


「お前、非力だな!」


 ゾフィからオレグにとても痛い言葉飛んでしまった。


「商人はなんでも金の力で済ませるのだから非常時には使えないんだ。少しは身体を鍛えておけ、酒と宴会はもうするな!」

「ご、ごもっともです。反省しています。」


 オレグ一人で鉄の砲弾を甲板に上げ終わった頃にようやく船が外洋に出た。今度は波で左右に揺れて鉄の丸い砲弾が転げまわってしまう。左右に前後に丸い砲弾を集めていると、


「オレグ、使えないな~!」


「シュン!」となるオレグだった。


「箱を持って上がるのが普通だろう。どうして出来ないんだ!」


 またしてもゾフィの叱咤である。


「ようよう! オレグも形無しだな。ま、しっかり励めよ!」


 ようやく激励が飛んだと思ったらバカにされていたのだった。


「オレグ、準備できたぜ!」


 ようやくゾフィの準備ができたのだった。


「オレグ腹減った。宴会を開け!」


 オレグの開いた口が塞がらないのだ。


「お前、さっきは酒と宴会はやめろと言っていたよな。」

「俺はたらふく飲んで食べなければ魔力が貯まらないのだぜ。知らないとは、」

「はい言いません。すぐに準備させて頂きます。」

「お~いリリー……!」


「オレグさん俺の女房を使っていいぞ。後は村の娘を……もう船は出ているな。今さら乗せることが……出来ない。」


 オレグに期待を持たせておいて後は海の底に落とすようなボブ二号だった。オレグは襲撃に備えて海のジューラスマーテに依頼した。


「海のジューラスマーテさま、お願いです。クジラのクーちゃんに船の護衛を頼みたいのですがよろしいか?」


「あ……それくらいは大丈夫です。大きい背中が見えているのならば……ヴァイキングも簡単には攻めてこないでしょう。ですがクーちゃんには突撃を絶対にさせませんわ。」

「は…い。」


 オレグ、シビル、ボブ二号の女房、それに火のウーグンスマーテで夕食の準備を始めた。オレグは港に向かって手招きとか両手を振ってみたら、一艘の小舟が近づいて来たのだ。


「ルイ・カーン候爵さま、食材です。それと若い娘を置いていきますので食されて下さい。」

「おおありがたい。だが娘は要らんぞ。」

「でしたら娘は連れて帰ります。」


 食材を船に上げたら娘たちは引き上げた。しばらくしてボブ船長は、


「ようオレグ。娘の手伝いがあって良かったな。」

「いいや族長は娘を食してもいいぞと言うから、要らないと言ったが。」


 ボブ船長らは少し考えて、


「バッカじゃないか! 誰が娘を食べさせる親が居るものか!!!」

「据え膳なのだろう?……あ!」

「食材は食べろで、娘たちは夕食の準備のお手伝いだろうが。お前、娘を食べるものだと思ったのかぁ? あ、あん? この唐変木が!」

「はい当然僕が悪かったです。全部私で準備させて頂きます。」


 ボブたちはさんざんオレグをバカ呼ばわりしていたが、船の全員で夕食の準備を行い『ヴァイキングの襲撃はありませんよ』と言うエレナの報告で宴会となり今日は終わった。


 族長は改めて見張りの男と朝の用意の女たちを寄越してくれたのだった。



「ドッガ~~~~ン!!!!!!」  「ひゃ!っ…!!」x?


 翌朝一番に轟音と共に一発の砲弾が放たれた。


「起きろ、襲撃だ!」

「あ、はい。襲撃ですね。それで村の連中は?」

「夜明け前に逃げて行ったさ。なにせ白夜で明るかったから!」


 村人はヴァイキングが近づくと知ったとたんに逃げ出したという。


「ケッ、使えないな~!」


 とオレグは舌打ちした。このオレグの顔を見たボブ船長はオレグに文句を言おうとしてやめてしまった。もうそれどころではなかったのだ。状況は切羽詰まったまでにヴァイキングは近くに居た。すぐさま左舷の大砲が火を噴いた。


「ドッガ~~~~ン!!!!!!」  「ぎゃ~!!」x?


 ゾフィの特製の砲弾は斯様かように大きい音を出さないと飛んでいかないのか。少し違う。いやだいぶん違う。弾は大砲から飛び出して直ぐに弾けていたのだ。


「これでは当たらないな~どうしてだ?? あ、ああんん…??」

「ゾフィさま、ゾフィさまの着火の魔力が強すぎたのでしょう。私が打ってもよろしいですか?」

「そうなのか火のウーグンスマーテ、試だ打ってみろ。」

「はい、」


 と、火のウーグンスマーテはゆっくりと魔力を込めていた。ゾフィのような強い魔力は持ち合わせていない。なにせ農家の守り火が本来の仕事なのだから。


 ゾフィはじれったいので横の大砲に火炎弾を装填、砲身に魔力を込める。今度はゆっくりと少な目にした。魔力を込め終わって、点・・。


「ドッガ~ン!!」  「ひゃ!っ…!」 


 火のウーグンスマーテの大砲が一瞬早かったのだ。驚いたのはゾフィだった。


「もう失敗したのかと思って驚いたぜ! 次は俺が、」

「ゾフィさん花火、成功ですよ。」


 と言われたので遠くを見たゾフィは、


「あ~あホントだな。花火になってれら!」


 ヴァイキングの船に当たる前にゾフィが作った弾は弾けて花火になったらしい。ゾフィが目をやった時には弾けてしまって消炎が漂っていたのだった。ヴァイキングはヴァイキングで、そうとう驚いているという報告が小さな小鳥のエレナからなされた。


「ゾフィさんゾフィさん。魔力は最初の八十%がよろしいようですよ。火の精霊さんはゾフィさんの六十%だったと感じました。」

「そうか小鳥遊。お前は遊んでいても役に立つのだな。誰かと違って。」

「エレナです、失礼ですよ。では八十パーで!」

「おう、任せろ!」


 自信をもって砲身に着火した。が・・・・・・・・。ドカン、バ~ン!


「ん~花火になったか。どうしてだろう……。」


「ゾフィさんゾフィさん。魔力はたぶん大丈夫です。ただ、弾も打ち上げの時に熱をたくさん受けますので、砲弾は海水に浸したらどうでしょうか。」

「あ~なるほど。受ける熱を逃がすのだね!!……オレグ用意しろ。」

「は~い、ただちに~!」


 オレグはバケツで海水を汲み上げて砲弾に大いにぶちまけた。


「こら、おでには掛けるな!」

「ひゃっ、すみません。……おでさま!」


 これらのやり取りを見てうふふとエレナは笑った。十分な結果が見えているのだろう。(私、先見性がありますのよ。)


 ヴァイキングの船団は目と鼻の先に来たように見える。ボブ船長が吼えた。


「矢が飛んでくるぞ~! 気をつけろ~!」

「あいよ、矢は俺に任せろ。」


 そういって左舷の前の方に陣取ったシビルは強風を起こした。飛んでくるはずの矢は船の後方へと向かい着水していく。


「どんなもんだい。屁の河童だね!」


「ドッガ~ン!!」・・・・・・「バ~~~ン!!」


 ゾフィの次の弾は見事にヴァイキングの船に命中した。


「よ~し次も命中だ~!」


 次の弾は海中で爆発しその次は船の上空で、横で、後ろで……とうとう最後まで命中しなかった。


「ちくしょう~ちくしょう~!!」

「おうゾフィ。当たらないものだな~。」


 オレグが海水の入ったバケツをぶちまけながらゾフィに声をかける。


「フン! 莫迦か。バケツをぶちまけてどうしたいんだ、オレグのアホ!」


 バケツの海水をぶちまけながら……だろう。


 一方、火のウーグンスマーテの大砲にはボブ二号が弾を込めてやっていた。


「ドッガ~ン!!」・・・・・・「バ~~~ン!!」

「ドッガ~ン!!」・・・・・・「バ~~~ン!!」

「ドッガ~ン!!」・・・・・・「バ~~~ン!!」


「ゾフィさ~ん、私の弾は全弾命中ですよ~!」

「ゲッ……どうしてだ。どうして俺の弾は当たらない。」


 ゾフィが大砲と弾を見つめて、…………小さな声で、


「アッ!」


 そして大きな声で怒鳴った。


「バカオレグ。海水をかけ過ぎだ、砲弾が滑り過ぎてずれているんだ!」

「うっひゃ~……ひゃ~!!!」


 ゾフィは大砲をオレグに向けるのだった。当然向くはずなくジェスチャーだけなのだが、オレグには十分に恐ろしかった。


「ケッケケケ・・・・。ケケケkk。」x2


 二人のボブが嗤っている。それもバカにした笑いだ。


 ゾフィは弱い火炎を弾に当てて海水を乾かしている。周りの者はそれが途轍もなく恐ろしい行為だと理解している。加熱しすぎたら砲弾は破裂、そして連鎖して船おも破裂するからだ。だったら少し隠れたくらいでは意味をなさない、はずだ。砲弾の乾燥が終わる。


「オレグ、水。」

「はいは~い、ただちに~!」


 今度は少な目に海水を掛けている。手でバシャバシャと、とても控え目だった。


 その後、ゾフィが放つ大砲はおおよそ70%が命中した。命中しなくても直近で弾ければ儲けもの。船は燃え出すしヴァイキングの野郎共は冷たい海に落ちていく。それもぞろぞろと。


「ぎゃ~敵わない、逃げろ~退却、退却だ~!!」


 ヴァイキングが放つ矢は届かない海に落ちてしまう。ヴァイキングにしてみたら蹂躙されるばかりだった。


「なぁオレグ。ドラきゅんはどうして逃げたんだ?」

「あ~なんでも足の裏に火矢を受けて痛くて泣いて逃げたらしいです。」

「そうしたら残った船も全滅だな。」

「ゾフィそれはどういう意味なのだ?」「判りやすく。」「簡単に!」


「んなの知るか。じきに帰ってくるドラドンに訊いてくれ。武勇伝が聞けるはずさ~ね。」


 ゾフィの機嫌がとても良くなった。答えの出ない冗談を言ってこの場をしめたからだが、これは普通は見られないことだ。


 船は帰港し全員で祝勝会の宴会が始まった。七人の恨みの言葉を聞きながらも”だった。ソフィア一人でリリーと魔女六人を介抱していたから八人になるのか。


 祝勝会では族長や村人も次々にオレグにお祝いを言ってくるのだった。


「オレグさま、よくもま~百%の全勝はすごいです!」

「お!」

「ルイ・カーン候爵さま、恐ろしく強いですね~さすがです!」

「ハッ!」

「プリムラ村から見下ろしてみていました。候爵さま最高~!」

「ぎぇ!」

「侯爵さまがおられましたましたので災難が逃げて行きましたです。」

「グ!」

「ヴァイキングの矢がたくさん飛んできた時はとても驚きました。全部落とされましたね。」

「グサ!!」

「オレグさま。素敵です!」

「グサグサっ!」


 ここに集まったも者はすべてがオレグの尽力だと言う。だがクルー全員による防衛が成功し、ゾフィの大砲がものをいったのだが、そのことは誰も口には出さないのだった。だから勝ったのはオレグによるものになってしまった。


 今頃になってヴァイキングが放った矢がオレグのこころに突き刺さったのか、オレグは心中居たたまれなくなったのか、


「全部俺のしたことではな~い、俺は何もできずに罵られていただけだ~!」


 ついに居心地が悪くなって本当の事を叫びながら外に飛び出していった。


「役立たずのオレグが逃げていったぞ!」・・・・「ケケケッ!!」


 そうボブが叫ぶとボブ二号やシビル、ゾフィらは大笑いでオレグを見送った。




 だから、この第164部のオレグ VS ヴァイキング船団は訂正したい。第164部 オレグ以外 VS ヴァイキング船団 に!



 それからリリーの服を着た魔女は、


「あ~伯爵さまのドジ。私はこれから毎日いたぶられてしまうのだわ……! あ~私も外に逃げ出したいわ~。あのヴァイキング使えね~!!」


 と嘆くのだった。


 宴会の終わりになってゴンドラが舞い降りて帰ってきた。口の周りを真っ黒にしている。


「がはは・・。ヴァイキングの船は全部沈めてやったぞ。」


 ゾフィはゴンドラの口元を見ながら、


「全部、焼打ちにしたのか!」

「あぁ口から火を噴いてやったぞ。全部燃えたわ~! 最高に気持ち良かった。」


 夕方になり暗くなったので村の女がローソクに火を着けようとしたら、


「ここのローソクが在りませんが、どうしたのでしょうか?」

「おうすまない。村のローソクは俺が全部食って使ってしまったぞ!」

「ええええ~~~!!!!」



 しばらくしてオレグが喜々として奇々な声を上げて戻ってきた。


「俺は金持ちだー金持ちになったぞー!」

「奇人が帰ってきた。みんな相手にするなよ。」

「おー!!」x?


 そう、オレグはコーパルばかりの海を見つけたのだった。


「俺は金持ちだ~~~!!!!」


 オレグの声は夜中まで聞こえたという。



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