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異世界から帰って来たよ!  作者: ミニスカの高校を夢見る男子
8/28

8話

よろしくです!


「ただいまー」


ふう、やっぱり自分の家って落ち着くなぁ。

さて、今から何しよう。やる事がたくさんあるが、やっぱり自分の性能を理解しておかないと怖いよな。

けど、こんな所で全力のグーパンやったら家が吹っ飛ぶ。うーん、面倒だが仕方ない。


「母さーん。ちょっと出かけてくる。なんかあったら電話して」


「わかったわ。晩ご飯までには帰ってくるのよ」


「はーい。行ってきまーす」


☆★☆★☆★☆


さてと、とりあえず人がいなくて広い場所……。わからん。適当な山でいいや。よし。


「ふっ!」


一気に加速!あんまり誰かに見られるとまずいしな。

考えた事なかったけど、今ってどれくらいのスピードだろう?これ以上スピードを出すと周りへの被害が怖い。しかし、このままでは多数の人に目撃されてしまう。そうだ、屋根の上をこえていこう。一回やってみたかったんだよね。


「ほっ、よっ!」


……

うーん、以外と楽しくないな。

あっちの世界でもっとアクロバティックな動きしてたしな。いや、景色は全く違うが。あっちは岩だらけだったし、街の中で飛び回ろうものなら『うるせえ!』って怒られる。実際怒られた。だがその程度で勇者(ぼく)が止まると思うなよ。二、三時間練習して足音を立てない、屋根に飛び乗っても音がしない歩行法を編み出した。そのおかげで、隠密スキルと忍び足スキルがレベルアップした。日々精進である。


そうこう考えているうちに家の軒数が減り、木々が増えてきた。


「さて、この辺でいいか」


先ずは魔力の確認。

魔力は現在ほぼ満タンに近い。だが、やはり周りに魔力が感じられない。これでは魔力の回復ができない。早急に解決しなければ。


次にスキル。

魔力を使わないスキル。例えば、剣術や忍び足、魔力感知。他には炎耐性とかの、所謂パッシブスキルだな。再生は怖いのでやらないが。


「先ずは剣術が一番確かめやすいよな」


その辺に落ちている木の棒を拾い、構える。神経が研ぎ澄まされるのがわかる。目標は木。いけるか?


「ハァ!」


ズババっ!

一瞬のうちに4回ほど斬りつける。それ以降は木の棒がもたなかった。木に深い傷を入れると同時に、ボロボロになってしまった。


「ふむ、剣術はそのままか。次は耐性系いこう」


こっそり持ってきたチャッカマンを使い、手を焼いてみる。

うん、全く熱くない。耐性系も本題ないな。


さて、ならステータスはどうだろう。走ってきた感じ変化はなかったが……。うん、確かめようにも危ないし目立つからやめよう。

なら魔法だ。あんまり使いたくないけどな。まあ、まだたくさんあるしいいか。必要な事だ。


「【ファイアーボール】」


火の玉を手に浮かべる。無詠唱と魔法の使用は可能か。使ってみた感じ違和感は無かった。

僕はファイアーボールを消して考える。

割とチートですわ!

……気にしない気にしない。多少隠すのがめんどくさいだけで問題ない。それよりも次が本番だ。


「アイテムボックス………!」




あざした!

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