7話
6話が短すぎでした。
鈴音のクラスは……、一のA!一年A組だ!
キーンコーンカーンコーン。
懐かしいな。久しぶりに聞いた。まさか学生なのにチャイムの音に感動するなんてな。
おっとそれよりも弁当届けないと。
そう思い、僕はステータスの力を全力で使い鈴音のいるクラスへと向かった。
☆★☆★☆★☆
「あー!弁当忘れた!」
「えー?購買で買うお金あるの?鈴音?」
「無い……。どうしよう、せっかく兄貴が作ってくれたのに……」
「え?鈴音ってお兄ちゃんいたっけ?」
「しっ!鈴音のお兄ちゃんは一年前にいろいろあったでしょ!」
「あ!ご、ごめん!すずーーー」
ガラガラガラ!
「すいませーん。このクラスに鈴音っていう子居ますか?」
『え!?だれあの人!?』『やだ!イケメン!』『髪が白いし外国の人?』
「あ!兄貴!?」
『お兄ちゃん!?』
「おーう、お前弁当忘れていっただろ。ほら」
「あ!私の弁当!ありがとう!」
「どういたしまして。じゃあ僕はもう行くから、母さん待たせてるし。失礼いたしました」
ガラガラ ピシャ!
『………』
「……えと」
『きゃー!だれ今の!?』『ねえ!今のがお兄さんなの!?』『お弁当届けてくれるって優しいー!』『羨ましいー!』
「うるさーい!」
☆★☆★☆★☆
「ふう」
あれが鈴音のクラスか。少しばかりうるせぇな…。おっと、鈴音の友だちに失礼か?まぁいいや、会うことなんてそうそう無いし、気にし無いでおこう。
さて、早く行かねば。母さん怒らせると怖いぞ。
あざした!