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異世界から帰って来たよ!  作者: ミニスカの高校を夢見る男子
5/28

5話

よろしくです!

「おはよう〜」


「ん?おはよう鈴音」


そう言って眠たそうに起きてくる鈴音。そりゃそうか。昨日、というか今日の朝まで話してたんだし。大丈夫か学校。


「え、兄貴?あ、そうだった…」


「おいおい。忘れてたのか?」


ひどいやつだ全く。まぁ一年も経ったし、急な事だったからな。しょうがないのかもしれないが。


「何してんの?」


「久しぶりに地球の素材で料理をしてみようと思ってな」


「え!マジで!?」


「そんなに喜ぶ事か?」


「だって兄貴の料理超うまいし!やったー!」


「いや、久しぶりだから期待はすんなよ」


「うん!」


絶対分かってないだろ。

さて、何を作ろうか。朝だしガッツリしたのは却下。夜更かししてるし、元気がつくもの……。

知らん。そもそも具材があんまり無いしな。シンプルにベーコンエッグとサラダでいいか。


「できたぞ」


「早!」


「そうか?ただ、野菜切って、ベーコンと卵焼くだけだぞ?」


「いやいや、後ろから見てたけど野菜なんて一瞬で切ってたじゃん」


「んー、ステータスのおかげだな!はっはっは」


「ズルいー」


「はははは、早く食べないと冷めるぞ」


「いただきます。父さんと母さんは?」


「父さんは仕事。母さんは警察とかに連絡してる。あぁ、今日からしばらくうるさくなるぞ…」


「なんで?」


「だって『一年も行方不明だった少年が奇跡の生還!』みたいな感じになるぞきっと」


「あー、まぁ頑張ってね?」


「おい他人事みたいに言ってるけどお前も何かしら聞かれるぞ」


「えー!」


「『お兄さんが帰ってきてくれてどんな気持ちですか?』って」


「めんどくさ!」


「おいおい、『凄く嬉しいです!』くらいは言ってくれよ?」


「『凄く嬉しいです(笑)』」


「おい」


「ははは!それよりもう時間やばいから行かなくちゃ!」


「はいはい」


「行ってきまーす!」


「行ってらっしゃい」


朝から元気だなぁ。さてと僕もいろいろやらなくちゃな。そういえば僕って今何年生なんだろうか。高2って扱いになるのか?それとも高1のままか?まぁお偉いさんが決めてくれるだろう。

とりあえずーーー


「眠い。寝よ」


日課の朝練も終えたし、二度寝しますか!



あざした!

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