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空を地竜が飛ぶまでに  作者: こうづき
3 夜蛍(ナナム)のごとく控えめで優しい姿
7/21

3-1 秘策

 そんなわけで、俺は休日だというのに夕方からわざわざ学校にやってきて、学校帰りのネーヤの練習に付き合い――

「論外じゃねーかコレ!」

 ――そのあまりに悲惨な飛びっぷりを前に、心の底から頭を抱えていた。

 どういうことだよ、飛び始めていきなりクラッシュって。勝負にもなってねえよ。いくらなんでも、この状況は想像してなかったよ!

 ユイルやウァズがいなかったのは不幸中の幸いかもしれない。こんな現実を見たら、きっとあいつらもさぞかし反応に困ることだろう。メリサばあちゃんくらいなら、「あらあら」と笑顔で受け止めてくれるかもしれないが。

「なんであのコースで右に旋回するんだよ! おかしいだろ!」

 動揺のあまり叫ぶ。続く俺の罵倒も、ネーヤはさらりと流して、

「あたし、本番には強いタイプだから! 明日はもっと上手くいくって!」

 と自信満々で胸を張り、両手の拳を握った。

「オマエ、今の状況が分かってんのか!?」

「わ、分かってるよ!」

 そうは言うが、どう見たって、コイツには自覚が足りない。あれから今日までの間にどんな状況の変化があったのか、それがどういうことなのか、コイツには絶対に分かってない。

「オマエは優勝候補にケンカ売ってんだぞ。誰から広まったのかは知らんが、昼間部じゃそのことが相当ウワサになってるって話だ。あの優勝候補のマリナ・リグに、夜間部の異世界人が宣戦布告した、ってな!」

「わあ、なんか照れるね」

「呑気に照れてる場合じゃねえだろ!」

 今日のネーヤは、いつもよりも頭のネジが緩んでいる様子だ。飛べるのが嬉しいのかもしれないし、この白い魔具と一緒で心強い気分なのかもしれない。しかしこの前のめりすぎるテンションは困る。どう見てもつまずいて大変なことになる未来しか見えない。

 何しろ、広まったウワサには、たった数日ですでにムダな尾ひれがついている。ウワサってのはそういうものだ。面白おかしく脚色されるうちに、ネーヤは不遜な異世界人、俺はそんな彼女に惚れた、愚かだが純朴な勤労青年……ってことになってるらしい。ウァズがどこからか聞きつけてきて、得意げに話してくれた。ネーヤはともかく、俺のことはどうでもいいじゃねえか。ほっといてくれよ。別に惚れてねえし。

「とりあえず、ちょっとそれ見せてみろ」

 俺は借りてきた工具を持ち出し、地面に腰を下ろして簡単な整備を始める。ネーヤ自身にもできる範囲の整備だが、接触の確認や妖精力のチャージ程度なら、さすがに仕事でもやっている俺のほうが、少しは手慣れていた。

 ネーヤは俺の隣に腰を下ろすと、外した魔具のフタを膝の上に乗せて、愛おしげにグレズを拭っている。放っておけば煤は雪が溶けるように消滅するが、だからと言ってそのままにしておくのは気の毒だ、ということらしい。その仕草は、相棒たる道具を気遣うスポーツ選手としては美しい姿かもしれないが……中身が伴っていないというだけで、こんなにもムカついてくるものなのか。

 残された時間はあと半日あまり。できることなどたかが知れている。その中で、今すべきことと言えば――

「仕方ねえな……とりあえず、マリナ・リグに土下座する練習をしよう」

「エルトラに土下座の習慣はないよ?」

 ――俺の完璧な提案を、ネーヤはさっくり却下してきた。

「うるせえ! 気分の問題だよ!」

 頭と胃が痛い。これはもうダメかもしれない。明日は病欠してもいいだろうか。ああ、それも一つの手かもしれない。

「どうしたの、リツ?」

「オマエはもっと危機感を持て! バージェスのクソでも食ったのか!? なんでこの状況で、そんな呑気にアホ面晒してられんだよ!」

 血の気の多い連中だらけの工房で言葉を覚えたせいか、罵りの言葉はおそろしく流暢に口を突いて出る。ちなみに、バージェスってのが何なのかはいまだに知らない。

「ったく……」

 このままでは際限なく怒鳴り散らしてしまいそうなので、ひとつ深呼吸して日本語に切り替える。

『経験もないなら、この間はどうしてあんな大口叩いたんだ?』

『い、いやあ、売り言葉に買い言葉っていうか……』

『ほーう? なるほどねえ。それは仕方ないなあ』

 仕方ない仕方ない、とうなずいてやる。

『り、リツ、なんか目が怖いんだけど……』

『誰かさんのせいでな』

 はあ、と長いため息が漏れる。

『とりあえず、マリナ・リグを倒すのは諦めろ。少なくとも明日は絶対に無理だ。どうやって誤魔化すか、それだけでも考えるんだ』

『誤魔化す?』

『オマエの実力を、だよ。事情は知らないが、とにかく歓迎はされてないんだろ? あのマリナ・リグの態度は何だったんだ? オマエが日本人だからか?』

『うーん……まあ、すっごく簡単に言えば、そういうことかな。リツは大丈夫だと思うけど、明日来てくれるなら、日本の服はやめたほうがいいと思う』

『最初からそのつもりだよ。こっちの服は微妙なのしか持ってないけど……』

 ネーヤが「え、これより微妙な服って……?」と困惑しているが、まあいい。もともと俺は自分の私服のセンスに期待なんかしちゃいないのだ。シンプルに決めれば「りっちゃんの服は地味っていうより、なんかこう、地面っぽい感じだよなあ……」、かと言ってパーツを足してみれば「それは……何かの罰ゲーム?」とか言われる始末。さっき俺の服を見て「ダサい」の一言ですませてくれたネーヤは、まだ優しいほうなのである。くそっ、足しても引いてもダメなら、一体どうしろって言うんだ。

『しっかし、日本人だろうがエルトラ人だろうが、似たようなもんだろうになあ』

『そう思わない人も多いんだよ。ま、世の中にはいろんな人がいるからね』

 ネーヤの返答に、ふと思いついて、気になっていたことを聞いてみる。

『この町にだったら、ハーフの人だって住んでるだろ? そういう連中は出てこないのか?』

『なに言ってるの。あたし達の世代には、ほとんどいないじゃない』

『そうなの?』

 問い返すと、ネーヤはちょっと驚いた顔をして、それからお姉さんぶった調子で得意げにレクチャーを始めた。

『エルトラと日本を一般人が行き来できるようになったのは、日本で言ったらトンネルが開通した二年半後、今から十五年前。それまでに行き来してたのは、エルトラの軍部や日本の自衛隊と、偉い人と、ごく一部のマスコミと、あとは密入国者くらい。オッサンばっかり行き来してたんじゃ、ラブロマンスも何もないでしょうよ』

『へえ……』

 当時のことはあまりよく知らないが、そんな状況だったのか。それじゃ、たぶん母さんと親方は密入国者だったんだな……。こっちの戸籍に親父が登録されてないのは、単に密入国が後ろ暗かったからか? そう考えるとちょっと複雑だ。とはいえ、あの両親ならあり得る、とすんなり納得もできてしまう自分がちょっと悲しい。

『だから、混血の子はまだ小学生か、せいぜい中学生。リツみたいに、日本で育ったエルトラ人とか、その逆のあたし達みたいな人間も、まだそんなに多くないわ。あたしのパパは自衛隊の人で、当初から自由に行き来ができる立場にいたから、せっかくだから、ってあたしやお姉ちゃんにこっちの教育を受けさせたんだけど……そんなのはごく一部の例外だからね』

 コイツ、上に姉がいるのか。まあ確かに、長女よりは次女っぽい印象がある。単にガキっぽく見えるというだけかもしれないが。

 しかし、そういう事情なら、ネーヤという名前も納得だ。エルトラで育てるつもりだったから、最初からこちら風の名前をつけたのだろう。

『でも、お姉ちゃんは結局、お姉ちゃんにとっての“異世界”である地球に憧れちゃって、今はママと一緒にイギリスで暮らしてる。こんなはずじゃなかったー、ってパパは言ってるよ。だから、あたしにはそうなって欲しくなくて、日本の高校に行かせたんだろうね』

 言いながら、ネーヤは綺麗になった魔具のフタを撫でる。

『……もしかして、そのお姉さんも《レース》やってたの?』

「うん。すっごく綺麗だったんだ」

 ぽつり、と漏れた言葉はエルトラ語だった。俺の言葉に合わせてるんだと思ってたんだが、そうでもないのか。コイツの頭の中は、一体どっちの言葉で回ってるんだろうか。

 魔具を抱きしめて、ネーヤは額をその外装に当てる。まるで、その魔具から思い出を吸い出そうとするかのように。

「……ごめんね、リツ」

「あぁ? 何に対して謝ってんだ? 心当たりが多すぎて分かんねえぞボケが」

 ぎょっとした表情でこっちを向いてから、ネーヤは『間違えた』と日本語でつぶやく。……日本語よりエルトラ語のほうが口が悪い自覚はあるが、そんなビビった顔しなくてもいいだろうに。

『おかしいな。いつもなら絶対、間違えたりしないんだけど』

『言葉のことか? どっちでもいいだろ。現に、さっきからずっと、俺の言葉に合わせてコロコロ切り替えてもらってるんだし』

『え? ホントに?』

 不思議そうに聞いてくるってことは、無意識にやってたのか? すげえな。

『ああ。こっちとしては助かってるよ。日本語じゃ、俺のこの怒りを上手く言葉にできないからな』

『それは……その、本当に、ごめんなさい』

 謝って済むなら警察はいらない――という言葉が喉まで出かかった。口に出してしまわなかったのは、こちらを向いたネーヤの目を見てしまったせいだろう。

『何の関係もないきみを巻き込んでしまって、悪いとは思ってる』

 強い力を秘めた、前向きで揺るぎない、まっすぐな視線。

 なのに、その強さはまるで、俺をこれ以上踏み込ませまいと阻む鎧のようにも思えた。

 あの時と同じだ、と思う。第七校舎で、マリナに理不尽な言いがかりをつけられたとき。あの時のネーヤもこんな風に、強くて硬くて、触れれば切れそうな顔をしていた。

『……俺を巻き込んだ犯人はサラクだよ。ネーヤじゃない』

 逃げるように空を見上げると、雷鳥月イクルがずいぶん山の端に近づいていた。月の行く手から染み出した紫色が、少しずつ夕焼け空のオレンジを侵蝕していく。

 わざとらしく長いため息を吐き出して、俺は立ち上がった。

「ああ、もう! そんなことは今どうでもいいんだ! どーすんだよ明日! このままじゃ赤っ恥だぞ! 人前でさっきみたいに飛んでみろ、俺なら恥ずかしくて生きていけねえよ!」

 エルトラ語で喋ると、どうしてもスラスラと罵倒の言葉が出てきてしまう。英語で喋るとついオーバーリアクションになるし、関西弁で喋ると無意識にボケとツッコミを織り交ぜてしまう。言葉ってのはけっこう、性格の深い部分に食い込んでくるものなんじゃないかと思う。

「だ、大丈夫だって、頑張ればどうにか」

 ふにゃん、と笑おうとしたネーヤに、

「なんねえよボケナス!」

 腹の底から怒鳴る。

 ああ、くそ、ちょっと泣きたい。なんで平気なんだよ、オマエは。さっきまでは、お気楽な性格だから、そんなことも気にならないんだろうと思ってたのに。

 なのに、あの目を見てしまったせいで、分からなくなってしまった。

 始業式の自己紹介で、楽しそうに《銀翼杯》について語って。愛おしげに、でもちょっと寂しそうに、お姉さんのことを話して。そんなこいつの顔しか知らなきゃ、俺だって何とも思わなかっただろうに。

 俺がこんなこと言っていいのか分かんないし、言ったって分かんないかもしれないけど。

 ――オマエ、ぜんぜん、大丈夫じゃねえだろうがよ!

 「どうにか」なんてなりゃしないって、オマエはちゃんと分かってるんじゃないのか。認めたくなくて逃げてるだけなら、そんな悪あがき、すぐに詰んでしまうっていうのに。

『リツ、顔が怖いよ、せめて日本語で怒って! もうちょっとお手柔らかに!』

『……それで事態が好転するなら、俺はそれでもいいけど』

 おどけた調子で両手を合わせて拝んでくるネーヤ。その顔に、もうさっきの硬さはない。でもそれは、ただ見えなくなっただけだ。きっと、消えてしまったわけではない。

 衝撃緩和装置のチャージが終わった。ネーヤに魔具を返すと、俺は脱いでいたコートをバサバサと振って周囲の空気をかき混ぜ、作業のせいで減った空気中の妖精力ルーシュを取り戻す。ネーヤは慣れた調子でフタを閉め、留め具をスライドさせてロックをかけた。

『なあ、その魔具ハイデラも、ひょっとしてお姉さんの?』

『そう。むかしお姉ちゃんが使ってたのを、押し入れの奥から発掘してきたの』

『むかし? ちょっと待て、それっていつの話だ』

『地球で言うと……三年前かな? あ、でも、ちゃんと問題なく動いてるから!』

 おい、待て、大丈夫なのかそれ。魔具ってのは定期的なメンテナンスも大事なんだぞ。

『オマエ、ちょっとウチの工房に来ないか。壊れてるかどうかの確認くらいならできるから』

『いいの!?』

『ああ。しっかし、ずいぶんカスタマイズしてあるみたいだな。オマエのお姉さん、機械いじり好きだったの? それとも、こういうのが得意な仲間でも?』

『どうだろう……あたし、よく知らないんだよね、あの頃のこと』

 ふと、またネーヤの声が硬くなる。冷ややかさすら感じる口調。いつもの能天気で明るい彼女とは違う何か。しかし、今度のそれはほんの一瞬だった。

「だから、知りたくて。これで飛んでみたら、分かるかなって思ったの。レース用じゃない魔具でならよく飛んでるから、大丈夫だと思ったんだけど」

 ネーヤの言葉が、再びエルトラ語にスイッチする。あの時、ってのがいつのことなのか気になったが、口を挟むタイミングを失してしまった。何かの面影を追うように、ネーヤは空を見上げる。

「お姉ちゃんは速かった。あたしと同じイクルなのに、リグの人なんて目じゃないくらいに速かったんだ」

『だから、自分もやれると思った?』

 ネーヤはこくりとうなずいた。

『でも、ダメだった?』

 夕陽を見上げるネーヤを見て、思わずそう問いかけた。だが、ネーヤは「ううん」と小さく首を振り、唇に笑みを乗せる。

「まだ分からないよ。きっとお姉ちゃんはすごく練習したんだ。この魔具、カスタマイズしてあるんでしょ。じゃあきっと、それに合わせた飛び方があるんだ。それを見つければ、あたしはまだ速くなれる。魔具と人間が協力して、すごい力を生み出していくのが《レース(ヴェルガ)》の醍醐味なんだから」

『そっか。オマエは前向きだな』

 言いながら、ふと、胸の中にざらりとしたものを感じた。

 ――あれ?

 俺はどうして今、彼女に裏切られたような気がしているんだ?

 あの正体不明の硬い鎧を抜きにしたって、ちょっと考えれば、コイツがそう簡単に諦めるような人間じゃないって分かるだろうに。

 今日だって、学校にもちゃんと行って、それから大荷物抱えて異世界までやってきて、飛んで、墜落して。こっちの生徒には国籍なんて理不尽なことで悪く言われて、大好きな姉は大切なパートナーであるはずの魔具を捨てて遠くへ行ってしまって、父親は娘の教育を今度こそ成功させようと必死で。もうイヤだって言うタイミングなんていくらでもあったはずなのに、それでもここにいる、コイツはそういう女じゃないか。いつまでも故郷を懐かしんで、あまつさえそれをコイツのせいにしてる俺なんかとは、ぜんぜん違う。

『ごめんね。あたしは、そんな自己満足のためにきみを巻き込んでる』

『……好きにしろ。これも何かの縁だ』

 ――ちくしょう。大丈夫じゃないのは、どっちだよ。

『そうだね。きみと会えたのは、本当に不思議な縁だと思うよ。アクナムでも古里こりでも、学校には同じような半端者なんてほとんどいないから、そういう意味でも嬉しい』

 へへ、とネーヤはこっちを向いて、歯を見せて笑う。

『やっと見つけた同類が、俺みたいなので残念だったな』

『まさか! これがリツで良かったよ。何だかんだで付き合ってくれるあたり優しいし、プロの魔具ハイデラ職人ってのもすごいよね!』

『バカ言え、誰がプロだ。俺なんかパートのおばちゃんに使われてる下っ端だぞ。それに、付き合ってんじゃなくて、付き合わされてんの』

 コートの煤は少しずつ消え始めていた。もう一度手で払ってから羽織り、前を留める。

「とりあえず、工房に行くぞ。雷鳥月イクルが沈む前には着くはずだ」

「飛んでいかないの?」

「飛ばねえよ! オマエだって、まさかそれで飛ぶ気なのか!? また最初の日みたいに墜落すんぞボケ! 大体あの日はなんで落ちたんだよ! あんな高さから降ってくるアホ、初めて見たぞ!」

 始業式の日、いきなり目の前にコイツが降ってきた時のことは、未だに忘れられない。

「ああ、そう言えばあの時も、なぜかどんどん高いところに飛んでっちゃって」

「ざけんな、そんな魔具ハイデラでレースに出ようとすんじゃねえ! オマエの姉貴が泣くぞ! つーか、ひょっとしてオマエの姉貴も、壊れてたから捨てたんじゃねえの、それ?」

「え? そ、そう……なのかな。あたしがこの子に信頼されてないだけかと思ってた」

「魔具はそんな根性論で動かねえよ! 個人や状況で出力の差はあっても、思った通りに動かねえのはただの故障! そんな整備不良品で……レースに出たって……」

 言いかけたところで、ふと頭の隅に顔を出した考えがあった。すぐにでも引っ込んでしまいそうなそれを、無理やりに引きずり出す。考えろ。俺は今、何を思いついた?

 ネーヤが顔を上げ、不思議そうに首を傾げる。

「――なあ、その魔具、ちょっと手を加えちまってもいいかな?」

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