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魔王からの招待状  作者: クロ課長
第一章とある少女と幼馴染み
8/18

7話相談と自慢

俺は朝すこし早めに起きて宿でこの町を出る準備をしていた。そこへ誰かがノックをした。

「進、いる?」

「どうしたの?」

そういいながら扉を開けてやる。

そこに、昨日買ってあげたスタッフとローブを身につけた鈴がいた、

「おー、似合ってるじゃん」

「あ、ありがと」

頬をすこし赤らめている。

風邪引いているのかな?

「まあ、座りなよ」

「うん」

「そういえばどうしてスタッフにしたの?」

「私の白枠を見てくれればわかると思う。」

そう言って鈴は白枠を見せてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 伊吹 鈴 「???」

筋力 20

素早さ 30

知能 560

体力 40


HP6000 MP56000


装備 木のスタッフ


覚醒 無し


職業 魔術師Lv3 魔力ハッカーLv1???Lv3


スキル

初級ハッキング術

魔術の痕跡を見つけることができる

(F級魔術)

火炎弾

火の玉をとばせる。MP10消費

水弾

水の玉をとばせる。MP10消費

風弾

風の玉をとばせる。MP10消費

雷弾

電気を帯びた玉をとばせる。MP10消費

土弾

土の玉をとばせる。MP10消費

ヒール

HPを500回復する。MP100消費


アイテム

木のスタッフ


防具

フードつきのローブ

革の靴


所持金

銀貨1枚

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんだか、気になることが何個かあるんだけど、、、

「これ(???)って?」

特にやっぱり気になるよね?

「わかんない」

僕の白枠と比べても位置的に名前が入るんだろうか?

まあ、いまはわからなそうだから本題に入ろう。

「どうやって魔術師になったんだ?」

「なんか、最初に見たときからあったよ?」

えーこっちには領主の息子だとかへんなのしかなかったのに、、、

「大丈夫?」

ちょっとショックを受けうつむいていただけだったが心配させてしまったようだ。

「なんでもない、そういえばどうしたの?出発までまだあるよ ?」

「すこし、進と話がしたくて」

「何を?」

「色々、、、ねえ、進」

「うん?」

「進はもとの世界に帰りたい?」

「まあ、一応帰りたいかな。

こんなことを聞くってことは鈴は帰りたくないの?」

「うん」

まじか。

「どうして?」

「向こうでは男子が下心丸出しで言い寄ってきてたじゃない?

そして、女子には妬まれるとかがひどかったの。

だから、あんまりいい思い出ないんだよね、3人で一緒にいたとき以外にはさ」

「で、でもお母さんやお父さんに会いたくないの?」

「そっか、進にはまだいってなかったんだっけ」

「な、なにを?」

「私のお母さんとお父さんは私が1歳のときに両親が自殺でなくなってるんだ。私を実家に預けてね」

「えっ?」

「それで、私を引き取ってくれたのがお母さんの兄の家族なんだよ。

だけど、私は、なんかこの人たちとはすこし違うんだなって、さ」

「その事を、いつしったの?」

「最初っからね、叔父さんがずっと君は私たちは家族だけど本当ではないんだからとか言われ続けて育ったから、、、」

なぜそんなことをまだ幼かった鈴に言い続けていたのか。

「ひどい人だな」

僕は素直にそう思った。

「そんなことはないよ?優しかったしいい人だったけど、接し方がどこか他人のようだったんだ。」

「だからもとの世界には戻りたくないってことか。」

「うん、、、」

というか、僕自信がこの重い空気に耐えられなかったので話題を変える。

「まあ、透はしらないけど俺は一緒にいるから、とにかく今は精一杯こっちの世界を楽しまなきゃね。

こっちの世界には向こうにはないものがいっぱいあるからね!」

まあ、逆もあるんだけど今、それをいうのは違うだろう。

「うん、そうだね、」

準備をし終わった俺は鈴をつれてウィリスとの集合場所場所へと向かった。

集合場所につきすこししたらウィリスも来たようだ。こっちに向かって走っている。

「おーーーーーい」

「、、、なんかあの様子なら必要な条件をクリアしてそうだよね」

「そう、だね、、、」

そして、僕らの前で急ブレーキをして止まり腰を曲げて右手をまっすぐに伸ばし満面の笑みで、、、

「おはよう!!二人とも!!!」

超元気じゃん、この分だとクリアしてるな、絶対

『お、おはよー』

「ん?二人ともなんかあった?」

「い、いや何でもないよ。」

変なとこで鋭いな君!

「そう?ならいいけど、それよりみてほしいものがあるんだー!」

「へー?」

「まあ、みてからのおたのしみってことで、」

そういいながら俺と鈴を町の外まで引っ張っていった。

ついでに近くにいたシーベにも来てもらうようにしとこう。

町からすこし離れていた場所にモンスターがいた。ガンロックのようだ。

ウィリスはガンロックに向けて手を伸ばすと

「火炎弾!!」

そう言うとウィリスの手から火の玉がガンロックへ向かって飛んでいった

「おぉ!スゲーな」

これが魔術か!!

と感心しているとガンロックに当たった。

ウゴァァァァーー

気づいていないときに打ったので怒ってしまったようだ。

ガンロックはこっちに石を投げてくる。

が、石はここまで届かない。

さらに追撃+見せびらかしをするウィリス

「水弾!!」

今度は水の玉が飛んでいった。

さっきの火炎弾で焼け石のようになっているガンロックは水弾が当たると

ジュゥーーーーという音と共に水蒸気が発生してガンロックの周辺は真っ白になっていた。

「これで私もつれてってくれるでしょ?」

随分と誇らしげだ、初級魔術なのに

すると、鈴がウィリスの前に出た、

今度は鈴がやるようだ。

「火風力弾!!」

火の玉に風弾が加わり威力とスピードが倍増している。

「合成魔術!?」

ウィリスが驚きの声をあげる。

ガンロックに当たると

バッッカァァァァァーーーン!!!

「え?」

ガンロックがいた場所を見ると素材以外なにも残っていなかった。

というか、木っ端微塵だ。

一応初級魔術だよな?

「ドヤ!!」

完璧などやりを披露する鈴

「こんなのは流石に俺でも受けたくないな、、、」

同じモンスターであるシーベも若干青ざめながらそう呟いていた。

「なっなんで鈴ちゃんも魔術を使えるのさ!!?」

鈴「なんか職業にあったからかな、始めて魔術を使ったからうまくいくかわからなかったけどうまくいってよかったわ!」

「私、昨日の夜ずっと頑張って、火炎弾と水弾を覚えたのに」

とてもショックを受けているようだ。

「スゲーな、鈴、他のモンスターも一発で殺せそうな勢いじゃないか」

「もっと誉めて誉めてー」

「流石鈴だね!」

「よしっそろそろ出発するか!」

「うん!!」

鈴に圧倒的な差を見せつけられたウィリスは動揺しながらいう。

「あ、あの、私どうすればいいの?」

一応条件はクリアしたことだし救いのてを差し出してあげるか。

「鈴に負けないと思うなら来てもいいよ?」

「今はたぶん、いや、圧倒的に負けてるけどいずれかは勝ってやるんだから!!」

ウィリスの負けず嫌いが発動したようだ。

みんな頼もしいな。

僕戦闘で役に立つかな?だいぶ不安になってきた

頑張ろう、僕!

さあ出発だ!!

クロ課長でーす!

前回の投稿からちょっとじかんがかかっちゃってすいません!!

次からもがんばりますのでみすてないでください!

次は1週間以内に投稿しますのでよろしくお願いします!

誤字脱字があったら報告お願いします

それでは!またお会いしましょう!

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