3話鈴VSウィリス!?
町へ向かっている最中に2度モンスターが現れた。
一度目はトレントだった
トレントとはもはやただの木が枝を振り回しているだけのようなモンスターだ。
モンスターステータスと言うスキルを使いトレントがLv2で白枠を確認したあとに俺は何故か持っていた銅の剣を取り出して対応しようとした。が、シーベがすぐに噛み砕いていった。
シーベにとって美味しいらしい。
二度目はトレントとガンロックと言う岩のモンスターだった。
2体にモンスターステータスを使った後トレントはシーベに速攻で噛み砕かれて即死
だがガンロックはシーベには噛み砕けないようなので僕が剣でチマチマ攻撃しながら。
ガンロックの攻撃は体についている石を投げつけると言うなんともうざい攻撃方法だったが接近戦に弱く近くでは弱点である腕の付け根が切り放題だった。
モンスターを倒した後に落ちていたアイテムは
トレントの枝と実
ガンロックの硬い石
の三つだけだ。
町につき一旦ウィリスと別れて宿を探しにいった。
シーベはモンスターなので町の外で待機だ。何が起こるかわからないしな
手頃な価格で入れる宿を探していると一泊飯つきで銅貨一枚と言う手頃そうな宿を見つけたのでそこに止まることにしよう。
寝る前に白枠を出してみることに
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名前 黒瀬 進 (ライン=タリジト)
筋力 42
素早さ 601
知能 23
体力 31
HP5034 MP703
覚醒 無し
職業
村人Lv2、領主の息子Lv5、船乗りLv2、魔物使いLv3、木こりLv1、採掘師Lv1
スキル
村人の力、領主の息子への期待
船乗りの得、魔物使いの知恵、
テイム、モンスターステータス、ウッドクラフト
採掘への興味
アイテム
懐中電灯、銅の剣、トレントの枝と実
硬い石
所持金
金貨三枚
銀貨六枚
銅貨一枚
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なんか少し増えてない?
トレントとガンロックを倒すだけでも職業増えんのかよ!
てか、ホントに鈴と透はどこいったんだろう?この辺にはいないのかな?
明日ウィリスにいろいろおしえてもらうとするか。
カーテンの隙間から差す光によって目覚めた。
ウィリスとの待ち合わせの時間が九時頃なのでそれまでは町を散策することにし宿をでた。
町を歩き始めて、すぐに後ろから誰かがついてくる気配がし振り向いてみるが後ろにフードを被った人がいる。
この時間に会える人なんていないしまずそんなに知り合いいないよな?まさか盗賊とかか?と思いつつ次の曲がったとこで待ち伏せしてやることに
だが次の角を曲がる前に後ろから走ってくるように聞こえる足音
とても怖かったが焦ったら敗けだと思ったのであえてとらえてみることする、が後ろをむこうとするが、先に後ろからぶつかってくるような衝撃、てか、のし掛かられるように抱きつかれた、
「なななな、なに?!てか誰?!」
いきなり抱きかれそんなことに耐性のない進はとてもテンパりながら聞いてみる。
「よかった!進、無事だったんだね!」
「ん?何で僕の名前を?」
「え?まさか忘れてる的な?ひどすぎるよ?」
とこっちを向かせると僕がよく知っている顔があった。
「あっ鈴じゃん!?久しぶりー」
「なんか、軽すぎない?私結構会えなくて寂しかったんだから~~~~~!!うわーーん」
と僕に泣きついてきた。
こうして鈴と再開を果たした。
鈴に色々聞くために泣き止むまで話を聞いてあげることに。
曰く、目が覚めたら町の端の方にある天使の形をした銅像に寄りかかっていた、や、
その後にいきなり現れたのをみたとか言う人たちがこの人は魔女だとかなんとか言ってきたのでにげてきた、や、
なにも持っていなかったからなにもできなくて2日水しか飲んでないとか、
もはやこの辺で可哀想過ぎてこっちがなきそうになっていた。が最後まで聞かなければ泣き止まなそうだったので聞くと、湖の方からモンスターを仲間だと言うのになにも装備がない人が南門から来たとか言う情報を聞いてまさか僕か透が来たと思ったので取り敢えず南門に向かってさっきこの辺についたようだ。
それで、ちょうど宿から出てくる僕を見て少し確認してから飛びかかったようだ。
すべての苦労を他の人に聞いてもらってほっとしたのか、そのまま寝てしまった。
だが、そろそろ約束の時間が迫って来たので鈴をおぶって集合場所へ向かう。
ぎりぎり集合時間に間に合って休憩していると、長髪で青髪の綺麗な女の子僕が近寄ってくる
「誰?」
ストレートすぎる質問を投げ掛ける。
「昨日あったばっかりなのにもう忘れたの?」
「ああ!ウィリスか!」
あきれた顔をされた。
「いや、昨日はフードを被っていたからわかんなかったんだよ。綺麗な青髪だねー」
と言うと頬を少し赤く染めていた。
「うぐぅ!!」
いきなり、僕の首がしまった。
「私があんなに苦労してたのに進はかわいい女の子とイチャイチャしてたんだね?」
「うぐぅぐ、くるじぃ、しぬ、じぬっで」
「ぜっったいに許さないんだから!!」
と言うとさらに力をいれてきた。
「というかあなた誰ですか?」
「この人の幼馴染みです!!あなたは進のなんなんですか?!!」
「(湖の)主です!」
「え?」
「だから、違うって!」
昨日の町へ向かう途中で何で湖にいたのか等と聞かれあなたは湖の主ですか!等という話になったからである。
そんなことは全くないのだが?
鈴が驚いた拍子に緩くなった閉め技をはずしながら否定すると
鈴の回りから凄い冷気が漂ってくるようだった。
「さむ!!」
「へぇー私があんなに苦労してたのにあなたはこんな綺麗な女の子とそんな関係まで?」
「ヒィッ!!ごっ誤解ですぅそんな関係なんてないですぅ!」
「もう、あんなことまでしたのにー?」
「なにいっちゃってくれてんの!きみ!?ぐほぇ!!」
「進ならわかってくれると思ったのに!!」
と言いながら腹を殴られた。
ちょっ、、、な、なにを!?
そのまま走り去ってしまった。
「ちょっと話を聞いてくれぇ~~~~~」
「ドンマイ!アハハハハ」
僕にはウィリスは悪魔にしか見えなかった。
僕はウィリスをここにいるようにいい鈴を追いかけた。
どもどもークロ課長でーす。
題名にVSって書いてあるけど戦いません!女子の争いは怖いから書くのをためらってしまいまいました。w
見たことはありますけど、いたことはありませんし、
。。(〃_ _)σ∥
まあそんな情報はどうでもいいとして、
進と鈴は仲直りできるのでしょうか!
では!次の話でお会いしましょう!