2話熊ザメとフードの少女
はい、私は現在遭難中です。だけども今私が乗っているのは超高性能でとても広いあれ!!
あれとは一体なんだって?あれとは
ハスのことです!!!
そしてさらにいつ浸水してくるかわからないというスリルとしたにはエイと熊が合体したような魚?が泳いでいるというダブルスリルを味わえます!!
さらによくわからない蓋をお付けしてなんと!!今なら千円!千円で提供させていただきます!!
とまあハスを漕ぎながらジャパ○ットもどきを解説してるうちにやっと陸が見えてきました。
後一息というときには大体トラブルがあるものです。
進も例外ではありません。
後ろに何故かざざざぁと波のような音が聞こえてきたので後ろを振り向いてしまった。
そして僕はうごけなくなった。「えっ?、、、、、、嘘だろ?」
さっき湖でみたが エイ熊(進命名)がなんと5匹も口を開けて迫ってきていたのだ!。
「うっそぉぉぉ~~~~~!!!」
と情けない声を出しつつ蓋みたいなので脇目も降らずにこぎ続けていった。
しかし、必死すぎて陸がすぐそばまで来ているのに気がつかなかった。
そして、そのまま僕は砂浜に投げ出されてしまった。
「むぎゅう」
良くわからない声を出しながら投げ出された僕はとっさに後ろの状況を確認した。
何故かエイ熊が一匹だけ陸に打ち上げられていて僕が放り出された拍子に離すしてしまった蓋みたいなのを狙い必死にバタバタしていました。
「え?蓋?」
狙われていたのが僕ではなく蓋と言うことにやっと気づいた僕はその蓋みたいなのを頭の上に持ちしたに叩きつけた。八つ当たりだ。
「これのせいかよおぉぉぉ!!」
そして、叩きつけた時にバラバラに割れた蓋らしきものをひとつつかみエイ熊に投げつけてやった。またもや、八つ当たりだ。
「君のせいでもあるんだよぉ!」
だが、その破片をバクッ!と食べやがった。しかも美味しそうに!
そして、なんだかまだほしそうな目を向けてこっちを見ていたのでその破片を全部投げてやった。
美味しそうに全部を食べきったエイ熊は、いきなりからだが徐々に光らせ始め全体が光り眩しくて目を閉じようとした瞬間に光は収まった。
チカチカする目を擦りながらエイ熊を見た僕は唖然とした。
エイ熊の形が変わっていたのだ!
もはやエイ熊ではなくサメ熊のようになってたのだ!。
しかも、こいつは陸を歩いて近づいてくる!
もはや逃げないと食われるレベルに危ないじゃん!!
そう僕の脳の信号が危険を告げているとサメ熊はいきなり僕前で止まり頭を下げている。
「なにこいつ?まさか僕なつかれちゃった?」
ここから、一人で旅するよりモンスターだけど増えた方が安全だよね?と
考えた僕は
「僕についてくる?」
とわかる分けねーと言う自分の声を無視して聞いてみると
「マジ?仲間にしてくれんの?よっしゃ~~~楽しくなりそうだな」「え??」
喋った?
「なんだよテンション低い主人だなー」
「え?なに君?喋れんの?怖!」
しかもチャラ!!
サメ熊「怖ってひどくね!!」
「いや怖すぎだから!俺は頷くやらだけかと思っていたのに」
「、、、、、」
と無言で頷くサメ熊。
「いや、遅すぎるわ!!」
漫才のようなことをしていると何やら近くの木からのぞきこむ一人のフードを被っている女の子がいた。
伸長は160センチぐらいだろうか?
それに気がついたサメ熊は
「おう、なにしてんだー?お嬢ちゃんー」
とからみにいく。チャラ男だな。モンスターだけど
女の子は「ひゃあ!!」とおどろいている。
「君、何個か聞きたいことがあるんだけど聞いてもいいかな?」
できる限り優しそうに話しかける。
無言で頷く女の子
「ここはどこかわかる?」
「ここ、は、アルトサの、湖」
とても怯えながら途切れ途切れに答えている
どうやらここは異世界でほとんど確定のようだ。
まあ、サメ熊みたいなのが存在しているからもはやわかっていたけどね。
「次は、君はなんでここにいるの?」
「近く、を、歩いてたら、なんか話し声が、聞こえてきたから見てみたくなったから。」
女の子は近くにすんでるみたいだった
近くに町でもあるのだろうか?
聞いてみることにした
「近くに町ってあるの?」
「うん」
色々わかったので最後に名前を聞いてみることに。
「そういえば、君、名前は?」
「ウィリス」
「へぇーいい名前だねー」
少し照れているっぽいようだ
するとウィリスが質問をし返してきた。
「あなたの名前は?」
「黒瀬進、進って読んでよ」
「隣のモンスターは?」
結局サメ熊はモンスターのようだ。
「仲間?だな、そういえば名前聞いてなかったな?」
「名前?」
「君の名前」
「名前なんてないぞー?」
「そうなのか?」
「主人がつけてくれよ、ダサいのは嫌だぜー?」
「じゃあーう~ん」
色々考えているとひとつ良さそうなのが思い浮かんだ。
「じゃあ『シーベ』は?
「ちょっと安直な気がするけど、いい名前じゃん」
「どうゆこと?」
「俺のモンスターとしての名前が『シャークドベア』だからだよ」
「モンスター名みたいなのがあるなら先に言ってくれよ」
シーベ「ごめんごめん」
「じゃあ、ウィリスこいつの名前はシーベだ」
「、、、、、」
「どうした?」
唖然とした表情で固まっていた。
そしていきなり
「何でモンスターが喋っているのよ!!?」
と言ってきた。
なんか一気に態度が変わったな!
「おれにもわからん」
「それに、モンスターをテイムしてるなんて始めてみたから、あなたの職業は魔物使いかなんかなの!?」
「いや、違うと思うけどなー?」
何となく濁しておいた、しかしただ樹液みたいな蓋を食べさしたらなついだけだとおもうのだが。しかもこれはテイムなのか?
「てか、友達探したいから町までつれてってくれないかな?」
「まあいいわ、あなた良さそうな人だからつれてってあげる」
そう言ってウィリスは「白枠!」と言うと目の前に白くてなにかが書いてある正方形の板のようなものが出てくる。
「ウィリスなにそれ!!」
そうきいてみるとウィリスは驚いた顔をして
「白枠を知らないの?」
といってきた。
「うん」
「へぇー白枠を知らない人っているの?とか思ってたけど結構知らない人いるんだねー」と言ってきた。
だってこの世界の人間じゃないもんと思っていると白枠の説明をしてくれた
「白枠って言うのは自分の個人情報が載っているのとこの中にアイテムをしまえるんだー」
と説明してくれた。
ステータス画面とアイテムボックスを合体したような物なのかなと思いつつ
「白枠」と言ってみると
白い板のようなものが出てきた
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名前 黒瀬 進 (ライン=タリジト)
筋力 40
素早さ 600
知能 20
体力 30
HP5000 MP700
覚醒 無し
職業
村人Lv1、領主の息子Lv5、船乗りLv2、魔物使いLv3
スキル
村人の力
知能がほんのすこし上がる
領主の息子への期待
物を買ったときに三割引になる
物を売ったときに三割増しになる
船乗りの得
船に乗っていても酔わない
魔物使いの知恵
魔物の好物がわかる
テイム
仲間になる確率が20%になる
モンスターステータス
モンスターの白枠が見れる。
アイテム
懐中電灯、銅の剣
所持金
金貨三枚
銀貨六枚
銅貨二枚
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と出てきた
「なんだ領主の息子って?」
つい気になったことを口に出してしまう。
「あなた、領主の息子なの?!
」と驚いている
「違うはずなんだけどなぁ?どうして?」
「だって、領主の息子ラインは今、行方不明中なのよ?」
進の白枠に書いてあるライン=タリジトとは名前のようだ。
てか、何で僕は領主の息子なんだ?
普通の高校生だよな?うん、そうだよな。なにかが間違ってんじゃないのか?
と脳内で自問自答しているとシーベが
「領主ってなんだ?」
とウィリスに聞いている。
「このタリジト領のトップの人って言えばわかるかしら?」
「じゃあ、主人はめっちゃ偉い人の息子ってこと?さすが主人」
なんかシーベの僕への評価が上がったようだ。
色々おいといて一旦ウィリスに町までつれていってもらおうか。
考えるのは宿についてからでいいだろ。
そうおもい町へ向かうのであった
やっとのことの3話目のクロ課長です!
いやはや暇な時間にかいてるっていってもあんまり暇な時間なんてないものですねー
次の話は明後日の午前3時に投稿します。w
楽しみにしてくれる人がいてくれるととても嬉しいです!
それでは!見てくれてありがとうございました!
次の話で会いましょう!