ハッピーバースデー
誕生日に書いた小説
…別に誰にも祝ってもらえなかった訳じゃないんですよ。
だって友人に聞いたら、
忘れてたわーー
って言ってましたもん。
…別に寂しいわけじゃないんd
と軽い前書きですが本文重いので気を付けてください。
昔の僕は今の僕に聞いたね
5年後どうしてるのって
それより昔の僕も聞いたね
10年後どうしてるって
2人の質問
質問が同じでも意味が違って
10年前5歳のボク
はただ純粋な好奇心で
5年前10歳の僕は不安や期待を込めて
16歳まじかの僕に聞いた
2人に言うよ
ごめんなさい
何も変わらず全てが変わった
昔は良かったなんて言うつもりはなないけど…
………いや昔は良かったんだ
いつからだろう、変わることを成長だと思ったのは
いつからだろう、みんな嫌いになったのは
いつからだろう、嫌なもの嫌と言えなくなったのは
いつからだろう、優しさを盾にし始めたのは
いつからだろう、信頼しなくなったのは
いつからだろう、笑う事しかできなくなったのは
いつからだろう、期待だけでしか笑えなくなったのは
いつからだろう、信頼されなくなったのは
いつからだろう、勇気が矛じゃなくなったのは
いつからだろう、すべてが好きと言い始めたのは
いつからだろう、自分だけを嫌いにしたのは
いつからだろう、変わらなくなったのは
…あっなんか同情を誘うような風になっちゃったね
ごめんごめん
別に辛いことがあったわけじゃないんだ
誰かに裏切られた訳じゃない
一番裏切ったのは自分だから
誰かに傷つけられた訳でもない
一番傷つけたのは自分だから
抱えきれる
辛さはみんな
幼稚な僕の
自業自得で
それを僕は
悲劇なんだと
勘違いして
ただただ逃げた
努力もせず
僕は気付かず
自分を傷つけ
遊んでばかり
むかつくよね
許せないよね
でも本当にむかつく事は
頑張らない言い訳を毎日探す現状よりも
でも本当に許せない事は
苦しんでるフリをして遊ぶ毎日よりも
こんなゴミみたいな気持ちが
何よりも大切なものになっていることなんだ
バカだよね
ごめんね
そんな昔の僕に質問です。
……昔の僕はどうしていたっけ
最後までご覧いただきありがとうございます。
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