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#7

薬師ギルドに案内してもらい、体力回復剤を売りに出す。

「全部で10銀に成ります」と言われ少し高くないか?と思いつつ頷いておく。

どうせ、小競り合いとかがあるんだろ。主が巻き込まれないなら関係ないぜ。みたいな?と思うも一応情報収集「高くないですか?」と聞くと「近場の領地で害獣が出たんですよ」と回答が。

害獣ごときで…と思うも何かあったら困る。備えあれば、憂いなし見たいな感じなのかな?と無理矢理納得してみました。


カウンターから離れて主の元へ行くと「本当に薬師なんだな」と言われてしまいました。女性の一人旅では、ある程度、護身術が必要なんですよ?と言うとあれは護身術のレベルじゃないと言われました。「で、どうします?」と訪ねると「なにがだ」と聞き返されました。

私的には、元気な主を確認できたので、村に帰るのもよし、そのまま主に付き合うのもよし。

一応、やりたいことを確認してみようと思って聞いたらこの有り様…。


「主は、これからどうするんですか?」とちゃんと主語を付けて聞き直したところ「このままで良い」と回答が、枯れてるのか安全思考なのか…

ま、いいか。「じゃ。主は気の向くままに生活出来ればいいんですね?つかぬことを聞きますが、なにギルドに所属ですか?」

訪ねるとふっと横を向き「討伐だ」と蚊の鳴くような声でおっしゃられました。

あの技量で?ですよ

か弱い女性に助けられて、討伐ギルド…

「最低ランクですね」と確認してみたら「仕方がないだろうが」と憤慨してます。

適材適所じゃないですね。多分、主は…

「わかってる。事務系が適正だって、ここ数年で身に染みてな。だがな!!」と夢を語られてしまいました。

武が適正外過ぎる人もいるんですよね。稀に…

「ギルド変えません?商人とかに…」と聞くとうんざりした顔をされた。周りに言われてるんだなこれは…

「しかしながら、最低ランクでよく生活できましたね?あれですか、俗に言うとヒモってやつですか?」と聞くと「そんなこと!」と食ってかかってくる。

ヒモ生活の主。ア~良い方法ないかな?と本人の希望と現実のすり合わせを考えながら掴みかかってくる主を拘束。

別に主と呼んでいても、正式な主従関係じゃないので、不遜にはならないはず「何を」と美人?になりそうな又は、美人だった妙齢な女性とざ・護衛が走りよってきたため、拘束を解き投げ渡しました。

まるで、悪人?

ま、助長させているダメダメ家人?ならどんな風に思われても痛くない

ギルドに迷惑かけたら大変なので、外に出る。すれ違い様に「頑張ってダメダメさん」と笑いながら言っておく。

主は、あのダメダメが良いらしいので故郷に戻ることにした。


師匠と親に土産買わないと~

何が良いかな~と考えながら路銀を頭の中で確認していると

「おい」と声を掛けられる

振り向いた先には、ざ・護衛がキレ気味で立っていた。

「何者だ」と問いただされるため「通りすがりの薬師ですが」と答えておく。主が主であったときに仕えていた人ならば分かるようにしていたのだが…

新人さん?かな。

これ以上かかわり合うことは無いので無難な答え返しておく。

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