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#5

朝っぱらから煩い!!と起きて下に降りると兄と懐かしい感じがする知らない人

あ~半身と納得

「煩い。迷惑」と知人じゃないと聞き取れない位の音量で言うも反応する二人。

「お早う」と兄

抱きついてこようとしている半身を腕に刻んでいる刺青から愛刀をだして牽制する

それを見ても気にしないで近づいてくる。

「会いたかった。わが半身」と言っている。苦笑いしかできない。いつものどんなときも人のギフトを使いまくり生き残った半身。そうしないと死んでしまう環境で生活しているから仕方がないのだが…

「初めまして」と愛刀をしまい朝食を頼む

「で、なにようですか?」と当たり前に座っている半身に聞くと

「礼と結婚の申し込みをね」と自信のある顔で言ってくる

「断ります」と言うとびっくりしている。断られると思ってなかったんだろ?

甘いな。

いやね?半身だからって愛してないから。逆に恨んでるからと怒りを通りこして呆れる。顔が良い・力がある・地位があるそんなもん要らない~

安心して隣にいれたら良いんですが…

私の事を理解しまくっている兄は笑っている。

後ろで控えている人たちの怒気が膨れ上がっているが、気にしないというか怖くない

父さんの方が怖いし。というか、銀を捕獲した時の方がプレッシャーはすごかったな

未だに固まってる半身を無視してチェック

移動しながら兄に半身って良い?と聞くと「良いぞ」と笑う

「行ってくる。絶対見つけて癒してやる」と言うと励ましてくれる。

銀を捕獲したのも、剣術習ったのも。全ては“大切”を見つけるため。

半身は大切なもの命を使っても助けるものが通説。だが私は違う

“大切”を見つけるために半身を切り捨てる。まあ、あいつがいたから場所が特定出来た。

“大切”は捕まっている。なら助けるだけ、解放するだけ。技術も手下も知識も伝も全部使って助ける。

そう思わないと折れてしまう。初めて私を“見て”くれた彼の人を助けることが出来たら忘れられても良い。嫌われていても良い。あの人が生きてるなら。

先ずは“半身”の揉め事を片付けて縁を切る。次いでに半身が使いまくりのギフトを自分以外に使えないようにする。あとは、あの人を思っていれば、あの人の元にたどり着く。そう契約したから。神々と…


「契約の報酬を払ってもらうよ」とにこやかに笑いながら歩き出す“報酬”それが半身を愛した神々と契約した理由。

もめ事をどうにかして!!と泣いている神々に契約を結んだ。守りきったら報酬として彼を見つけるために力をかす。ダメだったら死ぬ…

そうゆう契約をしないと見つけられないほど遠くにいる“大切”

幾度死にかけたか。彼を見つけるために頑張った。どんなに小さい可能性だっても絶対に掴む。そのために、銀を捕まえた。できないはずの剣術を習得した。

それを見ていた人たちは、執念っていってたが…


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