テレビや新聞等のマスメディアを解体しろと言うが言ってる方も大概である
最近、アレな報道ばかり行って若者の視聴率や購買力、信頼性が低下しているテレビや新聞等のアナログマスメディア。
こんなアレな報道ばかり行うマスメディアは要らない、解体すべきだとの声が散見されるが私はそう思わない。マスメディアはやはり必要だからだ。
今、マスメディア以外の情報取得手段とは何か。単純に考えてインターネットであろう。そもそもマスメディアは解体すべきだとの声もインターネットから発信されているし、インターネットはデジタルマスメディアとしての力があると言える。
しかし、そのインターネットはマスメディア足り得るのか疑問である。
インターネット内のメディアと言えば新聞社のWeb配信の他、その配信されたニュースの感想文広場であるSNS・掲示板、それを纏めたまとめサイトがメディアと言える。
私が疑問に感じる点はそのSNS・掲示板、まとめサイトである。正直に言って彼らはマスメディア足り得ない存在である。
例えばまとめサイト、彼らのサイトを幾つか見てみるとちゃんと右と左の意見を取り入れるまとめサイトは存在しない。そのほとんどが右だけの意見やまるでなろうの踏み台の様な左の意見しかない。また、一部まとめサイトでは悪意のあるまとめかたを行い裁判所に有罪判決を受けたところも存在する。
そんな彼らまとめサイトは現在のアナログマスメディアと同じではないか?私はそう感じる。
SNS・掲示板もまた同じである。人間は自分に賛同な意見ばかり見るものだし、否定的な意見にはシャッターを閉ざすものだ。そんな人間まとめサイトのフォロワーは自分の元々の意見に近いフォロワーばかりであるし、そんな状況でニュースに対して正確な判断出来るわけない。ゆえに、SNS・掲示板はアナログマスメディアに成り代わる事が出来ない。
インターネットもアナログマスメディアと同じアレな存在だから成り代わっても意味がない、というか現状が左のアナログマスメディア、右のインターネットマスメディアだからある意味この状態で良いのではないかと感じる。
私が言いたいのは、テレビも新聞もインターネットも何処もチャンネル回しても新聞変えてもまとめサイト変えても何処も同じ事しか言ってないという事だ。
どのテレビ局や新聞社も同じ事しか言わないと非難するのであれば、まとめサイトも同じ事しか言わない現状をなんとかすべきである。