表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

才能があるということ

作者: Lucaness

今一度述べたいことがある。

私には、「才能が無い。」

「才能が無い」というのは、何か人よりずば抜けて得意な事が無い、というのが一般論である。

しかし、私にとっての「才能が無い」は、自分が仕事にしたいと思えるほど熱中できるものが無い、というものである。

仕事にしたいと思えている時点で、自分は人一倍そのものに熟練していなければ、という気持ちがあるからである。

例えば、ここに絵描きを目指している人間が一人いたとしよう。

この絵描きはとても絵が下手くそだが、知識が豊富である。

その人間は、線画のバランスは悪いが、絵の具や筆を器用に駆使し、一つの見事な絵を完成させた。

何故ならこの人間は、絵を描いて一生涯食っていきたいと心から思っているからである。

だからこそ、人一倍努力をし、人一倍工夫を重ね、人一倍美しいものを描き出すことが出来るのである。

一つの物事にどれだけの年月を重ねても熱中できる。

それこそが、「才能のある人間」。

もしもあなたが、何か仕事にしたいと思えるほど熱中しているものがあれば、あなたはその物事に対して「才能のある人間」である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして、お邪魔します。 拝読してみて、なるほどなぁと思いました。勿論各市場に参加する人間の分母なんかも関係してくるのでしょうが、何より重要なのはそれをやる本人の気構えですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ