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マクルーハンとラブストーリー
君の声を聴いて
君の耳に触れて
君の唇を撫ぜて
君の胸に抱かれて
それでも
ぼくはきみのふれた
空気しか愛することができない
学芸員より:
「あんたがそんな喋り方するとは思わなかった」
友達と話している私をみて、ある日母親が言った言葉です。
どんなに深くその人の事を知っているつもりでも、あなたにとってのその人は、あなたのあたまの中だけにいるものでしかないのかもしれません。
それでも、やっぱりあなたの頭の中にいるその人は、現実のその人の体温で形作られているのでしょう。
企画展示:「青くて小恥ずかしくなる展」のフロアは此処までです。
順路にしたがって次の展示室へお進み下さい。
次は、常設展示:「産毛のこちら側のフロア」です。