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コトノハ美術館  作者: 百里芳
【企画展示:「青くて小恥ずかしくなる展」】
5/25

おくちぞめ

君のくちびる小さいね

っていわれたときには

もう

わたしの初めてはうばわれていたんだろう


じゅうねん経って

まだ誰にも触れていない唇は

何時までも歳をとらない貴方の頬に

くちづけたまま







学芸員より:

人間生きてりゃ幾度か恋をするものですが、

初恋だけは、身体感覚を伴う具体的な思い出とセットになっている気がしませんかね。

記憶ってのは、形のない概念てえだけじゃなくて、時になまなましい肌の感覚として残ることもあるでしょう。


次の更新は、2015年10月9日の予定です。

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