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コトノハ美術館  作者: 百里芳
【常設展示:「産毛のこちら側のフロア」】
14/25

常設展示:「言葉遊びのページ」――学芸員による挨拶

担当エデュケーターより


子どもは「ごっこ遊び」をして大人になるといいます。

大人がやっていることを真似っ子して、そしてどうふるまうべきかを少しずつ学んでいくんだそうです。


ある日、公園でおままごとをしている子どもたちを見かけました。

葉っぱのおかずに、泥の御飯。

それを美味しそうに食べるふりをして、ぱくぱくなんて声にだしているのです。

これってすごい事じゃないですか。だって大人が遊ぶとなると、こんな不条理、許されません。

葉っぱはおかずじゃないです、泥はご飯じゃないです、食べるふりしてお皿に戻すのは食べてないのと一緒じゃないかと。

条理に慣れた人がためらってしまうことを、遊びは軽々と飛び越えていきます。


遊びは現実を模倣しながらも、現実を超えていく力がある、なあんて言うと大袈裟でしょうか。


ということで、言葉遊びの展示です。

他人と分かち合うために使う記号。言葉。コトノハ。

言葉の条理を、不条理で塗りつぶしましょう。


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