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あの時の言葉








ドラゴンの力は圧倒的だった。キングゴーレムは



瞬く間に蒸発した。ドラゴンブレス強っ




「あはははははは!!あははははははは!!」




ジェザムヤは上機嫌だったがある事実に気づいた




このパーティ、ジャザムヤ一人で十分じゃない?




レジーヌと俺はほぼ棒立ちに近かった




ああっ!この俺の補助魔法が全く役に立たないだと?!




つーか補助いらねーじゃん!!




俺はむしゃくしゃしていた




「はいお兄さん!今日のおこづかいだよ!!」




「よっしゃあ!!金ぇ!!」




金をもらった途端俺は機嫌が良くなった




はっいけない!!ガキにおこずかいもらって何喜んでんだ!!




「じゃあ私は先に戻って夕飯の支度をしてるから」




レジーヌは一足先に帰ってしまった




ぐいぐいマウントを取ってくるジェザムヤ




「私がいればお兄さんは補助魔法を使わなくていいんだよ!!」




「さっきの戦いの ぼうっとしてる顔最高!!」




なめやがって、大人をからかうとこうです!!




近くを歩いていたアリを潰す!!




「あはは!お兄さんといると飽きないね!」








皆で夕飯を食べているときだった




「くしゅん!!」




ジャザムヤがくしゃみをした。その方向はたまたま俺の左腕あたりだった




「うわああああああ!!」




くしゃみにはファイアブレスが混じっていた!




俺の左腕は蒸発した!




「うわあああああ!!すごく痛い!!」





「えいっ!!」




ジャザムヤは自分の左腕を引きちぎって俺の腕にくっつけた




「あはは!おそろいだね!!」




ジャザムヤの無くなった左手はあっという間に再生した。




そして俺の左腕はちょうどいい長さに調節された




「!!これってさぁ、ドラゴンの力に覚醒するとかそういうイベント?!」




俺は浮かれた!ひゃっほー!!




浮かれた拍子でいつもの酒場に向かった




「この左手見て!!ドラゴンの手なの!!」




「すごーい!かっこいいー!!」




「でしょー!!」




そのとき背後から殺気が感じられた





「お兄さん・・・」





げっジェザムヤ!!





「だめじゃない、こんな遅くに出歩いちゃ。お兄さんは私の枕なんだから・・・!」





えっ?俺、枕なの?





「もう悪いことしないように全身取り換えてあげる・・・・!!」





ファイアブレスが放たれ俺の意識はいったん途切れた
















・・・・・ここは一体?




「あっお兄さん、起きたんだ。じゃあ説明するね」




謎の空間にジャザムヤがいた




「お兄さんがいつも悪いことするから、私がお兄さんの体を乗っ取っちゃたんだ」




「えっじゃあここにいる俺はなんなの?」




「魂かなにかじゃない?」





「状況はよく分からないがこれだけは言っとく」





「なぁに?」





「俺は生まれてから一度も悪いことはしていない!!」





「あはは!魂だけになってもお兄さんはお兄さんだね!!」





ジェザムヤは無邪気に笑った





「ほら見える?元の世界では私たち結婚するんだよ!!」





「うわあああああ!!やめろジェザムヤ!!」





「あはは!たまにこうして二人だけでお話しようね!!」





俺の意識はだんだんと薄れていった





「大丈夫!お兄さんの命は私が保証するからさ!」





いつか言われた言葉が最後まで頭に鳴り響いていた

















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