ドラゴンブレス
「おにいさん!今日のおこづかいだよ!」
ジェザムヤはにっこにこで俺に金貨を渡してきた
「無駄遣いしちゃだめだからね!」
・・・・・なんなんだ最近のこの関係は・・・・これが大人のやることか・・・・
俺はまず酒場に入った
「この酒場で一番高い酒を持ってこい!!」
酒場に来たとたん気分は一変した、うひょー!!
「おい!!そこの女ぁ!ちゃんと酒つがんかい!」
「はい!おにいさん♡」
!!!ジェザムヤ!!!
「お金、すぐ使っちゃうと思ってついてきたんだ!」
「・・・・・・!!お、おう!ジェザムヤは頭がいいなぁー・・・・・!」
ジェザムヤはサディスティックな笑みを浮かべた
「わたしがいないとダメなんだから♡」
「ファイアブレスっていまどれくらいの威力なんだ?」
俺は恐る恐る聞いた
「Sランクのモンスターは一撃だよ?」
まずい、ジェザムヤの機嫌を損ねたら俺は焼け死ぬ・・・・!
「でもね、最近ギルドの仕事飽きちゃってるんだー」
「どういうこと?」
「だってモンスター一撃で死んじゃうんだもん!」
それはまずい!俺の不労所得生活が崩壊する・・・!
「頑張ってるジェザムヤは輝いてるよ?」
何を言ってるんだ俺は、そんなに働くのが嫌なのか・・・!
「でも、それはわたしの気分次第だよね?」
ニタリと笑うジェザムヤ
震える俺
なんで俺の周囲の女はこうやばいのか・・・・。
昼ごはんを二人で食べた。
ドラゴンとのハイブリッド、漫画みたいにたくさん食うのかと思ったら
大盛どまりだった。ちょっとがっかりした
「やっぱりパーティってのは三角関係でドロドロしてるほうがいいと思うの!!」
なにを言い出すんだこのガキは・・・・!
それに二人とも俺の好みじゃねーし
犬のように従順な女カモン
「また一緒にパーティ組みましょ?」
ジェザムヤの体温が急上昇した
・・・ドラゴンブレスの準備段階かと思われる
つまり俺は今脅されている・・・!
「死にたくない」
「え?」
「死にたくなーい!!」
俺は逃げ出した。
「もう、わたしから逃げられるわけないでしょ♡」
あっという間に先回りされ退路をふさがれた。
「大丈夫、大丈夫!お兄さんの命はわたしが保証するからさ!」
どんな場面で使うセリフなんだそれは・・・!
「あはは!その怯えてる顔!最高!!」
宿屋に戻る俺たち
「戻ったか」
レジーヌはすでに夕飯の支度を終えていたようだった
「なんだ、すっかり仲良しさんだな?」
何をどう見て判断したのかこの女は・・・・。
俺は逃げられないようにロープでぐるぐる巻きにされていた
「レジーヌ!!明日から三人パーティだからね!!」
「おっ、なんだ?一人で寂しかったのか?」
「お兄さんの心臓を握りつぶすのはわたしなんだから!!」
・・・・たぶんハートを射止めるの言い間違いだろう
・・・・言い間違いであってくれ・・・・




