うわようじょつよい
「あははははははは!」
幼女ジェザムヤの戦い方は滅茶苦茶だった
とりあえず近くにいるすべてのものをなぎ倒している
敵も味方もなかった。
あっぶね!!攻撃かすったわ!!
「ぜんぜんコントロール出来てねーじゃん!!」
俺はロジーヌに不満をもらした
「女の子はこれくらい元気なほうがいいぞ!!」
イカレ女が!!
「とりあえず敵は撤退したから補助魔法でおとなしくするわ!」
「だんだん使い方が分かってきたじゃないか!」
「うるさいよ!」
俺までジェザムヤに真っ二つにされたくない
っていうかこんなの作戦と呼べるか!!
作戦立てた隊長、真っ二つにされたし!!
「補助魔法展開!!」
人間以外に補助魔法を使うのは初めてだ・・・。
ジェザムヤの動きはしばらく止まったようだ・・・。
「あら人間さんごきげんよう」
?!!なんか流暢にしゃべりだしたぞ?!
「こんなすがすがしい気分初めてよ」
・・・・!!俺の補助魔法を受けてまともになった奴は初めて見た!!
「なんだ?マインドブラスト失敗か?」
「いや、当たったハズだが?」
「わたしのこと壊そうとしたの?ウケルー!」
違うだろ!!俺は心の中で叫んだ
俺の補助魔法食らったやつは「ぱんぱんぴー!!」とか「豆を強めにぶつけます!!」
とか言わないとダメだろ!!!
「この作戦が終わったら皆殺しにして逃げようと思ってたけど気が変わっちゃった☆」
俺の視界はぐらぐらと揺れていた
「まめーぇええええ!!」みたいにならなかったのが相当ショックだったようだ・・・。
「ふーん、人間の感覚でいうとあなたイケメンなんだぁ」
なんだ?なにを喋ってるんだか頭に入ってこない・・・。
「わたしあなた達についていくことにするよ」
俺はショックのあまり気絶した。
「はっ?!」
気が付くそこは宿屋のベッドだった。
「レジーヌ恐ろしい夢を見た、俺の補助魔法が効かない幼女の夢だ」
「幼女じゃなくてジェザムヤだよお兄さん!!」
「うわぁ!!夢じゃないのかよ?!」
そこには水色の髪をしたツインテの幼女がいた、額には謎の文字が描かれている
「元気になるためには栄養をとらないとね?」
ジェザムヤは紫色に仕上がった謎の料理を差し出した
「うおぇあ!!くっさ!!」
「女の子の手料理になんてこというの!!」
ジェザムヤは宿屋の壁を殴った。壁には大穴が開いた。
俺の補助魔法が効かない
本来なら喜ぶべきことなのになぜ俺はショックを受けているんだ
「!ケイオス!気が付いたか!」
レジーヌが部屋に入ってきた
「ほらジェザムヤ、もうその服ボロボロだろう、替えを買ってきた」
「ありがとうレジーヌ!」
「むっ虫がいるなこの部屋」
「あの世送り!!」
「死んじゃえ!!」
ボコォ!!ドコォ!!
増える壁の穴。
・・・俺のパーティに凶暴な女が一人増えた・・・。
しかもこの俺の補助魔法が・・・・効かない女が・・・・。




