表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/26

婚約者殿④






「5歳の時に洗礼に行ったでしょう。その時に、僕には見えたんだエラの色が。とっても綺麗だったんだよ妖精たちも周りを楽しそうに飛んでいた。」








「すごいわね」








「この話怖くない?もっと驚いたりしてもいいんだよ?気持ちによっても色が出るから大体の起伏はわかるし」








「むしろわかるほうが楽だわ。」







「え」




いまだに魔力や妖精は自分が見えてないからなんとも言えない類ではあるけど、アルがそういうならそうなのかもしれないと不思議と疑いもない。







「実際分かるほうが、怒りでも悲しみでも嬉しさでもアルが一番に気づいてくれるということだわ。長所を教えてくれたのね。ありがとう。ちなみに私はこれでも記憶力がいいのよ」









私もそんな素敵な能力ほしい。

そしたら母様に怒られるときや貴族社会での社交に便利だわ!








「そんなの・・・。よし。わかった。今すぐ結婚しよう。」








「何言ってるのよ。私はまだ11歳だからできないわ。学院を卒業する16歳までは」







急な申し出嬉しいけど、まずはお友達からだったのでは?

距離の詰め方って知っているのかしら。。

もしかして身体を鍛えているばっかで脳筋・・・?










「はははっ!そうだよねぇ。。でも好きになっちゃった!」









「それは嬉しいことだわ。私もアルのそういうところが好きよ」







親同士も話が終わるころには、私もアルも打ち解けていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ