表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/26

婚約者殿②







先に公爵様たちと父様がサロンにいるということでド緊張気味の私も侍女に促され足を踏み入れた。






「初めまして。小さな妖精さん。私は、ルカリオ・ルクライン。ぜひ、息子と友達になってほしくてね?」









「初めまして。僕はアルトホルト・ルクライン。かわいい妖精さんにお名前を聞いてもいいかな?」







この親子そっくりで、透き通った黒髪にエメラルドのような瞳。

健康的に焼けた肌。ご令嬢たちの話題にも上がるはずだわ。。。

父様を見ると、さぁ行けといかんばかりの笑みだ。







「はじめまして。エラ・ターフェアイトと申します。このような場を設けていただき光栄です。

わたくしで宜しければ、お願いいたします。」








カーテシーの後、何とか挨拶をしたけど、

汗だっくだくでも淑女の笑み、そして侍女達にセットしてもらった髪はカバーできるほど完璧!

なはず・・・・。








「まぁまぁ挨拶も済んだことだし後は、若い二人に任せよう。どうだ?レリウス。」









「そのほうがいいな!エラはアルトホルトくんを中庭に案内でもしてきなさい」






「ターフェアイト伯爵嬢、宜しければご案内お願いします。」




貴公子の眩しい笑顔に更に汗かきそう・・・。

父様、初対面同士の空気感、むしろ私の身にもなってほしい・・・。









「はいもちろん喜んでご案内いたします。それではルクライン公爵子息、こちらへ」








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ