表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/26

公爵家令嬢マーリス・ボルト③





「そんな大事なことをなぜ私に?」









「あら、そんなの決まっているじゃない?あなたが私の”推し”だからよ。」







「”推し”・・・」







「そうよ。前の世界で見たあなたは、学院入学前には家族との間に溝ができてしまった弟との関係性を何とか変えたい一心で弟の婚約者を排除しようとするのよ。あなた自身も侯爵家の婚約者がいたのだけれど、学院での()()によって白紙に戻ってしまうの。弟のために一生懸命なあなたにとても感銘を受けたのよ。そして()()()()()()()()()といわれる容姿。私可愛いものには目がないんですの。うりうりしたくなりますわ。」





貴族社会において、醜聞は耳が痛い話だ。

高位の家であればあるほどその影響力は強く、婚約者くらいでは白紙に戻ることも少なくはない。

しかし、現段階ではリュイと家族の間に溝は無く、婚約者殿もいない。

妖精の話・・・本当に転生しているのかしら。

それにウリウリとはいったい何かしら・・・?



「不明な点も多いですが、理解いたしました。」






「良かったわ。私の見立てでは、アンリーナも恐らく転生をしてきた子ね。発言がアレですもの。エラ様が注意する人物は現段階では3人よ。Sクラス担任のグレン先生、王子側近のツェルバ侯爵息タリバ様、そしてヒロイン(仮)のアンリーナ。」







「何故注意を・・?グレン先生を攻略するには成績3位以内に入っていることが前提条件よ。エラは入学試験3位でしょう?だから既に目をつけられているの。ツェルバ侯爵息は()()()()()でのエラ様の婚約者よ。彼のお父様はかなりの野心家みたいで、経済的にも潤っている伯爵家を狙っていたのかしらね。アンリーナについては転生者であるからこその危険性よ。入学式早々王子殿下達に手を出すんですもの。」








成績順位は非公開。

昔は貼りだしていたらしいが、王族・高位貴族の尊厳とかなんとかで上位10名だけ成績表に記載される形。

もちろん家族以外順位は知らないはず。





「転生は、事実なのですね・・・。」









「もちろんよ。アンリーナがどこまで狙っているかわからないのだけれど、ルクライン公爵息のことを隠れキャラと分かっていたわ。今のところ王子殿下にご執心というところかしら。夏季休業では、王都に寄らないほうがいいわ。」









「隣国の婚約者領地で過ごす予定ではあります。」







「それがいいわね。王都では()()()()が起きる予定だもの。ラクト協会の信徒たちが暴動を起こすのよ。もちろん準備の上阻止しますわ。終わったら私も()()()にご招待していただけるかしら?」






信徒の暴動どう抑えるのか気になるけど、ここはお任せしたほうがよさそう。

アンリーナ様のこともあるし。





()()()の件承知いたしました。暴動阻止もお任せいたします。遠方からでも()()できますのでいつでもおっしゃってください。」






「そう言っていただけて助かるわ。是非これからも仲良くしていただきたいわ」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ