面倒事は避けられない茶会③
何故と言われても、時間が明記されてなかったからです。で通じるならば、既にこの状況にはなっていないでしょう。
「申し訳ございません。大変おめでたい日だとは存じていましたが、私用で火急の要件がございまして到着が遅れてしまいました。」
アルも状況を察したのかそんなものは無いの話に頷いている
「我々も急いで来たのだが、遅くなってすまないね」
アルの外面微笑みに目が輝きだしたご令嬢たちのおかげか否や
王子殿下がそれ以上追及してくることはなかった。
「そうだったんですねぇ!アルトホルト様にも来てもらえて感激ですぅ!!大国で随一の精鋭隊隊長なんてかっこいいなぁ~!」
入学式の件を忘れているのか何も気にせず話しかけてくるあたり相当図太・・・貴族社会に向いているわね。ある意味見習う部分も多いわ。
「アンリ。他の者たちも挨拶したがっておる故、そろそろあちらへ向かおう。」
「えぇ~ん!もっとアルトホルト様とお話ししたかったなぁ!でもまたお茶会でもしましょうねぇ!いつでもお話待ってますぅ♪」
そう言いながら王子殿下の手を取り、ほかの来賓客の方へ向かっていった。
嵐のようだわ。いつ来るかもわからず突然消えていく。
「そもそもさ、ファーストネームで呼ぶの許可してないけど。またお茶会って。一度もした記憶ないんだけど。」
「あの方には通じないのよ。私たちの常識は。」
ぷりぷりと怒っているアルも可愛いわね。
早めの帰宅をして、アルとお茶したいくらいだわ。
そんなことを考えていたら青く長い髪を一つに束ねた長身の男性に話しかけられた
「こんにちは。本日はようこそお越しいただきありがとうございます。」
「あなたは・・・」




