面倒事は避けられない茶会②
ーーーーーーーコメット伯爵令嬢祝茶会
私たちが着いた頃には、立食形式のパーティーが始められていた。
時間は書いてあったかしら?
あら、王子殿下御一行もいらっしゃるのね。
「コメット伯爵。此度は、ご息女の笄年を祝う会に招待ありがとう。一国の王子であるが其方のご息女とは良い関係が築けている。友人として参加させてもらおう。」
「これはこれは!!フィルバート第一王子殿下!我が愛娘のためにこちらにご足労いただき誠にありがとうございます!!殿下でありましたらいつ何時でも歓迎いたしますぞ!ファッファッファ」
「よいよい。其方のご息女は、学院でも聡明で貴族・平民分け隔てなく接するコミュニケーション能力は話題なのだ。これからも良い関係を続けたいと考えているぞ」
「まぁ!なんのお話ですのぉ?アンリもまぜてくださいましっ!!」
「こらこらアンリ。殿下の前でそんな走ってきたらはしたないだろう?」
「お父様ぁ!だってアンリは、フィル殿下にお祝いしてもらえて嬉しいんですものぉ!」
「本当にアンリは愛らしいな!」
まるでぬるま湯のような空間。
王子殿下は明らかに好意があるように見えるけど、彼女はアルのことは良いのかしら?
どちらにしろまだ動きが掴めないわ。
「あらぁ?エラ様とアルトホルト様ではありませんかぁ??やっと来ていただけたんですねぇ!アンリ、嫌われてしまったのかなぁって・・・・ぐすん」
「また君か。ターフェアイト伯爵嬢。今日の会は何故遅れてきたのだ?」




