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自称ドジっ子★ヒロインちゃん④
「誤字脱字は良いとしても、何故エラ様のご婚約者様も?下心がここまで見え見えな方も珍しいのでは?」
「そうねぇ。入学式から数か月経った今あの時の『隠しキャラ』『攻略』について調べてみたけれど、恐らくく市民の間で流行っている『恋愛小説』の類だと思うわ。中でも泥沼略奪愛系が人気みたいね。」
「泥沼略奪愛系でございますか・・・。凄まじい執着をを感じます・・・。」
「略奪した愛って本当に愛なのか甚だ疑問だわ。元々愛がなかったか、優越感・背徳感の方が強そうね。アルが靡かないとは思うけど、向こうに狙われているのは確かね。」
これから向こうがどう行動を起こしてくるのかまだ未知数ではあるけれど、
過去の自称お守りといい、入学式の発言といいなんだか気味が悪い・・。
「エラ様、私共もちろん全力でお守りいたしますが、某ご令嬢は大変独特な観点をお持ちのようで」
「そうねぇ。ある程度は私も自分の身は守れるけれど、アルにも相談するわ」
何も起きないのが一番だと思うけれど、何が起きるかわからないのが貴族社会。
我が家は伯爵家でただでさえ大国の公爵の婚約者。
用心に越したことはないわ。




