表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オーディナル~昼は女子高生、夜はヒミツのエージェント  作者: Froncs
VS爆弾魔 青空タワーの決戦
171/275

No.171 ターリア誕生



「奈留……!これからはよろしく頼む!お前のコードナンバーはーー”ターリア”だ!『眠り姫』の名のもとに、チームを癒し、人々を平和と安息に導いてくれ!」



 ここにコードナンバー”ターリア”が誕生した。



 ターリアこと、奈留は幸せそうな笑みを浮かべる。


 愛菜はそんな奈留に、優しい先輩としての台詞を囁いた。



「改めてよろしくね奈留ちゃん!た、ターリアなんてカッコイイ名前だけど、いざコードナンバーで呼び合うなんて気恥しいね」



「そ、そうだね愛ちゃん……!め、メイジーは恥ずかしいからメイちゃんって呼ぶよ」



「あっ!ずるーい!」



「えへへ……よろしくね!」



 2人は仲良さげに笑って話し合っている。


 俺はこの笑顔を守っていかなければならないのだ。



「頼りにしてるよターリア。悪いがこの事は、俺たち以外には他言無用で頼む」



「分かっていますよビーくん」



「ビーくん!?」



「ビーストだからビーくんです」



「まるで虫みたいな愛称だな!」



 俺のツッコミに奈留はくすくすと笑う。


 やれやれと肩を落とした所で、俺のスマホが鳴り響く。



ーールビーからの着信だ。



「悪い。ルビーから電話だ。二人にはまた後日連絡する」



「は、はい分かりましたヒーロー様!それでは私たちはこれで失礼します!」



 俺はこの場から二人が去るのを確認し、ルビーからの電話に応答する。



「はいもしもし。俺だけど?」



«ビーストすまないな。今は大丈夫か?»



「あぁ、今俺一人になったけど」



«そうか。なら柚木。改めてお前に問うが、No.3の加入の件についてだが»



「ん?奈留の事か?あいつはコードナンバー『ターリア』の名を与えた」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ