No119 全属性最強の火力
「オーディナルーー認証コード”ナンバー・メイジー”!飛んでけ!」
突如響き渡る少女の台詞と、アプリケーションの起動音ーー
『アプリケーションーー”エージェント”Ver.オーディナル』
続けてーー
『アプリケーションーー”フレアボール”』
駅ホームの向こうから、ビーチボールサイズの轟々と燃える火の玉がーー螺旋を描きながら高速接近。
それに遅れて気づいたスノウだったが、咄嗟にアプリ起動を間に合わせる。
『アプリケーションーー”クリスタルウォール”』
すぐさま雪結晶模様の防御盾を展開させるがーー
ドガンッ!
激しい爆発音と共に、スノウの防御盾が砕け散る。
そして反動で、スノウとそばに居た秋雨の身体が吹き飛んだ。
俺とルビーは火の玉の飛んできた方を見て、安堵の笑みが零れた。
現れた赤フードの少女ーーナンバーメイジーこと、赤髪愛菜が颯爽と駆け付ける。
「大丈夫ですかヒーロー様!?」
俺の前に駆け付け、スマートフォンの画面をすかさずタップ。
『アプリケーションーー”バーンブレード”』
炎の刀を起動させ、吹き飛ばしたスノウ達の方を警戒。
後ろから見えた愛菜の、強い表情がカッコよくーーとても可愛く愛おしく見えた。
愛菜の”エージェント”は、俺の黒マスクに変わりーーパーカーと同様の赤いマフラーが現れ、それを首に巻いて口元を隠している。
愛菜は一度俺の方を振り返り、ニコッと笑ってかっこよく言った。
「助けに来ました!ナンバーメイジー。いつでもヒーロー様のお側を守ります!」
俺はその愛菜の言葉が、とても頼もしい。
ルビーはフッと笑って、嬉しそうに言った。
「忘れていたよ。愛菜のアプリは”赤属性”ーー全属性最強の火力を誇っていたな」「オーディナルーー認証コード”ナンバー・メイジー”!飛んでけ!」
突如響き渡る少女の台詞と、アプリケーションの起動音ーー
『アプリケーションーー”エージェント”Ver.オーディナル』
続けてーー
『アプリケーションーー”フレアボール”』
駅ホームの向こうから、ビーチボールサイズの轟々と燃える火の玉がーー螺旋を描きながら高速接近。
それに遅れて気づいたスノウだったが、咄嗟にアプリ起動を間に合わせる。
『アプリケーションーー”クリスタルウォール”』
すぐさま雪結晶模様の防御盾を展開させるがーー
ドガンッ!
激しい爆発音と共に、スノウの防御盾が砕け散る。
そして反動で、スノウとそばに居た秋雨の身体が吹き飛んだ。
俺とルビーは火の玉の飛んできた方を見て、安堵の笑みが零れた。
現れた赤フードの少女ーーナンバーメイジーこと、赤髪愛菜が颯爽と駆け付ける。
「大丈夫ですかヒーロー様!?」
俺の前に駆け付け、スマートフォンの画面をすかさずタップ。
『アプリケーションーー”バーンブレード”』
炎の刀を起動させ、吹き飛ばしたスノウ達の方を警戒。
後ろから見えた愛菜の、強い表情がカッコよくーーとても可愛く愛おしく見えた。
愛菜の”エージェント”は、俺の黒マスクに変わりーーパーカーと同様の赤いマフラーが現れ、それを首に巻いて口元を隠している。
愛菜は一度俺の方を振り返り、ニコッと笑ってかっこよく言った。
「助けに来ました!ナンバーメイジー。いつでもヒーロー様のお側を守ります!」
俺はその愛菜の言葉が、とても頼もしい。
ルビーはフッと笑って、嬉しそうに言った。
「忘れていたよ。愛菜のアプリは”赤属性”ーー全属性最強の火力を誇っていたな」