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オーディナル~昼は女子高生、夜はヒミツのエージェント  作者: Froncs
2章:爆弾魔逃亡作戦編
119/275

No119 全属性最強の火力

「オーディナルーー認証コード”ナンバー・メイジー”!飛んでけ!」



 突如響き渡る少女の台詞と、アプリケーションの起動音ーー



『アプリケーションーー”エージェント”Ver.オーディナル』



 続けてーー



『アプリケーションーー”フレアボール”』



 駅ホームの向こうから、ビーチボールサイズの轟々と燃える火の玉がーー螺旋を描きながら高速接近。


 それに遅れて気づいたスノウだったが、咄嗟にアプリ起動を間に合わせる。



『アプリケーションーー”クリスタルウォール”』



 すぐさま雪結晶模様の防御盾を展開させるがーー


 ドガンッ!


 激しい爆発音と共に、スノウの防御盾が砕け散る。


 そして反動で、スノウとそばに居た秋雨の身体が吹き飛んだ。



 俺とルビーは火の玉の飛んできた方を見て、安堵の笑みが零れた。



 現れた赤フードの少女ーーナンバーメイジーこと、赤髪愛菜あかがみあいなが颯爽と駆け付ける。



「大丈夫ですかヒーロー様!?」



 俺の前に駆け付け、スマートフォンの画面をすかさずタップ。



『アプリケーションーー”バーンブレード”』



 炎の刀を起動させ、吹き飛ばしたスノウ達の方を警戒。


 後ろから見えた愛菜の、強い表情がカッコよくーーとても可愛く愛おしく見えた。



 愛菜の”エージェント”は、俺の黒マスクに変わりーーパーカーと同様の赤いマフラーが現れ、それを首に巻いて口元を隠している。



 愛菜は一度俺の方を振り返り、ニコッと笑ってかっこよく言った。



「助けに来ました!ナンバーメイジー。いつでもヒーロー様のお側を守ります!」



 俺はその愛菜の言葉が、とても頼もしい。



 ルビーはフッと笑って、嬉しそうに言った。



「忘れていたよ。愛菜のアプリは”赤属性”ーー全属性最強の火力を誇っていたな」「オーディナルーー認証コード”ナンバー・メイジー”!飛んでけ!」



 突如響き渡る少女の台詞と、アプリケーションの起動音ーー



『アプリケーションーー”エージェント”Ver.オーディナル』



 続けてーー



『アプリケーションーー”フレアボール”』



 駅ホームの向こうから、ビーチボールサイズの轟々と燃える火の玉がーー螺旋を描きながら高速接近。


 それに遅れて気づいたスノウだったが、咄嗟にアプリ起動を間に合わせる。



『アプリケーションーー”クリスタルウォール”』



 すぐさま雪結晶模様の防御盾を展開させるがーー


 ドガンッ!


 激しい爆発音と共に、スノウの防御盾が砕け散る。


 そして反動で、スノウとそばに居た秋雨の身体が吹き飛んだ。



 俺とルビーは火の玉の飛んできた方を見て、安堵の笑みが零れた。



 現れた赤フードの少女ーーナンバーメイジーこと、赤髪愛菜あかがみあいなが颯爽と駆け付ける。



「大丈夫ですかヒーロー様!?」



 俺の前に駆け付け、スマートフォンの画面をすかさずタップ。



『アプリケーションーー”バーンブレード”』



 炎の刀を起動させ、吹き飛ばしたスノウ達の方を警戒。


 後ろから見えた愛菜の、強い表情がカッコよくーーとても可愛く愛おしく見えた。



 愛菜の”エージェント”は、俺の黒マスクに変わりーーパーカーと同様の赤いマフラーが現れ、それを首に巻いて口元を隠している。



 愛菜は一度俺の方を振り返り、ニコッと笑ってかっこよく言った。



「助けに来ました!ナンバーメイジー。いつでもヒーロー様のお側を守ります!」



 俺はその愛菜の言葉が、とても頼もしい。



 ルビーはフッと笑って、嬉しそうに言った。



「忘れていたよ。愛菜のアプリは”赤属性”ーー全属性最強の火力を誇っていたな」

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