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別世界のキミヒコへ

作者: 鮫島鮫太郎

キミヒコへ


この手紙が届いているということは神様がしっかりと私との約束を果たしてくれたということですね。感謝いたします。そちらはどうですか?変わらないですか?突然環境が変わって大変だとは思いますが、キミヒコのことです、きっと上手くやっていると思います。こんな手紙を突然送ったのは、キミヒコの様子が気になってしまったからです。どうですか?生活は順調ですか?いきなり母親のいない環境で苦労しているんじゃないかと思います。神様に頼んで地元の品を送ってもらってますので、それで元気を出してください。

そう言えば、以前キミヒコと一瞬だけ会話できたことがありましたね、その時一緒にいた可愛い金髪の女の子とはどうなりましたか?初めての彼女だからって浮かれすぎないようにね(^O^)


キミヒコのいない中で私もいろいろとやっているのですが、なかなか踏ん切りがつかず、勇気が出せずに困ってしまっています。そんな時、キミヒコの頑張る姿を思い出して、負けてられないなと母も頑張っています。思えばハルヒコさんが亡くなって母とキミヒコとまだ1歳だったアキの3人で、頑張って生きてきましたね。幼い貴方には大変辛い思いをさせていました。ですが、成長した貴方を見てよく育ってくれたと貴方のいないところで泣いたりもしていました。


余談が長くなってしまいましたが、母は元気です。これから少し大変なことになりますが、頑張っていきますのでキミヒコも頑張ってください。





PS.魔王はパーティみんなの足止めのおかげで母の拳骨(ファイナルインパクト)を食らわせで倒すことができました。しかし、今は魔王が最後に私たちに教えてくれた、本当の世界の姿、本当の邪悪は王家の裏に潜んでいたことをしり、困惑していますがこの世界を平和にするためにも、最後までしっかり説教(マンツーマンレッスン)して平和にしてみたいと思います。私が帰れる日までもう少し待っててね!ちなみに、一緒に送るのはこちらの世界樹で取れた雫と落ちてた不死鳥らしき鳥の羽根です。大事に使ってください!


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