雨あがりの虹をみあげる 生きてゆくのも悪くはない
(短歌六首)
寒い朝となりで眠る肉塊の寝息を聴く部屋 外に雨音
興福寺 阿修羅の像は真夜中も闘うように突っ立っている
いかりとかにくしみだとかねたみとか ほしにいのってけしさりたいです
癒せない喉の渇きを恋として一途の歌をうたい 狂うよ
海鳴りが大好きなんて強がった泣きだしそうな 恋 終えようか
たそがれのジンジンさせる寂しさは 終わりの始まり 目を刺す寂しさ
雨は降りそしてかならずあけるから 虹を探してみあげる青空
─────────────────────
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。