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 魔導蟲  作者: 七味とうがらし
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グレートなおねいさんデスヨ

 G・O・D(グレートなおねいさんデスヨ ) そう名乗る人が私達一家の夢に現れた、これがコ-ジィから説明のあったG・O・Dと言う方なのだろう、今夢の中なのだろうがママ、ミミ、ムム、セキが一緒にいる、全員同じ夢を見ているらしい、


「は~い くまさん一家~はじめまして~私が貴方たちを魔法の世界に導くG・O・D ですよ~


身長150cm位の少女?っぽい人がどうやら私たちの担当さんらしい、コージィからある程度聞いていたからな、


代表してダイが言う 「精神鍛錬はある程度終わらせてありますので、どの位の出来なのか、見て頂けますでしょうか?」


GODさんは一家に向かい手をかざす


「一家全員良い修行をしてるのね、うん これなら自習でもいいくらいね、」  


G・O・D さんがそう言った、普通に生活魔法が使える様にするのが目的だったからね、


「くまさんパパはちょっと別の修行もするといいかもね」


「私ですか?」


「その身体じゃ作業するのにも不便な所あるでしょ?」


「はい、まあ」


「じゃあ魔力をうまく操ると普通の人間の体になれるって事は知ってる?」


「いえ、初めて聞きますよ、」


「じゃあパパさんは力を内側に留める訓練ね、それと他の家族の方は逆に力の解放の訓練ね」


「力を開放するとダイと同じで身体機能も上がるし体も丈夫になるからこれはお勧めね」 辺境の地で必要なものは力だ、


全員イメージの構築方法を伝授されて暫くはイメージのトレーニングの日々だ、


全員人の姿とくまの姿に自由に変身出来るようになった、一番喜んだのがセキであった、「冒険者はやっぱり力がなきゃ」って言って喜んでましたよ、


獣人の人たちは純朴が故に魔法の吸収が早いとG・O・Dさんが言ってたな、


G・O・Dさんの魔法のレベル上げってあまり上げられないらしいんだ、無理に負荷を掛けるやりかたは好まないそうです、


そこそこ魔法が使えて種の存続が優先らしいですよ、そのかわりに便利な魔法を広めているんですね、空間魔法ってやつで所謂アイテムBOXってやつです、これって便利ですよね、この魔法をもっていれば一生食うには困らない魔法だと言ってましたからね~ 商人や運送をやるなら絶対欲しい所ですねコレ、




 G・O・Dグレートなオカマですョさんは強化する事を重視してるからかなり厳しい訓練だそうです、でも一番キツイ訓練をするのがG・O・D《グレ-トなおじさん童貞ですよ》さんらしいです、最強になるリスクもかなりあってキツイそうですよ、


 G・O・Dからダイを通して伝言がありました、


「旅の途中はG・O・Dグレートなオカマですョさんと同じやり方で鍛えてあげてください」


うん、俺もそのつもりだったから大丈夫ですよ、とダイに告げた、


 ダイが納屋から一つの葛籠を持ってきた、「セキ、これは俺が昔俺が使っていた装備一式だ、お前にやる」そう言ってセキに渡して中を確認する、


 熊装備なので茶色の革でできた袖なしフード付きの異様に重いロングコートだった、内ポケットには例のジャックナイフが収まるようになっている、


「ダイこれ凄く重いけどひょっとして鎖帷子を兼ねているのか?」俺が問う


「ああ、そうだこれなら剣の攻撃はそこそこ防げるし熊獣人の体力なら問題ない重さだ、」


セキはコートを羽織る、ちょっと大きいので肩幅を紐で軽く詰める、その状態から熊化してちゃんと紐がほどけることを確認、どっちの状態でも問題なさそうなのでこれで行くようだ、


「ダイ、俺たちは明日ギルドに行ってセキの冒険者登録をしてくるよ、」俺はダイにそう告げた、


「じゃあ晩餐は豪勢にいくか、セキ ゴブ肉パーティの準備だ、頼むぞ、」


嬉しそうにセキが 「うん、いっぱい作るよ」 よだれを垂らしながら答えていた、








続く~~~

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