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 魔導蟲  作者: 七味とうがらし
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リドの街に

 俺たちはリドの街に転移してきた、俺は脱力感に見舞われる、がなんとか意識を保てるようになってきている、しかしまだ休憩は必要だ、1時間くらい休んでから行動開始する事にしよう、


 その間にシローネが準備を進めてくれている、相変わらず鎧メイドエプロン姿だから始めて見る人はドン引きしてるよ、ジョンさんは引きつった笑みを浮かべて対応してくれててらしい、それからトラネは転移に驚きつつも興味津々と言った感じだった、


 ジョンさんが言うには予定日は3日後との事 月の関係もあるから4日後になる可能性もあるし、ここは落ち着いて行こうと言う事に、焦ってみてもこればかりはしょうがないからね、


予定日を過ぎ4日目に入った、凄い難産のようだ、母子ともに危ない状態が続く、熟練の産婆さんがなんとか逆子を取り上げる、シローネがお母さんと赤ちゃんにヒールをかけまくる、顔色と呼吸も安定してきたのは出産から4時間後だった、なんとか赤ちゃんも授乳出来た、ここからは搾乳だ、シローネが慣れた手つきで搾乳し、いつもの薬液と人肌温度で混合する、そしてトラネの胸に注射を施す、そして乳と薬液の混合液が無くなるまで注射を続けた、23人分注射することが出来た、

俺たちは新ママさんに礼を言ってギルドマスターのジョンさんに会う、


「ジョンさん、無事移植出来ましたのでこれからセキの実家に寄ってからテンシンのギルドに行ってきます、」


 そう挨拶をして早速移動した、セラがどうしてもトラネをおぶっていきたいとの事、まあセラにも弟がいたし、懐かしく思っておんぶしていくんだろうなと思った俺が間違っていたのかもしれない、おんぶした時の表情に俺は気が付くべきだった、


 なんだかハアハア(*´Д`)した表情で街道を疾走しているんだよ、「しっかりおんぶしないとね」と言いながらトラネの太ももに回した腕が更に密着を強固なものにしてトラネの下腹部がセラの背中にこすりつけられるようにおぶっている、この王女腐ってきてるようだと、おれんちのトラネが汚されていく、その事に気が付かなかった俺を許してくれと心の中でつぶやいた、


 やっと休憩だ、チェンジだ!俺はトラネを背負う、するとセラが又何かを呟いて俺と並走しながらチラチラこっちを見てるんだ、ハアハア(*´Д`)しながら、


 何故だ?...うおっやべえ今までの事を総合して考えると答えがすぐに出た、


俺はセラに騙りかける 「そこの廃棄王女、何を思いこっちを見てるんだ?」


セラは目をそらし「な、何も見てないよ、半ズボンがかわいいとかそんな事一切思っていませんから、」


「ほう~少年が履く半ズボンの事など俺は一言も言っていないのだが、【俺の】トラネを変な目で見るんじゃないぞ、わかったなセラ!」


「う、うん わかったよ今度は気が付かれないようにうまくやるよ、」


全然わかっていないし、懲りない廃棄王女だコイツは、


セラは後方にポジションを変えて追従してくる、なんだかニマニマしながら呟いていた、


「俺のトラネ俺のトラネ俺のトラネ俺のトラネああ~兄ちゃんとトラネ~」


完全に違う世界を行く廃棄王女だった、本当に廃棄物だなこいつは!


俺たちはモーリャ養蜂場についた、


「ただいま~かえってきたよ~」


「ダイ、ミミ、ムム久し振り、」


「初めましてコージィ兄さんの妹シローネと申します、こちらは弟のトラネです」


「初めましてセキのお父様とお姉さま方、セラフィムと申します」


「おお~コージィひさしぶりだな~」そこにはナイスミドルな男がいた、


「コージィはこの人型になっている所は始めて見るのか、セキとは夢の中で逢っていたからな、」


そう言ってダイは俺の手を取り握手する、その姿を見て何故か興奮している残念な廃棄物がいたよ、


「ダイ養蜂場の景気はいいのかい?」


「ああ、かなりいいぞ、どうしたんだ?そんなこと聞いて、」


「うん、テンシンの街に引っ越さないかなと思ってね、実は勧誘しに来たんだ、テンシンの街にね」


「そうか、構わんよ、ここは残りの3家族に譲り渡して移動もいいなと考えていた所だったんだ、ママがテンシンで魔法学校を初めて教員をやってくれないかって言われていたんだよ」


「そうだったのか、じゃあこの件は問題なく解決って事で、」


「コージィ、一つだけ頼みがあるんだが、」


「どんな事だい?」


「ミミとムムをちょっと修行の旅に連れて行っててやってほしいんだ、魔法力がなかなか育たないんだよ、まだアイテムボックスも使えないんだな、」


「そんな事ならお安い御用さ、要は魔法学校の教員になれるレベルまで持って行ければいいわけだろ?」


「流石話が早いなコージィは」


「じゃあとりあえずミミとムムをうちのパーティに入れておくからテンシンでギルドに登録するか」


「家の残務整理とか荷物とかはあとで俺が持って行くことにするから、先にテンシンでの家を探しておいてくれ、頼むぞセキ」


「うん わかった~厨房の大きなお家さがしておくね、あ~レストランが一階で二階が住居になってる所が良いな~ヅイおじさんちみたいなところ~」


「セキ、それはいいな、色んな料理が出せる店、俺たちも拠点にさせてもらえればいいな、」


「コージィ、じゃあ3階建てで新築でやっちゃう?」


「いいね~早速候補地探しておこうか、」


俺は念話でデイと連絡を取る、【デイ、テンシンにダイが引っ越すんだけど3階建てで1階がレストラン2階がゲストルーム、3階がダイ一家の住居を作りたいんだけどいい場所探しておいて】

【了解した、いいところ探しておくよ、それと爺さんはまだ現状のまま、良くも悪くもなっていないからなまあ、現状維持でって所だ、】


俺はデイに礼を言って念話を終了させた、


「とりあえず今日はゆっくりして明日から動き出すことに、そこで今日はダイの家でパーティーを開催する事にした、」


「セキ、ミミとムムってどのくらい料理が出来るんだ?」


「あんまりできないんじゃないかな~ ずっとぼくが作ってたから~」


「解った、丁稚奉公待遇でビシビシ鍛えていくぞ、」俺たちと旅をすると言う事はそういう事なんだと全員納得していた、


「じゃあ今日の夕飯セキが指示を出してミミとムムにトラネが作ってくれ、俺もサポートするデザートはセラが見てやってくれ」


早速本日のメニューに必要な食材をアイテムボックスから出して並べる、








続く

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