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 魔導蟲  作者: 七味とうがらし
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男だか女だか解らない中性的な謎の人の夢を見た

 俺は錬金術師の書いた本の内容を実践した、一番確率の高い方法と言うのが記載されていた、


「魔法の使える女の初乳を自分の心臓にかける」と言う物だった実際には心臓に近いところを切ってそこに初乳を5cc程流し込めば良いらしい、


 施術後上手くいけば半年ほどで夢を見るらしい、ここに記載されているのはGODと呼ばれる人物が出てくるとあった、 


 あれから半年後、俺は夢を見たんだ、男だか女だかわからない中性的な人が出てきた、とても美しい羽衣を纏って夢に現れたその人は、美しい声と素晴らしいプロポ-ション鍛え上げられた筋肉!筋肉?うっすら髭剃り跡が青っぽくなって顎が割れていた 意思の強さを表しているような感じだ、


「あらあらや~ね、貴方が宿主さんなのね うふふ らっき~軽く自己紹介しておこうかしら、

私はG・O・Dグレートなオカマですよ ゴッドと呼んでね あなたと一生添い遂げてあげるわ~はぁと」


ノリノリで夢の中で現れた人物が自己紹介すると同時に得体の知れない寒気が全身を包んだ、


「チェンジで」何故か俺はそんな言葉を夢の中で叫んでいた、


「あらあらや~ね それは無理不可能駄目なのよ~ こんなかわいい男の子から別の子に変わるなんて出来るわけな~いじゃないの~貴方と私は一心同体少女隊なんだからっ! はぁと」


完全に魅入られてしまったようだ、チェンジは出来ないらしい 本気でチェンジする場合心臓から魔導蟲を引きはがすと可能らしいがこの世界の医療技術では成功の確率は5%も無いと言われたのであきらめた


「でも貴方は本当にらっき~ね これで貴方はこの世界のトップクラスの魔法使いになれるのよ」


え?なんだろう?意味が解らない 魔導蟲の種類によって強さが変わるのか?質問してみた


「GODさん魔導蟲の種類でそこまで力の差って出るんですか?」


「そうね~魔導蟲と言うよりもあたしがあなたについたからと言ったほうが正しいわね」


ダンスを踊りながら説明してくるよ この人 しかもものすごくキレのいい動きで たまにポージング決めてくるし、どう対応したらいいんだ、


「あ、あの~ あなたに力が有ってそれを使えるって言う事なんですか?」


GODさんが強烈なスピンをかましながら


「それもあるんだけどね わたしが手取足取り指南してあげるわよ~そうすればあなたはトップクラスの魔法使いになれるわ~これから毎晩ダンスレッスンよ~」


意味解らない、頭おかしいんじゃないか? 


魔導蟲自体に大した力はないらしいし、っで何?ダンスレッスンって


「ダンスレッスンはね あたしとあなたの心を繋ぐレッスンなのよ~うふふ 心がシンクロした時にその真価を発揮できるのよ~」


なんだか意味不明の説明をされてもな~ と思いながらも気になる事が有ったので質問してみることに

「あの~ 質問なんですけどトップクラスの魔法使いになれると言ってましたけど 上には上がいるって言う事ですね?」


GODさんはため息交じりに「ええ...そうなのよ」と答えた


「それは一体どんな人なんですか?」と問うと


「それは真の魔法使いなのよね...」


え?真の魔法使いってなんだろ...


「それはGODの中でも最強と言われたお方よ 生涯DTを貫き通した伝説の魔法使いなのよ

魔導蟲(精神生命体)とリンク出来ない 肉の体で活動していたときDT(童貞)を30年貫き通すと魔法使いになれると言われていたのよ しかし彼は50年間それを貫き通した真の魔法使い、いや 魔王と言ってもいいわね、」


俺は叫んだ


「あふぉか~!なんじゃそりゃ~~」


「あなたはこの世界の事 何も知らないのね、いいわ 手取足取りじっくりおしえてあ・げ・る」


ぶはっ 俺は突っ伏した、


「いいこと? あなたにはこの精神世界から順に説明していくからよく聞いてね」


GODさんはこの世界の成り立ちから何処へ向かっていくのかを説明された、そして魔法とは何か魔法の力を高めるための道理を解いてもらった、先ほどの会話がぴたり当てはまり理解していった、


俺は納得の上明日から魔力強化の為のトレーニングと晩からダンスレッスンを受ける事になった、






続く!

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