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 魔導蟲  作者: 七味とうがらし
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南の大陸

 俺たちは行商しながら南の大陸を目刺している、このあたりはゴムの木って奴が大量にありその樹液を加工して製品を作り出している、この樹液も大量に仕入れる、


 実はこれヴォ-レン工房の資料にあった車輪の材料でもあるんだ、タイヤって言う商品になるんだね、これはジュン・コーナが伝えた技術だ、その他有用そうな資料はかなり写させてもらったよ、パチンコとかね、所謂小型投石機って奴の方ね、その他は後々披露するよ。


 行商しながらその素材を加工して売ってます、最初何に使うのかこの世界の人達って分からないんですね、だから試供品を作って見せるんだ、すると便利さを知った人がそれを購入してくれる、そこから口コミで広がっていき量販へと繋がるんだ。


 そこでその地域の親しくなった商人さんに卸して、更にその商人さんが小売店さんに卸していくって言う所謂ディストリビューターって制度って奴を構築してみた。


 俺たちがその場にいなくても、拡販をしてくれる所を探すって事でね、まあこれはそこそこ信頼のおける所に流すんだけど、その街のギルドにでもお願いしてみようかと思う、更に馬車のサスペンションユニットを売り出す、リーフスプリングとシャックルに車軸にローラベアリングのセットと車輪タイヤの販売ね、


 この商売は産業として発展させるため下請けさん組合も作る、この街の地場産業を大きくしてより安定した街にして行けるモデルケースを作るのが目的だ、鍛冶屋もベアリングを作る所と車軸を作る所、リーフスプリングを作る所とタイヤ制作の所と分けて専門職を育てていくんだ、それにより高品質化を目指していく


 1軸あたり45万Gと結構高めだけどそれ以上の価値を認めてくれる、とりあえず貴族とか乗合馬車とかが主な取引先かな、このユニットは補修部品も常備してるからアフタービスは万全だ、安心と信頼のコージィ商会の看板商品になれるかも。

 

 これの原価は車軸1本につき15万Gで出来る、ウチの利益を10万G乗せて卸しは25万Gだ 1セット売れれば販売店は20万Gの儲けだ、更に販売店には取り付け加工費が入ってくる、馬車は通常2軸使うから40万G以上の利益が出る、いい商売が出来そうだね、


  1回サスペンション付きの馬車に乗ったらリジットタイプ(サスなし)の馬車には乗れなくなるんだ、あまりにも乗り心地が違うからね、しかもゴムタイヤがあるからね尚更なんだよね。


 2軸式の馬車なら90万Gかかるけど既存の馬車にサスペンションユニットだけ付けるだけでも十分行けるから、馬車の買い替えをしなくても済むようにしてみた、ちょっと頑張れば買えるかなって所が購買意欲を掻き立てる価格帯にしたんだ、これで街に活気が出て潤ってい来ればいいなと思う。


 旅をしながら、各ギルドに売り込みやってます、俺がメインで、他のみんなは相変わらず料理の販売と酒の販売ね、あとこの頃スイーツの販売も営業成績が伸びてきた、サリーちゃんがアイテムボックスを使えるようになったので、卵と小麦粉を大量に仕入れてるようだ、あと当然バターもね、新鮮なうちに仕入れてアイテムボックスに入れてます、


 一時セキとサリーちゃんで良いバターを探す競争していたみたいだけど、セキの方が風味がよいバターを多く仕入れられたみたいだったな~、サリーちゃんもスイーツ関係をセラと一緒に作っているみたいだ、何気にいいコンビになってるね、


 シローネはいつも俺と一緒だ、精神力鍛錬の訓練をしながら行商してます、それで今俺は行商に使う馬車を作っています、やっぱりサスペンションの良さって奴を広めたいじゃないですか、使わないときはアイテムボックスに仕舞っておいて必要な時に出すってやり方で、え?馬?それは俺が引いて行くんだよ、人の力でも引っ張れる位の車軸としてね、こうやって宣伝しながら移動します、でも人目に付かない所でアイムボックスに仕舞っちゃいますけどね、やはり移動は走った方が早いからね、


 大陸を陸路で南下して今赤道近辺です、更に島伝いに南下やっと南大陸に到着ですよ、ジュン・コーナの残してくれたルチル鉱石の産出場所へと移動、本当に少ないんだよこれ、それでジユン・コーナは合成ルチルって奴の作り方を残してくれていたんだ、


 イルメナイトって鉱石、これを魔法で合成して合成ルチルにすれば精錬してチタニウムにすることが出来る、以前にジュン・コーナの記録通りミスリル合金を製錬するのには魔法で作ると言ったのはこれの事だったとやっと理解できた、


 採掘場所もわかったしある程度インゴットを作ってからテンシンのギルドに戻ろうと言う事になった、そして昨夜シローネは夢をみたそうだ、



  夢を見たんです、その方は#G・D・O__グレートなおっさんデスヨ__#と名乗っていました、

私をしばらく懐かしむように見つめると、


「やっと会えましたね、ミケーネ・コーナの子孫よ、私がミケーネ・コーナを魔法使いに導いた#G・D・O__グレートなおっさんデスヨ__#と言う者だ、」


 GOD様が過去の事を教えてくれました、そして私の進むべき道も示して頂きました、【この世界をより良く変えていく事】その為に何をすればよいのかも、そしてミケーネの生涯の事も尋ねられました、


「そうかミケーネは幸せに生きたのだな、」


 ミケーネの魔導蟲は不慮の事故でリンクが絶たれてしまい、それと共に冒険者をやめてしまったので、以降消息不明になってしまっていたから心配していたそうです、


 「クローネ・コーナとは会ったのだが夢で逢ったことをどうやら覚えていないらしいのだ、これから鍛えていけばいずれ思い出してくれるだろう」


 そう言ってクローネ姉さんの事は教えて頂きました、私はこれからの世界をより良く変えていく為の指針を授かり兄者と共にこの世界を変えていこうと心に誓うのでした。


あと兄者からミケーネの使っていミスリルで出来たフルプレートの鎧とクレイモアを授かりました、


「これはシローネが使ってくれ、俺この鎧サイズが合わなくて使えないから」


私はこの鎧を纏ってみる、纏っているだけで魔力が消費されていく感じがします、更にクレイモアを持つと更に魔力が消費されていくようです、


「シローネ大丈夫か?、これもやはり魔力を消費していくのか?」


「はい、徐々にですが消費しています、」


「1日鎧を装着したままでいけそうか?」そう俺は尋ねると


「とりあえずどの位持つのか試してみます」


「そうか、魔力を使い続けると次第に魔力の総量が増えていくからしばらくはその装備のままで鍛えていこう」


「はい、兄者頑張ります」


シローネはそういって鎧を着たまま過ごすことになった、






 そして俺たちはテンシンのギルドへ転移した




続く


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