プロローグ G・O・D~グレートなおっさんデスヨ~
G・O・D~グレートなおっさんデスヨ~
ここは太古の昔、科学文明の発達していた世界、あと少しで直径15kmクラスの隕石が堕ちてくるんだけどね、一旦は滅びを覚悟したこの惑星の住人 発想の転換で肉体を捨て、精神生命体に進化したんだ、
この惑星は過去にも幾度か生命の殆どが滅び去った記録も残っているんだ、巨大隕石が落下してきてそりゃもう大変なことになったんだよね、殆どの生命体に影響出たんだ。
我ら科学者のおっさんたち、肉体を維持できないのなら「肉体を捨てて精神生命体に移行しちゃえばいいじゃん」って事になった、それからこの世界を再建しようと言う計画である。
それまでの間のこの惑星の管理をするために遺伝子操作その他を行って良き進化を促すための計画が進められていたんだ、生態系ピラミッドの構築とか色んなこと考えたね、環境破壊は重大な課題なので文明もある程度の所で止めなければいけないからね、中世ヨーロッパ位の文明で抑えておくことにしたよ、
ただ、人間種はちょっと貧弱なので科学技術力を駆使してこの貧弱ハンデを克服出来る物を作っておきました。
我ら精神生命体とリンクさせられる生物をね、形はなめくじの全身から細い毛のような赤い神経節を生やした感じで人間の臓器と一体化出来る生物にしてみました、これを寄生させると「魔法」が使えます。
「魔法」 実はこれって精神力に大きく左右される物なんですよ、サイコエネルギ-を現象化したものが魔法と呼ばれてるんですね、その精神力と現象をリンクさせるデバイスを形にしてみました、生物として。
この生物を我々のラボラトリー(研究所)で魔導蟲と言うネーミングを付けて呼んでいましたよ、魔力を導く蟲って事でね、それとちゃんと繁殖できるシステムも構築したから減ることはないと思いますよ 多分、
この魔導蟲の出来る事ってそんなに多くはないんだよね、宿主の元から有る力の手助けをアンプ増幅器の様な作用をして魔法を強化する事と精神生命体になった私たちとの連絡位なんだけどね、宿主に夢を見させて連絡が取れるけど個人差が大きいんだよねこれって、
精神生命体になって寿命ってのが無くなってしまったみたいなので、ちょっと時間持て余してますヨ
なので魔導蟲とリンクしてこの世界を見物していってます、っで私は誰なのかって? もう個人っていう感覚はないし精神生命体の一部分だから名前は無いんだけどね 識別するのに不便だからとりあえずこんな感じで自己紹介しておきましょうか、
元極東ラボラトリーの所長をやってましたG・O・Dと書いてゴッドとでも呼んでください
この物語は先にUPした【転生したら...俺カッパだよ】の本編となります、インサイドストーリーの方が作りやすかったしカッパ好きなので先に向こうの方をUPしちゃいました、こっちは6話くらいまで先にUPして行きますが、それ以降は【転生したら...俺カッパだよ】と物語がリンクした後こちらの本編の魔導蟲をUPして行こうかと思ってます、
(^◇^)養老飼育!