表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

1日目

作者: 桃真



「早く起きないとご飯冷めるよ!」


お母さんの声で飛び起き…はしない。

朝っぱらからそんな元気はない

むしろ遅刻するような時間なわけではない

あくまで朝ごはんが冷めるだけ(笑)

とは言え、物によっては冷めちゃ困る

のそのそと起き上がりリビングへ向かう



「はぁー…またそんなまずそーーーーに食べて

昨日もそんな顔やったやん!」

お母さんはため息混じりに一言


「いやいや美味しいよ、ほんとに、うん…」

いたって普通に食べてるつもりなんですがね

まぁそれもこれも横で食べてる

キラキラ星人のせいではなかろうか…


「…うまいっ!世界一っ!」

お父さんがキラッキラした顔で言う


心の中で、確かに美味しいのは美味しい

ただ朝からカルボナーラはないでしょうよ

っと思ったものの、これはお父さんの好きな食べ物

私のお母さんは毎朝誰かの好きな食べ物を作る

5人家族なので平日の朝はいつも違うものが出てくる


「朝からハッピーになれるでしょ?」

っとお母さんは言う

いやいや、たまにアンハッピーだよ

っと思うものの

たまに、今日は自分の好きなものかな

っとワクワクするときもある。

ただ甘いものが苦手な私には

昨日出てきた弟の好きなおしるこは

なーっかなかしんどかった!

でも残しはしない。それはなんか…ね?

お母さんに悪い気がする

(急に良い子な私(笑))

なんだかんだいってうちの家族は

みんなお母さんがすきである。


「ごちそうさまでした」

なんだかんだ言いつつ皆完食。

満足そうなお母さんを見てからが

私の1日の始まり。



これが私の、にちじょう。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ