表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

上下関係

会社に社長や部長、課長、係長といった職階があるように、法令にも上下関係というものが決められています。


一番偉い、つまり一番上にあるものが憲法です。

日本にあるすべての法令は、憲法に反しない限り有効だということですね。

その下にあるのが法律です。

憲法によって、国会で制定されている法規範が法律になります。

この法律はある一つの地域に対してのみ適用されるような地方特別法については、その地域の住民投票が必要になります。


憲法、法律とくれば、次は命令です。

命令は憲法や法律に反しない範囲で、さらにこれらの委任を受けて制定されます。

また、必要に応じて制定されることもあります。

ただし、必ず何かしらの法律を基にして命令を制定することになっています。

これら命令の中にも、一応の上下関係というものがあります。

命令の一番上に位置しているのは政令です。

内閣が制定するのが政令で、最高裁判所が定める規則、衆議院や参議院が定める議院規則も同等の位置にあるとされることがあります。

この政令の下に各省庁による命令があります。

これらは省令や庁令などの言い方になります。

また委員会規則、地方自治体による規則などもあります。


つまり、以下のような上下関係になります。


憲法>法律>政令≧最高裁判所規則・議院規則>省庁令・委員会規則


これらとは別に地方自治体の規則、つまりは条例があります。

ただし、条例も憲法や法律に反しないことが前提にあります。

また政令などにも関係がすることがあり、条例はかなり下の位置にあるといえるでしょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ