まとめ
では最後になりますが、まとめとします。
実際のところ、やってみないとあーだこーだと言っても分からないとは思います。
しかし、できるだけのことは伝えられたかなとは思っています。
さて、私が今回書く際に参考としたサイトなどを紹介してしめたいと思います。
一番よく使うのは、当然と言えば当然ですが、『e-Gov法令検索』ですね。
ここは現在施行されて有効であるほとんどのものが揃っています。
大体法令を調べたいときには、ここを見に行きます。
各条文についてはここで十分だと思います。
皆さんもよく使っているであろう『Wikiedia』。
ここはちょっとした単語や条文の解釈などについての参考に行くことが多いです。
ただし、注意が必要なのは、Wikipediaに書かれていることが精確かと言われたら少しばかり疑問符が付くということです。
ここについては、少し参考にとどめておく、といった使い方で十分だと思います。
架空法令を書くのであれば、その程度でも十分かと思います。
本格的に架空法令を書きたい場合には、判例も必要になってくることがあります。
その場合には、『判例六法(有斐閣)』がお勧めです。
全部の条文とはいいませんが、それでもかなり判例が付記されており、十分に使えます。
架空法令の参考書ともなるでしょう。
参考書として手に取るといいのが、『新法令解釈・作成の常識(日本評論社)』です。
私も架空法令を作るにあたり、かなり参考にさせていただいています。
正直に言えば、これを見るよりか何段も上のものなので、これを1冊買って読みつつ書いた方がより良いのができるかもしれません。
さて、長々といろいろと紹介しましたが、最後の最後となりました。
一番大切なものを一つ、お教えしましょう。
それは、書こうというやる気です。
架空法令はその性質上、難しい法令文書を読み解いていく必要があります。
しかしそれは書くと決めたからには逃れることができない道です。
この一連の作品が、皆さんが造ろうとしている架空法令の一助になりましたら幸いです。