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大便女と小便女

作者: お漏らしマニア

処女作です。マジで文才がないので、過度なクオリティは期待しない方がいいです。

授業中に限界に達した2人の美少女



1


「はあっ…はあっ…」

とある中学校の昼下がりでの授業中。乙女の世紀の大ピンチに陥ってしまったのは、沙原優子(さはらゆうこ)だ。


優子は、うかつにも給食のカレーライスを食べ過ぎてしまった。昼休みには友人と談笑していたが、その時には便意を感じなかった。それを感じたのは、5時間目の授業が始まった直後のことだ。


「ううっ…お腹…痛い…!」

さらに優子は、最近なかなか便が出ない便秘に悩んでいた。その分とカレーライスが合わさり、優子の肛門に強烈な負荷をかける。


(はぁ…どうして私、昼休みにトイレ行っておかなかったんだろう…)

後悔しても…もう遅い…



2


「うっ…くふぅ…ん…」

また、沙原の他に、トイレを我慢している女子がもう一人いた。名前を、神楽有希(かぐらゆき)という。


優子と同じ、有希もトイレを我慢していた。しかし、彼女が我慢しているのは、大便ではなく、小便であった。


有希は、4時間目の体育の後、お茶を思う存分がぶ飲みしてしまった。給食にも牛乳を飲んでいたこともあり、昼休みの途中にはほんのりと尿意を感じていた。トイレに立とうとしたが、不都合が重なり、トイレに行きそびれてしまった。こうして授業に臨んでしまったが故、かなりの尿意が膀胱に集まっている。


(んくっ…私のバカっ…)

必死に自分を責める有希だが、後悔するにはもう遅かった。



3


授業開始15分後。

優子の肛門、有希の膀胱には、溢れんばかりのうんこ、おしっこが詰まっている。だが、ここは便器ではない。思いのままにブシャーッといくことはできないのだ。


(はぁ…うんこしたい…)

(はぁ…おしっこしたい…)

出すものは違えど、溜まったものを放出したい願いはどちらも同じ。2人はほぼ同じような苦痛の表情を浮かべていた。



4


ちなみに、優子と有希は、2人ともかなりの容姿を持ち合わせていた。そのため、2人は男子から人気が高かった。


…だが、いくら美人でも、うんこやおしっこを出すのはやむを得ない。生理現象である。肛門や膀胱から汚物を捻り出すのだ。生き物として至極当たり前のことである。ただし、トイレというパーソナルスペースでするのは、だ。トイレではない場所でそれを放出するなど、絶対にあってはならない。



5


また、実際にうんこ、おしっこを我慢したことがある人ならわかると思うが、こういう生理的欲求を我慢したまま同時に物事を行うことは基本的にできない。つまり、沙原、神楽は授業をまともに受けられていない状態なのだ。


「…で、ここは~であるからして…」

教師が何か言っているのは聞こえているが、その内容は2人は全く聞き取れていない。後何分で授業が終わるのか、漏らさずにトイレに行けるのか。そのことしか考えていない。



6


そんなこんなで、授業開始から30分がたった。授業終了まで、後20分。だが…


「はぁっ…はぁっ…はあっ…」

激しい吐息を出しているのは、優子だ。


何しろ彼女は、最近の便秘に悩まされていたこともあり、もう5日間排便していないのだ。それが一気に彼女の大腸を直撃したのだから、もうたまらない。このままだと、便器ではない、教室で、みんなの見ている前で…漏らしてしまわないとも限らない。それは、彼女自身がよくわかっている。


(はぁ…もしかして…私、うんこ、漏らしちゃうの…?)


それだけは絶対にあってはならない。もしそれが起こってしまったら…おそらく、彼女は好奇の目に晒される。それだけではない。軽蔑、好意、驚嘆…様々な感情が教室内に駆け巡るだろう。そうなってしまうと、もうこれまでの生活には戻れない。優子は、よりいっそう肛門を締めた。その時。


ミチッ


(!?)

何かがこじ開けられる音がした。今の音は…?


(ち…ちょっと出ちゃった…!)

そう。優子の肛門が、迫りくるうんこに、ほんの一瞬だが、突入を許したのだ。優子の必死のフォローにより、本決壊は免れたが。


(で…出ちゃう…!)

涙目になりながら優子はお腹をさすりながら我慢する。



7


「ふぅ…はぁ…」

一方の有希。こちらもおしっこ我慢がかなりきつくなってきた。


便意と比べた尿意の大きな違いは、波が引くということをしないことである。便意の場合、最大の波を我慢すれば次第に引いてくることが少なくない。だが、尿意は別だ。じわじわ尿が膀胱に集まり、辛い苦痛を強いられる。今にもプシャーッといきたい気持ちをぐっと抑える。


(もう…抜け出して…)

教室から抜け出したい気持ちでいっぱいだったが、乙女の羞恥心がそれを邪魔する。


(ダメ…ダメ…男子に見られちゃう…)

下手したらもっと恥をかく事態になるかもしれなかったが、有希は授業終了まで堪え忍ぶという道を選んだ。


その時だった。


ジョッ


(!?)


ついに…チビってしまった。

はっきりと水色のショーツが濡れていくのを感じる。


そう…それは、お漏らしの前兆だ。間違いなく限界は近くなっている。このままだと、間違いなく…クラスメイトの前で…恥ずかしい液体をぶちまけてしまう。


(お漏らししちゃう…!?この年にもなって…?)

背中にサーっと悪寒が走った。


(絶対耐えるのっ…!)

有希は、よりいっそう尿道を引き締めた。



8


授業開始から45分。いよいよ、授業終了まであと5分と迫った。


(はぁ…あと5分…)

(絶対耐えるっ…)

しかし、神様のいたずらか、こういう切羽詰まった状況のとき、なかなか時間は思い通りに進んでくれないものだ。


ミチッ…メキッ…

ジ、ジョジョッ


2人とも本決壊は近い。予断は許されない。優子は大腸からのくぐもった音、有希は度重なるおチビり。それでも、なんとしても、後5分。耐えきるのだ。


(~~~っ!)

(~~~っ!)


後4分…3分…2分…1分…そして…



9


キーンコーンカーンコーン

(やった…)

(やっと…)


チャイムが鳴った。これで後は、先生に礼をして、トイレに行くだけだ。ようやく…トイレに行ける時が…!


「きりーつ」

学級委員長が声をあげる。優子と有希が立ち上がった、突然の出来事だった。


「「あ…あ…」」

ブ‥ブチブチ…ムリュリュムリムリ…ブリュ!

ショワワワワァァァァ~~~シャ~~~~


起こってはならないことが、起こってしまった。トイレではない場所で。教室という場所で。みんなの前で。溜まりに溜まったうんこ、おしっこを大放出してしまった。そう。彼女らが体内で荒れ狂ううんこ、おしっこを我慢できていたのは、椅子の応援あってのことだったのだ。


うんこ、おしっこもそうだが、何より注目すべきは、彼女らの表情だ。漏らしたことへの羞恥心、絶望感、解放感、特大の快感により、なんとも言えない顔になってしまっている。締まりのない、だらしない顔とでも言うべきだろうか。こんな間の抜けた顔が過去にあったのだろうか。


「おい…誰か…タオルと雑巾…」

言わずもがな、うんことおしっこが同時に出されたので、教室内はすごくカオスな状況だ。


「すげぇ…」

「こんなに我慢してたのかよ…」

男子生徒らが、なんとも言えない眼差しでそれを見ている。


数分間たって、優子と有希は、女子生徒らと保健室に連れられていった。2人とも我に返って、自分達がやったことの重大さ、恥ずかしさに気付く。

 

「うぅ…う…」

「えっぐ…」

情けなさと恥ずかしさのあまり、2人とも泣いていた。




10


その後、友人の励ましや慰めもあり、優子、有希どちらとも学校へ通い続けることができた。だが、学校中に「大便女と小便女」として、2人まとめて知れ渡ったことは言うまでもない。

こんな光景に一度は出くわしてみたいなあ。現在もこのような小説を執筆していますので、気になる方は待っていてください。

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