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マッドサイエンティスト邸宅の落とし穴 外伝 1

作者: らんすろー

僕の名前は 三間孝行

富士樹海工業高校出の 19歳だ。

警察学校では 爆発物処理などを学んだ。

配属先にいたのが 杉野彰(あきら)先輩だ。

先輩は気前よく昼飯を奢ってくれたり、飲みに連れて行ってくれたり、

何処が気に入ったのか 特に僕には 目をかけてくれます。

今から 3か月前 爆弾事件があり 出動しました。

先輩が見つけて 僕が処理して 解決したかと思って帰った後

違う爆弾が爆発して 小さな女の子が犠牲になりました。

先輩は責任を感じて 女の子の家へ 頭を下げに行きました。

行った先で物凄く罵倒され

「お前なんか辞めちまえ」

の言葉に職場を去って往きました。

そして3日前、先輩に呼び出されて ここに居ます。

先輩は

「あの時の テロ組織の科学者の研究所を やっと見つけたぞ、絶対壊滅させてやる。」

と意気込んでいます。

全部で10人、隊長が有刺鉄線に 石を投げるとバチと音がして火花がちりました。

ここからは 相手の迎撃態勢が整うまでの 時間との戦いです。

僕は頭から金メッキの"通電パーカー"を被り

ゴム手袋に ワイヤーカッターを持って

高電圧有刺鉄線を切ります。

道を作ると 真っ先に先輩が飛び出し 間髪いれずに全員突っ込みます。

すると 突然先輩が 消えました。

前を行く仲間も どんどん消えていきます。

落とし穴だ!

気づいた時には もう止まりません。

僕も落ちてしまいました。

扉があったので中に入ると

上から円柱状の透明な装置が降りてきて

下から液体が溢れてきました。

そして 液体に溺れて意識を失いました。


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