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第7話 手紙と旅立ちの決意

その夜、ベッドの上でアリスはずっと考えていた。


魔道師になりたいのは本当だ。


でも火の粉一つ出せない自分が魔道師に弟子入りなんて・・・実は騙されてるのかも・・・いや、あの魔法の腕は本物だ。それに本気で魔道師を目指すなら独学で魔法を学ぶよりは魔道師の下について教わるほうが何倍も近道だというのも分かってる。


アリス(でもいきなり町を出て旅なんて・・・)


アリスはそこで迷っていた。


この町にはティオやリスターがいる、髪の色が原因で仲間外れされていた自分に初めて出来た友達だ。


アリス(それにこの家だって・・・)


アリス(おじいちゃん・・・私どうすればいいかな・・・?)


アリスは物心付く頃にはこの小屋で一人の老人と生活していた。


町では変わり者といわれていたがとても優しくて大事な家族だった。


そんなおじいさんが亡くなったのは1年前、享年73歳だった。


おじいさんが亡くなった時は悲しかったがいつまでも悲しんではいられない、そしてアリスはおじいさんが飼っていたグロウウルフ、グゥと一緒に魔物を狩り、その素材を売ったりして生活していた。


魔道師になりたいと思ったのはそのおじいさんの影響で、昔は魔道師として世界中を回ったと言う武勇伝を子供の頃から聞いて育ったからだ(どこまで本当かどうかわからないが)


アリス「そういえば・・・」


アリスはおじいさんが亡くなる前に言った言葉を思い出した。


それは、『もし、わしになにかあったらわしの部屋のベッドの下を調べなさい』


というものだった。


当時はおじいさんが死んだことが悲しくてすっかり忘れていた。


アリスは昔、おじいさんが暮らしていた部屋にあるベッドの下を調べた。


すると、手に何か袋のようなものが当たったためそれを引っ張り出す。


アリス「なんだろう・・・これ・・・」


蝋燭を近くに置いてその袋の中を確認する、すると


アリス「き・・・金貨・・・?」


その中には合計25枚もの金貨が一通の手紙と一緒に入っていた。


アリスは早速袋から手紙を取り出し読み始めた。


手紙にはこう書かれていた。


おじいさん『アリスへ、お前がこの手紙を読む頃にはわしはもうこの世にいないだろう、袋の中にある金貨はみたか?あの金貨は全てお前のためのものだ。わしはお前に世界を見て回って欲しい、世界はいいぞ!危険もあるがなにより楽しい!実際に見て回ったわしが言うのだから間違いは無い!もし、お前にその気があるのなら旅に出ていろんな所を回り見聞を広めてほしい、無論お前の意思が一番大切だ、ここが気に入っているならその金貨を使ってほしいものでも買うといい、でももし旅に出るなら、その金を旅の資金にしなさい、そして夢があるならその夢も全力で追うといい、グゥも一緒につれていけばわしはかなり安心できるから是非連れていきなさい、さよならアリス、愛しているよ・・・追申、教会のアランに金を借りたままだった。返すタイミングを逃したため、すまないが金貨5枚あいつに返しておいてくれ、おじいちゃんより』


アリス「おじいちゃん・・・お金は生きてる内に返そうよ・・・」


とそんな泣いていいのか呆れていいのかわからないおじいさんからの手紙に突っ込みを入れつつアリスは一つの決心をした。


翌日


旅支度を整えたアリスは家の裏にあるおじいさんの墓の前に立った。


町の人からは変わり者だと思われていたようだが亡くなった時は意外と多くの人が集まって、墓を作ってくれた。案外、嫌われていた訳ではなさそうだ。


そんなおじいさんの墓にアリスは話しかける、横にはグゥも一緒だ。

アリス「おじいちゃん、手紙読んだよ、私、おじいちゃんが言ったみたいに旅に出ることにする、魔道師の人に弟子入りすることになったの、どこまでやれるか分からないけどおじいちゃんがしたみたいに世界を回る、それでいつか立派な魔道師になる、それまで帰って来れないかもしれないけど見守っていてね?」


グゥ「クゥ~ン」


おじいさんへの挨拶を終えたアリスはしっかりと小屋に鍵をかけ、お金を持っておじいさんとの思い出の

小屋を後にした。


アリス「これからよろしくね?グゥ」


グゥ「ウォン!」


そして一人と一匹はシステアの待つ宿に向かう。


かなり無理やりだったし、いきなりすぎると反省しているのですがとにかく早く旅に出たい!なんて思ったためこのようになりました。

なんだかんだでやっと旅立ちです。

1日1話更新出来たらいいなと思って書いてます。

読んでくれてる画面の向こうの皆さん。

ありがとうございます!これからもがんばっていきます!

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