表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/26

第5話 レッグベアとの戦闘

アリスとグゥは森までの道を早足で歩いていた。


早く家に帰って昼食を食べるためだ。


結局3人で話しながら歩いていたり教会で適性検査をしていたためいつもより大分遅くなってしまった。


いつもは町で食事をして帰るのだが今日はグゥがいるためそう言う訳にはいかなかった


町には基本魔物は入れないのだ。


グゥは決して人は襲わないがそれでも怖がる人はいる、グゥもそれを理解しているため門の前で大人しく待っていた。


ちなみにアリスの家までの距離は徒歩で40分、急げば30分という距離にある森の中である


アリスとグゥは森の入り口に立った時点で何かの気配を感じていた


アリス「グゥちゃん、何かいるよね?」


グゥ「ウオー」


アリス「辺りに注意して慎重に進もう?」


グゥ「ウォン!」


そう言ってアリスとグゥは森の奥へと進んでいった


グゥがいればこの辺りにいる大抵の魔物は追い払えた。


今までもそうだったため今日も大丈夫だと、そう思っていた。


それから少し遅れてシステアが森の入り口の所まで辿り着いた。


システアは辺りを見渡すがやはり誰もいなかった


システア「やはりもう森に入ったか、だが近いな・・・何とか追いつくか?」


そう独り言を呟いて森の中へ続く道へと足を踏み入れた。


道はある程度整備されており、馬車1台程度なら多少余裕を持って走れるほどの道幅があった。


森の中、アリスとグゥは家までの道の中頃で止まっていた。


1人と1匹の前には巨大な体を持ったレッグベアが道を塞ぐように後ろ足2本で立ち上がりこちらを威嚇していた。


距離はアリスが多少大股で10歩前後の距離、グゥが何かの気配を感じ止ったと同時に脇の林から道に飛び出してきたのだ。


そのまま道の真ん中で立ち上がり威嚇され動けない状態になってしまった。


レッグベア「グォォォォ!」


アリス「なんでこんな所にレッグベアが・・・」


グゥ「グルルルル!」


グゥも牙を剥き出しにして相手を威嚇するが相手はまったく意に介していない。


レッグベアの大きさはアリスの2倍近くあり、そんなのが立ち上がってこっちを威嚇するだけで足が竦むほどの恐怖だ。


とにかく、アリスはもと来た方向へゆっくりと後退る、だが・・・


アリス(来る!)


そう思ったと同時にレッグベアは前足を地面に下ろし四つん這いになったと同時に後ろ足で地面を蹴り上げ迫ってくる、巨体ながらその強靭な脚力からの突進で大股10歩ほどの距離など一瞬で詰めてくる、アリスは咄嗟に左に飛んで避ける、そして獲物を逃してレッグベアが1度方向転換するのと同時にグゥが飛びつく


グゥ「ヴゥゥゥ!!」


レッグベアの耳に噛み付くグゥ、それを振り払おうと暴れるレッグベア、それを見たアリスは咄嗟に腰に刺さっているナイフを抜いた。


しかしナイフの刃渡りは果物ナイフほどしかない短めのものだった。


アリス(これで突っ込むのはいくらなんでも危険すぎる、でもこのままじゃグゥが!)


アリスが考えている間にレッグベアの強力な腕の一撃で耳に噛み付いていたグゥが地面に叩きつけられた。


アリス「グゥ!?」


手の甲で払われる形になったグゥはよほど強く叩きつけられたのだろう、ぐったりとして起き上がらない、レッグベアはグゥの方を向き立ち上がりその爪で体を切り裂こうとした。


グゥはレッグベアの後方に叩きつけられたためその方向に向いたレッグベアはアリスに後ろを向けていた。


アリスはナイフを構えてレッグベアに向かって走り出した。


アリス「グゥから離れなさいよ!この化物めぇぇぇぇぇ!!」


そしてアリスのナイフはレッグベアの背中に突き刺さる


レッグベア「グオオオオオオ!!」


だが振り向いたレッグベアの腕に一撃で吹き飛ばされる、アリスはそのままグゥと同じように地面に叩きつけられた


アリス「痛い・・・う・・・」


強く叩きつけられたためすぐには起き上がれそうにない


レッグベアはアリスの前までやってきて今度こそその爪でアリスの体を引き裂こうと腕を上げる


アリス(この馬鹿力め・・・どうしよう・・・絶対死んだ・・・)


そう思った瞬間自分達が来た方の道から声が聞こえてきた。


それは呪文のようだった。


システア「水は刃となり我が敵を切り裂け、アクアカッター!」


そう聞こえたと同時に振り上げていたレッグベアの腕が肩の辺りからすっぱりと切り落とされた。


レッグベアが叫び声を上げる前にさらにもう一撃加えられレッグベアの首が空中に舞った。


それと同時にその巨体が横にぐらりと揺れそのまま地に伏した。


ゆっくりと声が聞こえた方向を見ると青い色の髪を短く切った20代前半の女性が走ってきた。


そして、女性がアリスを抱きかかえ、早口で捲し立てた


システア「おい!怪我は無いか!?私の声は聞こえるか!?」


アリス「あ・・・私は大丈夫です。それよりグゥを・・・」


それだけ言うとアリスは気を失った。



今日初感想頂きました!とても嬉しかったです!

これを励みにこれからもがんばろうと思います!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ