第25話 又もトラブル硬い虫
更新が遅くなってごめんなさい、GW中にもう1,2話はアップしたいと思っていますので、これからもどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
しばらくして、ミナとリックの所に遅れてアリスとシステアが合流した。
システア「二人とも、無事か?」
アリス「多い・・・」
グゥ「クゥ~ン・・・」
敵の多さに少し怯んでいるアリスにミナは笑いながら話しかける
ミナ「これでも減った方だよ!少し前まではこれの倍はいたんだから!」
リック「少なくとも声がある程度聞き取れるくらいには減らしたからね」
その話を聞いてシステアが二人に向かって話しかける
システア「遅くなった分、私たちもしっかり働くさ」
アリス「はい!」
グゥ「ウォン!」
そんな会話をしていたところに早速魔物が襲い掛かってくる、システアはそれを難なく避けると素早く呪文を唱えた。
システア「水は敵対者を切り裂く刃となる!行け!!」
システアが呪文を唱えると同時にその手から薄い水の刃が魔物に向かって放たれる、刃は最初の標的を縦に真っ二つにしても消えず。さらにその後ろを飛んでいた二匹をまとめて切り裂いた。
ミナ「お上手!」
システア「感心してる暇があるならその悪趣味な鞭をしっかり振れ」
ミナ「悪趣味って、ひどい!」
リック「いいからさっさと終わらせましょうよ・・・」
アリス「苦労するね」
グゥ「フゥ~」
など色々あったもののとりあえずその辺りにいた魔物は全て殲滅し、森には静けさが戻った。
ミナ「なんとか終わったね」
アリス「リック君が用意した薬も使わないですんだし、良かったですね」
しかし、ミナとアリスとは反対にシステアとリックの顔色は優れない、そして、システアはぽつりと呟く。
システア「おかしい」
リック「確かに変です」
その二人の言葉にアリスとミナが問いかける
アリス「おかしいって」
ミナ「何が?」
その問いにリックが答える
リック「うん、あの魔物、アーベルなんだけど基本は巣からあまり離れて行動することはないんだ。離れて行動する時は普通餌を探す時だけで、それも大抵2匹か3匹で行動するんだ。」
システア「それがあれほどの大群で行動していた。しかも回りに巣などは見当たらない、そうだな?」
システアが静かにリックに問いかける
リック「そうです」
システア「私も出現地点付近に巣でもあるのかとも思ったがそれらしいものは無かったし、おまけに目撃地点からこれだけ離れた所にこれほどの大群がいたという時点でおかしいと思っていたんだが、もしかしたら・・・」
リック「まさか・・・この地方には【アレ】はいないはずです」
アリス「あれって、なんですか?」
ミナ「あれって、あの虫?」
アリス「あの~、その虫ってなんなんですか?」
その言葉と同時に、4人の足元の地面が揺れ始めた。その揺れは少しずつ激しさを増しついに4人はまともに立っていられなくなり地面に手をつく
システア「きたか!」
リック「ほんとにあの虫なのか!?クソ!冒険者ギルドに急いで知らせないと!」
ミナ「魔道師ギルドにもね!」
アリス「なに!?なに!?」
グゥ「グルルルルル!!」
そして、さっきまでの揺れが嘘のように唐突に揺れが収まり、辺りはまた静かになった
アリス「収まった・・・?」
システア「違う!全員飛べ!!」
その言葉とほぼ同時に、アリス達の立っていた地面から巨大な何かが姿を現す、アリスたちは転がるようにバラバラに前へと飛んだ。
?「キィアァァァァァァ」
それは体中が岩に覆われている、巨大なムカデのような姿をしている魔物だった。大きさ30mはあるだろうか、直径も恐らく数mはある、そして気味の悪い鳴き声を上げてアリスたちを見下ろしている。
アリス「あれなんですか!?」
ミナ「あれね・・・」
システア「あれは魔道師、冒険者ギルドの両方が危険指定している魔物」
リック「大鉱虫、ミネルアーリアです・・・!」
教えて!システア先生~!!
システア「皆久しぶりだ。ここでは作中で分かりづらいかもしれないところを真面目に、簡潔に説明するコーナーだ。では早速いこうか。今回作中で出てきた危険指定の魔物だが、この魔物が出た場合は速やかにギルドに報告し、冒険者、魔道師ギルド双方で速やかに対策を練ることが決められている魔物のことを言う、当然討伐ランクもC程度で収まる相手ではないということだ。本当に予想外のトラブルが多いな、ん?それだけかって?あまりだらだら書いても仕方が無いしな、それではさらばだ、また見てくれ」