魔法学校:二回戦
明けましておめでとうございます。
新年一発目の話はシリアスです。
それでも良ければお楽しみ下さい。
前回のあらすじ
サキュバスさんは足軽に捕まりました。
~ヒート~
「さてやるか…」
俺はバトル会場の上にいる…えっ?サキュバスさんはどうしたって…生きてるよ。
あの後とりあえず生き埋めにしようとしたらリリィ殴られて説教されて泣かれた…しょうがないからとりあえず洗脳した…結局こいつ鬼畜か!!って思った人…そのとうり俺は鬼畜だ。まぁ一番俺たちに安全な方法だ。
洗脳したサキュバスさんにはこんな情報を与えている。
俺は魔法か使えないってね。
この情報は今の俺からしたら嘘ではない。
サキュバスさんはその言葉を言った後に深い眠りについた。魔法では絶対に目覚めない…眠る期間はこの大会が終わるまでだ。
眠りにつかせたのは生徒会に出来るだけ情報の手に入れる困難…だが手に入れることは出来ると思わす為だ。
流石に完全にわからないと思われると面倒だ。
例えばリリィや国枝さんに手をかけるとかしでかすかも知れんしな。
これが昨日の出来事そして今日は生徒会の手回しだろう。第二回戦の戦うメンバーが変わった。
俺の相手は…
「そして初戦を勝ち抜いた軽選手の相手はその全て幻術…あなたには私は見えない…魅惑の幻術使い桃子選手だー!!」
物理ではなく幻術に当てて来たか…まぁ問題ないけどな。
「それでは二人共よろしいでしょうか?」
初戦では居なかった審判が俺と相手に聞く…多分だがこの審判も生徒会だろう。覗いた時居た気がする。
「……私は良い」
相手は無反応な感じで答える。
「大丈夫だ」
俺も答える。
「わかりました…それでは試合初め!!」
俺は合図と共に相手選手に離れる。
相手選手は火の玉ぞくに言うファイアーボールと言うやつだ。
俺は放たれたファイアーボールの方に『避ける』すると後ろ手三方向から来た火の玉がぶつかり合う。
相手選手は無反応だが予想どうりといった顔をしている。
そのまま俺は接近して殴るが…。
「出たー!!桃子選手の幻覚魔法私の世界!!」
俺の拳は空を突く。
さてどこに居るかな…なんて考えてながらも相手選手の攻撃は続く…まぁ避けてるだけどな。
あまり無いが長期戦になったら俺の方が有利だ何故なら相手は幻術ではなく幻覚『魔法』を使っているからだ。
何故なら魔法を使うには魔力が必要だそして幻覚魔法は必要以上に魔力を喰う。それだけではなく相手選手は攻撃魔法も使っている。導かれる答えは一つ。
「桃子選手が現れました!!これはピンチだ!!」
幻覚魔法を使えなくなるだけではなく攻撃魔法も打てなくなるだろう。
「まだやるかい?」
一様確認する。
「……勿論」
相手選手は自分専用の武器を出す。
「……あなたも武器を出しなさい」
何か空耳が聞こえたが別に良いだろう。
俺と相手の距離は大体一メートル位かな…俺は刀をもった風に居合いの構えを取る。勿論俺は刀は召喚してない。これからすることは素手ですることだ。
相手が動いたどうやら先に動いた方が良いと思っただろう。俺も動く。今考えついた技名を言いながら。
「居合い抜刀術無手の型腹開き」
詳しく俺の技を書くと残酷な表現が有りますと書かないといけないから結果だけ言おう。
俺の勝ちだ。
今回使った技は本当に試合中に考えた技です。
どんな技かは気が向けばまとめて書くつもりです。
今年もヒート&クールをよろしくお願いします。
それでは次回で会いましょう。