魔法学校:初戦は…
今回は一様戦闘シーンを入れましたが薄いです。
後中二病要素があります。
それでも良ければお楽しみ下さい。
前回のあらすじ
特に無し(見なくていいもの)
<バトル会場>
~ヒート~
俺は会場の上で盗賊を待っている。
まぁ、俺が先についたので司会は俺の説明をしているけどどうでも良いので俺は無視をしている。
「続いてはあの難関レースを勝ち抜いた、哲選手の入場です!!」
と司会が言うと歓声とともに盗賊が会場に上がってきた。
哲って名前か~なんて考えたり…何か控え室で確実に勝ちにいくと決めたけどヤル気が無い。正直萎えた…
何故かと言うと開始時間から一時間待たされたからだ。
そんな事を考えているとついに試合開始の合図が鳴った…と同時に攻撃してくる盗賊…だけど俺はそこには居ない。
周りが「消えた!!」とか言ってるが俺は盗賊の後ろにいるだけだ。
まぁ周りの人には見えないだろうけど俺は盗賊の後ろにいる。
そして盗賊には俺の幻影を見せている。
本体の俺は試合開始から盗賊の後ろに居た、周りは盗賊の正面にいると思っていただろうがそれは周りにも見せていた幻影…。
盗賊が攻撃してきたと同時に周りに見せていた幻影は消し消えたと思わせた、正直疲れるから消した訳だ。
「これはどう言うことでしょう!!足川選手が居ません!!彼はいったい何処に潜んでいるのでしょうか!!」
司会はそんな事を言う。周りは「透明化の魔法か…」とか「でも魔法使った様子は無いし…何処に…?」とか言ってるが俺は気にしない。
「どこ見てる?」
俺は盗賊にしか聞こえない声をはく。続けて…
「俺はここだ…」
幻影で耳元に呟く。
盗賊は後ろを振り向くが誰も居ない。
「こっちだって…」
少し離れた所に幻影を出し話しかける。
「早く来いよ、スピードスター」
俺は幻影を使い挑発する(ちなみにスピードスター等は各予選の勝者につけられる称号みたいな物だ…ちなみに俺はバーサーカーと言う称号だ…どうでも良いけど…)
「くそ…!!」
盗賊はすぐに幻影の側に接近するが攻撃しようとしたところで消える。
「少しは頭使ったら…」
また離れた場所で挑発する幻影はとても余裕そうに写っているだろう。
「くそ…が…」
盗賊は悔しそうに呟くと今まで持っていた普通のサバイバルナイフを捨て右手につけた腕輪を掲げ呪文を唱える。どうやら武器を実現するようだ。
「【出でよ我が牙よ】」
盗賊の固有武器は緑色のナイフのようだ、見た目は風を流れを意識した感じがする。さてどうするかな?
「見えないだった全範囲を攻撃するまでだ!!」
そう言うと盗賊はナイフを外側に持ち周りに振り回した…そうすると風が刃となり周りに攻撃し始めた。まぁ当たら無いけど…
満足したのか止まり周りを確認する盗賊…そこ目線には幻影で作った傷だらけの俺がいる。
舌打ちした盗賊は確実に倒すためか幻影に接近してきた…ちょうどサバイバルナイフの落ちた近くだ。
俺はサバイバルナイフを拾い上げ幻影に止めを刺そうとする盗賊の後ろに立つ。周りはサバイバルナイフを俺が拾い上げたのも気付かないだろう…何故なら傷だらけの幻影を周りにも見せているからだ。
そして盗賊は幻影に止めを刺した。と同時に…。
「馬鹿が…」
後ろから俺はサバイバルナイフを盗賊の頭に突き刺す。
盗賊の分身はそれと同時に消える。
これで試合は終了…
「初戦はつまらないな…」
俺は控え室につながる廊下でポツリと呟いた。
今回はつまらない回になってしまいすみません。
誰か…誰か…私に文才を…
次回の話は未定です。
それでも良ければ次回で会いましょう。