番外編:ある日の日常
今回はあるタグを意識して書きました。
いつもより駄文ですがお楽しみ下さい。
番外編①
~ヒート~
ジリジリ!!
時計の針の音が俺の寝室に鳴り響く。
「朝か…」
俺は時計を確認する、今日は日曜の8時のようだ。
普段の俺ならもう一眠りするのだが最近は違う。
「今日はサンドイッチとミルクで良いか…」
俺は今日の朝飯を適当に決めてキッチンにむかう。
俺は顔を洗い寝癖も直し料理を作る。
今日の飯はハムとレタスやトマトと卵焼き(薄く焼いた卵焼きと呼べるのか怪しいやつ)を食パンにのせケチャプとマヨネーズをかけて上にまた食パンをのせた簡単サンドイッチだ。
俺は二人分のサンドイッチを作り終えある人物を起こしに客間の部屋に向かう。
「起きろ!!リリィ!!飯だ!!」
俺は扉を開けると同時に大声を出して部屋に入る。
そこには一人の女性が眠っていた。その女性は大声には反応したがまだ眠っている。
俺は女性の側に近づくと静かに…………。
ボディプレスをかましてやった。
「グフゥ!!」
どうやら起きたようだ。
「な…何を笑っておるのじゃ!!毎度毎度その起こしにかたは止めろと言ってるじゃろ!!」
「だって~起きないだもん」
俺はたって何か言ってるリリィにしゃがみ上目使いで見ながら言う。さぁツッコメ!!
「男が上目使いするじゃないー!!」
予想どうりありがとう!!
「そんじゃあ飯にするぞ!!」
俺は立ち上がりと同時にアッパーを決める、やったぜクリティカル!!
「ウガぁ!!」
リリィは奇声をあげて気絶した!!
<リリィが目覚め遅めの朝食>
「「………」」
俺達は無言で朝食を食べている。リリィは何か言いたそうだが気付かないふりをする。
「ご馳走さま…食器は流し台に置いといて」
俺はそのまままた眠りにつこうと寝室に向かおうとしたが呼び止められた。
「な…何を怒ってるじゃ…」
何故か涙目に成りながらリリィは質問してきた。
「愚問だねぇ…昨日俺のチョコレート食べたくせに」
「!!!」
俺がそう言うとリリィは汗だくになり始めた。
(ここで読者の皆様も気付いたかも知れませんが…今日の朝足軽が冷蔵庫の中身を確認したら足軽のチョコレートが無くなっていました。ここまでは足軽は寝ぼけて気付いていませんがリリィを起こす時に…)
「口元にチョコレートがついてるのは何故だ?」
(発見したからです・作者)
「これはじゃな!!えっと!!その!!なんじゃ!!ごめんなさい!!」
リリィはそう言うと土下座して謝ってきた。
「頭を上げろ、謝ったことだし許してやるよ?」
「な…何で疑問系なのじゃ…」
それはね…。
「お前が二人分のお菓子を俺が寝てる間に全て食べたからだよ!!」
俺は笑顔で言う。
「………」
「………」
「ごめんなさーい!!」
リリィはそう言うと外に逃げ出す。
「許すかボケェェ!!」
追いかける俺。
この後捕まったリリィは後に語る。
「鬼じゃ…あやつは鬼の生まれ変わりじゃ…」
その事を足軽に聞かれてまたひどい目にあうのは秘密だ!!
次回は冷達のコメディーな回を書きたいと思います。
それでは次回で会いましょう。