魔法学校:追いかけまわさらる
今回はギャグに見せかけシリアスです。
それでも良ければお楽しみ下さい。
前回のあらすじ
冷が襲われかけた。
足軽のおかけで事なきをえたが………
<廊下>
~クール~
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
俺は今現在追われている。
「おい!!そっち行ったぞ!!」
「殺せ!!殺せ!!」
「よくも乙女さんをー!!」
ほとんどの一学年の生徒に…何故俺が追われているかと言うと数分前の教室にさかのぼる。
<数分前の教室>
俺は教室に戻るといきなり。
「「「【我憎むべき物に業火を】」」」
中級魔法を放たれた。
「うお!!」
内心何言ってるだがと思いながら冷静に避ける。
俺は演技をしながらいきなり魔法攻撃してきたやつらに怒鳴る。
「いきなり何するんですか!!」
俺がそう言うと魔法攻撃をしてきた奴等は言う。
「何故かって?自分の胸で考えろ!!」
そう言うとまた同じ魔法を使ってきた、今度はさらに倍の数がきたって。
「何でだよ!!」
俺はギリギリの所で避ける、まだ余裕は有るが三倍ぐらいに増えたらさすがにヤバい。
俺がそう思っていると…。
「くそ!!やはり乙女ちゃんを倒した男だ、一学年の同志を呼べ」
俺はそれを聞くと走り出していた。
<廊下>
と現在にいたる訳です。
回想中に何とか撒けましたけどいつみつかるかわからず俺は使われていない部屋で途方にくれていた。
「どうすれば良いんだ…」
俺は床に座りこの状況をどう打破するか考える。
「全くわからん」
これがテスト問題なら簡単なのに。と頭を抱えながら考える。
こんな人間関係の問題の時はいつも足軽が助けてくれたけど…例えばあの…と…き。
【ピースが現れました】
一人の無力な勇者
以上
「があぁぁぁぁぁ!!!!」
不意にピース現れ体に激痛が走る。
それは記憶だけではなく体に刻まれた傷さえも現れる。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
気付いたら痛みは引き俺はアルカディアの消えてた記憶を振り返っていた。
「何で…忘れてたんだ…」
俺は多分泣いているだろうそれほどに俺は…
「無力だ…」
足音が聞こえるたくさんの音だ。まるであの時のように…。
「彼女ならなんて言ったろう」
きっと…
俺は扉を開け彼女と同じ事を言う。
「群がる敵は倒すのみ!!」
俺はあの時より少なく弱いもの達に牙を向ける。
今はあいつのお荷物ではない事を証明するために。
~ヒート~
俺は今冷の場所に向かっている。
どうやら一学年の生徒にケンカを売られて逃げ惑っていたようだ。
普通なら俺は関わらないようにするんだが何故か普段のあいつなら戦わないはずなのに今は何故か戦っている。
その証拠に俺の歩いている場所には死んではいないが怪我人が何人かいる。
しかも進めば進むほど数はますばかりだ。
「戦闘音が聞こえてきたな…」
どうやら目的地はもうすぐのようだ。
俺は歩くのを止め走り出した、何故あいつが自分から戦っているのかをいち早く確かめるために。
「よ~冷」
俺が着いた時には冷は最後の一人を気絶させた所だった。
「………」
冷は俺に気付くと何故言ったのかわからんが一言。
「ゴメン」
と言った。
今回は久しぶりにピースを出しました、このピースは結構重要なやつなので次回はこれを中心に話を書きたいと思います。
それでは次回で会いましょう。